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ゴッホ展〜3月4日から休館だよ〜

先週の土曜日に兵庫県立美術館で開催されている「ゴッホ展」へ行ってきました。各地で臨時休館や中止が相次ぐ中、兵庫県立美術館は頑張るんだな、と思ってたんですが、今日HPを見たら3月4日から15日まで休館になるそうです。会期は29日までなので、後半混み合うかもしれません。行くのを予定されてる方はお気をつけください。

さてさて、ゴッホ展。素敵でした。展示されていた中ですごく有名な絵といえば「糸杉」と自画像かなと思いますが、それ以外も素敵でした。

ゴッホの画家としての10年の足跡を辿るような展示。絵の良し悪しとかは詳しくないので解りませんが、時代毎の作風の違いがとても面白かったです。

ゴッホだけではなく、ゴーギャンやピサロなど同じ時代に影響を与えあっていた方の絵もたくさん飾られていて面白かったです。

展示を通してずっと「ゴッホさん、絵が本当に好きなんだなぁ~」と感じました。詳しくはないけど、耳を引きちぎったとか、ゴーギャンと不仲になったとか、最後は自殺だったとか、生きてる間はあまり評価されなかったっていうことは知っていたので、なんとなくやっかいな性格してそうだなぁくらいに思っていました。

数多の絵と展示の壁に綴られた弟テオへの手紙から抜粋されたと思われる言葉を読んでいたら、見終わった頃にはすっかり好きになっていました。

他の絵描きへのリスペクトや、絵画を見る目や、新たな手法を手に入れる貪欲な制作を感じて、凄い人はやっぱり手を動かす数が違うことを感じました。

風景画や静物画の楽しみ方がいまいち解ってないんですが、後半に飾られていた鳥の巣の絵はじっと見てしまうなぁと思い好きでした。暗闇でぼんやり光る感じ。

ゴッホさんだけでなく、ピサロさんの絵や、もう一人だれかは忘れたけどすごく好きだと感じる絵があって、どちらも空の光の差し方や、草に落ちる影が美しくて好きだなぁと思いました。ヨーロッパ行ったことないけど、この光や影を知っているとぼんやり思いながら進みました。

15日まで休館だから後半短いですけど、お近くの方は是非。素敵でした。

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