アンティークの素材
2024SS berg yamachi yukari
exhibitionが終わりました。
ご来場頂きました皆様ありがとうございました。
アンティークの家具に囲まれたゆったりとした空間で、じっくりと3ブランドの展示をご覧頂きありがとうございました。
今回のテーマakari
では、赤いベルベットのスカートや
橙色のジャガードのカーテンを
メインに使いバッグをつくりました。
そして、アンティークのがま口を使って
出来たがま口バッグ
数年前にアンティークのお店で出会ったがま口は、濃い茶色にオレンジのお花が彫られています。
今回のテーマに合うのではないかな
と長い年月を経て新しく蘇りました。
こちらのがま口
フランスのアンティークで、
時代は1930年代とお店の方から聞きいていたのですが、
素材については分からないままでした。
今回、お世話になった
アンティークショップマジョレルさんは
本格的なヨーロッパのアンティーク家具や、雑貨を扱っています。
バッグのがま口を見て
ベークライトかアーリープラスチックではないかと教えてくださいました。
初めて聞いたベークライト
どんなものなのか知りたくなり、調べてみてみました。
ベークライトは植物原料以外からつくられた世界最古のプラスチックだそうです。
かつては成形材料として服飾雑貨等の一般消費財としてや、キッチン用具として重宝された素材だったそです。
調べてみると、ベークライトのアンティークなバッグや、ボタンが多く見られました。
時代を超えて出会えたプラスチック
今のものとはまた違う美しさを感じました。
こちらは気に入ってくださった方の元へ旅立ちました。今という時の中でまた持ち主の生活に彩りを与える事が出来たらと願います。
世の中にある様々な素材の背景や歴史を知るとよりものに興味を持ち好きになれるなと感じました。
これからも、ものの歴史を勉強しながら、
良いものづくりを目指します
bergyamachi yukari
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