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【日記】間接化が進んでいく

今日も自宅でオンラインによる授業をずっとしていました。

ほんと,便利な世の中ですね。

オンライン授業は避けたがる先生も周りには多いのですが,やってみると案外対面の授業よりもいろいろできて楽しい部分もあります。

今回は「対面」か「オンライン」かの議論をしたいわけではなく,ほんと,変わってきているなあと実感することが多いということです。


先日,これは対面での授業時のことですが,ふとしたきっかけから生徒さんが,プログラミングも翻訳ツールのようなものでできる,ということを教えてくれました。

おもしろいなあとテンションが上がり,その後数分授業から離れて皆で盛り上がったことがありました。(その後調べてみようと思ったのですが,時間だけが過ぎてしまっています)


英語にしても,リーディング,ライティング,スピーキング,リスニングの4技能において,翻訳ツールのレベルが飛躍的に上がっています。

これらのツールを使いこなせれば,そうそう困ることはないでしょう。

おそらく何らかのコミュニケーションの「必要に迫られれば」,もっと使う人も増えると思います。むしろ,使わないことにこだわっているのは一部の上の世代だけなのかもしれません。


そのように考えると,「英語を勉強する意味って何?」ってことになりますが,これはもはや娯楽に近くなるのではないかと思っています。

もちろん仕事で英語を使う人にとっては,身につけておいたほうがいろんな意味で便利です。相手にとってもそれが親切でしょう。

ですが,そうでない人にとっては,また一時的にしのぐことが目的である人にとっては,こういったツールを使いこなせることが重要となると思います。

試験科目に「情報」も入ってきますし,英語の位置づけも変わるかもしれません(政治・経済面を無視すれば)。


一方で,言語そのものの面白さもあります。

私にとっては「言語間の違いから見える,物の見方の違い」が面白くてやっている所があります。

これについては他のエッセイで書いてみようと思います。

娯楽というと怒られるかもしれませんが,世の中に「絶対」必要なものはそうありません。自分が必要と「する」ことはできますが。

「重要」という観点で言えば,「ある対象そのもの」よりも,「ある対象を動かせる(伝えられるなど)ツールを使いこなせる」方が重要になるように時代は進んでいくのかもしれませんね。

いずれにしても,楽しんでやるのが一番です。
とりあえず寒波を楽しんできます。

(写真はGWに行った箱根。とても良い天気の自然が美しかった。今外は強風。これから雪の予報。)

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