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壊れた(壊した)眼鏡から学んだこと。

年始早々,妹の眼鏡を踏んづけて壊しました。

実家に帰っていたのですが,床に置いてあった妹の眼鏡の存在に気づかずにうっかり踏んでフレームがポキリ。そして平謝り。

一方で,その前日に妹は「新しい眼鏡が欲しい」と言っていたので,これはなんたる偶然…と,新しい眼鏡をその日に買いに行くことに。

欲しいブランドの気に入ったデザインのものが見つかったようで,うちでは「引き寄せた」ということで一件落着したのですが(妹はやたら引き寄せる),同時に学んだことも。


それは,「動線上に物を置かない」ということです。
基本的なことなのですが,生活をしているとめんどくささが先行して,つい動線上にも物を放置してしまうことがあります。
今年はそれに気を付けようと。

転じて,精神的にボトルネックになっているものに気づいて,積極的に取り除いていくこともしていこうと思っています。

日常の中で発生するネガティブな感情を,「目の前の障害を取り除くチャンス」だと捉えて,原因を探り,解決していきます。

ネガティブな感情は悪いことばかりではありません。
何か思考の癖があって,前に進むことを妨げていることに気づかせてくれるものです。

また,あることを「ネガティブに感じる」ことそのものが,意識的にしろ無意識的にしろ,何か理想に向かって進んでいる状態であるといえます。

これは「現象そのものに良いも悪いもない」という密教的な考えを前提にしています。
それ自体には良いも悪いもないはずなのに,なぜか自分はそれを良いと感じたり,悪いと感じたりする。

現象と自分との関係性をなるべく良くしていくということを今年はやっていこうと思います。

そのプロセスの中で,多くの変化を経験していくでしょう。

そうすると今度は「変化を恐れない」ということが大切になってきます。

こわくなったらまた,「なぜこわいのか」を考えれば良い。
時には考えずに飛び込んでみるのも良い。

それを繰り返していくことで,いつの間にか理想的な状態にたどり着いているかもしれません。
そのように考えると,一瞬一瞬で起こることが楽しみになるかもしれませんね。

理想までの動線上に放置されている障害物を取り除いていく,ある種の「作業」をするような年になりますが,スムーズに動いていく道を作ることだと考えると,とてもおもしろい作業です。(この「おもしろさ」の中にはいろんな感情が含まれています)


また,これまで学んできたことから,脳(自分の脳ではない)への絶対的な信頼が生まれてきたのも大きいです。
何か決めたら,ほんとに勝手によく仕事してくれるなあと思います。

すべてスムーズに進むわけではなく,スムーズにするための日々となりますので,しんどそうですが適度に休みながら道を作っていきます。

他人の眼鏡を壊して,意外な楽しみを見つけました。

(もし妹に「眼鏡を壊して,真実の眼で本質を見た」と言ったら,「その前に目の前をよく見ろ」と反論されそうなのでやめておく。)

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