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事前準備とアフターケア!二段構えの二日酔い対策!!

お酒の失敗は誰しも一度は経験するもの。その場の楽しい気持ちに任せて、どんどんお酒を飲んだ結果、次の日に二日酔いで苦しむ。わかっていても、ついついやってしまいます。そんな飲み過ぎや二日酔いの時の対応策についてご紹介します。

◆飲み過ぎた後の体はどんな状態?

二日酔いは肝臓がアルコールを分解しきれずに起こる状態です。

体内に入ったアルコールは胃で約20%、小腸で約80%が吸収されます。その後、血液の中に入ってからだ中を巡り、最終的には肝臓で代謝されます。

肝臓に入ると、まず酵素などの働きで分解され、分解された物質が血液にのって全身を回りながら、筋肉や脂肪組織で水と二酸化炭素に分解され、吐く息や汗、尿としてからだの外に排出されます。

肝臓が分解しきれなかったアルコールが、吐き気や動悸、頭痛などの二日酔いの症状を引き起こすのです。
この時体内は、まずアルコールの刺激によって、胃や腸が荒れ、消化機能が低下しています。
また、アルコールを排出するために水分をたくさん使うので、脱水症状も起きています。
こういった体の状態を元に戻すための二日酔い対策をこの後紹介していきます。

◆飲み過ぎた後の対策は?

1.水分補給
まずは水分補給です。アルコールを排出するために、水分を大量に使った状態なので、体はカラカラです。飲んだ日の翌朝は妙にのどが渇いていると感じますよね。これは脱水症状が起きているためです。
またお酒を飲んでいる時でもそれと同じ量の水を飲むことで脱水症状を緩和することができるので、意識してみてください。

2.肝臓への栄養補給
次に肝臓への栄養補給です。肝臓でアルコールを分解する際には、アミノ酸、ビタミンA群、B群、Cが使われているので、これらを補う必要があります。アミノ酸はタンパク質が分解される事でできるので、タンパク質を取りましょう。

ただし、栄養を補給する胃や小腸はアルコールで機能が弱まっている為、消化しやすいもので栄養補給する必要があります。
消化が良いものとは、水分が多くて、柔らかいものです。
飲み過ぎた翌朝はいつも食べているご飯よりも、お粥などお腹に優しそうなものが欲しくなりますよね。
体を早く元の状態に戻すために、栄養素の取り方も意識すると、より効果が高まります。

◆飲んだ後にはこれ!飲み過ぎにきくもの

1.トマトジュース
トマトには、水溶性のアミノ酸やクエン酸、糖類が含まれていて、これらの成分はアルコールの分解を助ける役目があります。
コンビニやスーパーで売っているので、用意しやすいのは助かりますね。
飲み過ぎに注意が必要ですが、スポーツドリンクなどもおすすめです。

2.チーズ
お手軽さでいうのであれば、チーズもおすすめです。
チーズにもアミノ酸が含まれていて、アルコールの分解を助けてくれます。
お酒のおつまみでチーズを食べる人がいますが、実は理にかなった選択なんです。
コンビニで売っている一口サイズのチーズを買っておくと良いですね。

3.味噌汁
少々準備は必要ですが、一番のおすすめは具だくさんの味噌汁です。ジャガイモ、カブ、豆腐、ワカメ、玉ねぎ、カボチャ、サツマイモなど、野菜たっぷりのお味噌汁がオススメです。
水分と一緒にアミノ酸やビタミンの他に、カロテン、カリウムなどの栄養素を補給できるのはもちろんですし、火を通せば、たくさんの具も消化しやすくなります。
二日酔いと言えば、おなじみのシジミのお味噌汁もおすすめです。シジミに多く含まれるタウリンはアルコール分解に必要な酵素の手助けをして分解のスピードを上げ、肝臓の負担を軽くします。

◆事前対策も大事!飲む時に食べると良いもの

ここまではお酒を飲み過ぎた翌朝に取ると良いものを紹介してきましたが、一番ベストはお酒も思いっきり楽しんで、その翌朝もバリバリ仕事をすることですよね。
ここからは、そんな朝を迎えるためにお酒を飲んでいるときに取ると良いもののご紹介です。

お酒と一緒に取った方が良いものは、タンパク質、炭水化物、色の濃い野菜などです。

お酒の席でタンパク質というと、焼き鳥、お豆腐、お刺身などがそれにあたります。

野菜は、サラダをひとつ頼んで、みんなでシェアすることが多いですが、二日酔い対策を考えると、もっと多くの野菜を取るのが理想です。
ほうれん草のおひたし、枝豆、野菜スティック、ぬか漬け、もずく酢などを追加で頼んでおきましょう。

また体が脱水症状にならないように、お酒と同じ量のお水を飲んでおくのも大事です。
シメは雑炊とお味噌汁でいきましょう。

◆まとめ

緊急事態宣言も明けて、この冬は忘年会や新年会も再開されそうですね。
これまで飲み会を我慢していた分と1年間仕事を頑張った分とで、普段以上にお酒が美味しく感じそうです。
でも、お酒は適度に飲めば、体に良い影響もありますが、過剰に飲み過ぎると体調を崩してしまいます。
飲んでいる時と飲んだ翌日、しっかりと対策をして、お酒を楽しみましょう。
 
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