受験勉強法のノウハウを買えば合格できますか?という質問

私は、ビリから東大に合格できる受験勉強法の教材(楽しく勉強して学力を伸ばし続けるマニュアル)を販売しています。

この時期は、来年に向けて、教材を購入するかどうか、迷う人もいるようです。この教材を買えば○○大学に受かれますかね?という質問が来ることがあります。

しかし、その質問者の現状、信念、価値観、家族の状況、勉強環境、高校のレベル、得意科目、不得意科目、経済状態、これまでどういう勉強をしてきたか?などを全てわかっても、その生徒さんがどこの大学に合格できるか?までは正確には予想できません。

全く同じことを教えても、すごく効果が高い人もいれば、平凡な成果しか出ない人、教えてもそのとおりにやらない人などもいます。これは、予備校や塾でも同じでしょう。

勉強することが好きで、苦にならない人もいれば、ワザと勉強しないことを自分のキャラにして、劣等生でいることが好きな人もいます。この、勉強しない、できない、というのが自分らしい、または、理想の自分、と思っていたら、どんなにすばらしい勉強方法を教えても勉強できないようにしか活用しないので、教えても成績は上がらないと思います。

その人の信念、価値観にもよりますから、受験勉強法の教材を買えば、どの大学に入れる、というのは言いようがありません。

というよりも、この教材を購入したら東大に合格できますかね?と聞かれたとして、塾や予備校はどう答えるでしょう?駿台予備校に入れば東大に合格できますか?河合塾は?東進ハイスクールは?四谷学院は?

おそらく、あなた次第、と答えると思います。

どこの予備校に入れば、どの大学に確実に入れる、ということは言えません。合格できるかどうかは、その人の全人格が関わっています。

素直にテキストを信じ、実行する人は当然結果が速くでます。しかし、疑いながらやったり、やったりやらなかったり、一部の箇所をやりたくないからやらない、などの人は素直にやる人ほど成果は出ません。

さらにいえば、受かりますかね?と聞いてくる時点で、そういう生徒さんは難しいだろうな、という気がします。

絶対に受かりたいんです、どうしたらいいですか?という質問をしてくる生徒さんなら可能性があります。

しかし、やる前からできますかね?と言っている人は自分に自信がないし、疑っているタイプの気がします。

そういう人は、あまり成功する気がしません。

成功(合格)するには、自分に自信を持ち、合格を信じて素直に勉強するしかありません。それでも、勉強の仕方が悪ければ、十分偏差値が伸びず、不合格になる場合もあり得ます。

極論を言えば、今できる最高の集中力で、今できる最大の時間猛勉強することしかできません。一部の天才少年のように、1分で本を読み全部覚える、というような超能力を使えれば別ですが、おそらく受験勉強でそれができる人はいないでしょう。

しかしながら、勉強していれば、徐々に加速が付き、成績が伸び続ける勉強法を知れば、幾何級数的(等比級数的)に成績が爆上がりする人もいます。私も東大入試の前の数か月はこの状態でした。

この状態になれば、勉強すればするだけ成績(偏差値)が急上昇するので、時間があるだけ成績が伸び、偏差値が上がり続けます。この状態になれればどこの大学、学部でも合格できます

入試日の何か月前までにこの状態になれるか?が勝負とも言えます。しかし、この状態になれるかどうか、は個人差があると思っています。その個人差は、価値観、信念体系、勉強環境等によって変わってきます。もっと言えば、過去世のカルマ、現世での課題によっても変わると思っています。しかしながら、私は霊能者ではないので、その人のカルマや今世の課題まではわかりません。

それらを考え合わせると、この教材を買えば合格できるだろうか?という質問をしても意味はありません。それは誰にもわかりません。それを決められるのは本人の行動だけです。つまり、未来は自分が一番良く知っているはずです。

本人の直観にしたがい、この教材を買えば成績が伸びる、と思えるなら購入し、何となく合わない気がするなら購入しないのがよいと思います。なぜなら、学生には勉強の指導霊がついていて、一生懸命勉強していれば、ヒントとして、これを買え、これは買うな、というようなアドバイスをくれる場合があるからです。

スピリチュアル的な言い方になってしまいましたが、人は皆、守護霊と指導霊がついています。そして、自分自身の魂も元は神様です。ですから、自分の魂の声を聞けば正しい判断ができます。さらに、指導霊の声が聞ければもっと確実になります。

自分が背水の陣、何が何でも目標を達成する、という気持ちがあれば、指導霊からヒントがアイデアの形で降りてきて、やり方は自然に見えてきます。

しかし、できるだろうか?やるべきか、やらざるべきか、という迷いのある状態では、全力で努力できないでしょう。

すると、自分を信じて迷いなく全力で勉強している人には負けてしまいます。つまり、志望校に合格できない、ということになりかねません。

受験はライバルとの競争です。ですから気持ちで負けてしまったら、その時点で非常に不利です。勝つためには、夢の中でも勝つくらいの強い気持ちが、厳しい競争試験では必要な気がします。

ただし、ここまで強い気持ちが必要なのは、人生をかけた難関資格試験であると思います。大学入試程度であれば、そこまで強い気持ちが無くてもしっかりまじめに勉強すれば、それなりの大学に合格できると個人的には思っています。

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