東大医学部生の内山咲良選手が全日本大学選手権で三段跳びで優勝・日本一に

天皇賜盃第90回日本インカレが、9月17~19日/埼玉・熊谷スポーツ公園で開催されました。2日目の18日に、女子三段跳が行われ、現役東大医学部生の内山咲良さんが優勝し、三段跳びで学生日本一となりました。

全日本学生選手権ともなると、日体大とか、日大とか、スポーツ推薦で大学に入った選手が上位を占めるのが普通と思いますが、東京大学最難関学部の医学部の現役学生が、そうしたスポーツバカ(失礼)の選手達を蹴散らして優勝したのはすごい快挙だと思います。

大谷翔平選手が二刀流で史上初の快挙を成し遂げましたが、内山咲良さんの文武両道はそれにも匹敵するすごいことだと思います。

このことから、勉強とスポーツの両立なんて甘いことを言っていたら東大には入れない、という説は全く根拠がなくなりました。

もちろん、誰でもがスポーツと勉強を両立して、日本トップのスポーツ選手になり、同時に東大にも上位で合格できる、というわけではないです。

しかし、一つの可能性として、スポーツで日本一、勉強でも日本トップクラスが可能であることは証明されました。

今後、こういう東大生が出てくることを期待しています。高校時代にスポーツクラブを我慢して受験勉強しても効率は良くないでしょう。好きなスポーツや音楽をやりながら東大や医学部などの志望校に入ることで、悔いのない高校生活を送れると思います。

この二刀流や両立は、その気になれば、誰でもできることだと思います。会社員が資格試験の勉強をしたり、格闘技などの道場に通ったりもできるでしょう。

今後は複数の専門を持つ人材が求められると思います。理系のプロであっても、心理学や哲学に詳しいとか。そういう意味でも、両立は不可能、と諦めず、やれる方法を考えることが大事だと思います。

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