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【消費者心理】長い文章が、怠け者の人間の脳を決断させて買わせるということ

人間というのは怠慢な生き物である。
決断をするときには、最も早い経路を通って意思決定しようとする。

この人間の特性を利用して、商品を売り込むことはできないだろうか?

長さ=力となる

多くの事実や数字や証言を盛り込んだ広告は、情報量の多さからきっと正しい情報に違いないと考えるように仕向けられている。

これは、消費者が長いメッセージを1つ1つ丁寧に考えるというよりは、情報の長さや多さからきっと正しいものだと信じ込ませるようにしているのである。

情報量を長くしたりすることで、「長い文章には何かがある」と思わせるのだ。
こうすることで、消費者の思考をショートカットさせ、信じ込ませることによって購入まで持っていけることができるかもしれない。

長さの広告を使って売り込む方法

さて、この手法を使ってどんな広告を作れば良いのだろうか。

シンプルにメリットをリスト化するという方法がある。
「〇〇を買うべき20の理由」などでメリットの多さを示してあげることで、価値を伝えることができる。

「100人の成功体験」などでサービスに満足していただいたユーザーの写真と証言を提示してみるのも良い。
1人では信憑性がないかもしれないが、100人だったらあなたのサービスを信頼してくれる消費者が増えるはずである。

多く載せた事例を調べる人はいない

そんなに多くの情報なんて載せれないと思うかもしれない。
だが、よく考えてほしい。

例えば200の事例を紹介したとしよう。
消費者はその200の事例を全て検証したり、事実だと確認するだろうか?

答えはノーである。

そんな時間のある消費者はいないはずである。
ハッキリ言って、200の事例を全て見る人すら少ないだろう。

だから多少のテーマから外れていることだったり書いても大丈夫なのだ。
とにかく思いつくままに盛り込もう。

そうすれば、「200も事例が書かれているんだから、きっと正しいはずだ!」と消費者は思考をショートカットするのである。

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