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【これでOK!】言いたいことを言えるようになる「表現力」の鍛え方!

Hi there!
It's Bennie!

今回は、英会話をする上で最も必要なものの一つ、「表現力」の鍛え方について解説したいと思います。

YouTubeにはすでにアップしていますが、活字でも解説します!

英語を学習する中で、また英会話をする中で、

「日本語では思いつくけど、なんて言ったら良いか分からない」
「こういったことを表現したいけど、英語ではどのように表現をすればよいのかが分からない」

こう思ったことはありませんか?
これらを解決するには、「表現力」が必要です。

今回はそんな表現力を鍛える方法について解説します。

自分らしい表現を身につけて、自分の言葉として会話ができるようになりたい、そう思っている方はぜひ最後まで御覧ください。

◆直訳には限界があることを理解する

英語と日本語には文法の違いがあることをこれまで解説してきましたが、同様に単語にも違いがあります。

早速ですが、ここでクイズです。
今から出す日本語を、英語で表現してみてください。

りんご:
えんぴつ:
ペットボトル:
ノートPC:
アルバイト:
サラリーマン:
ホッチキス:

正解は、こちらです!

りんご:apple
えんぴつ:pencil
ペットボトル:plastic bottle
ノートPC:laptop
アルバイト:part time job
サラリーマン:office worker
ホッチキス:stapler

ごめんなさい、和製英語で勘違いしそうな問題も含めてみました。
それでは、続いてこちらはどうでしょう?

オタク:
カラオケ:
ラーメン:
折り紙:
漫画:

正解は、こちらです!

オタク:Otaku
カラオケ:Karaoke
ラーメン:Ramen
折り紙:Origami
漫画:Manga

そうです、これらは日本語がそのまま英語になった単語です。
このように、日本発の単語も存在します。

これはつまり、英単語が無かったため、そのまま日本語が使われているということです。これは単語だけではありません。

みなさんが日本語ではよく聞く、英語には存在しない挨拶や表現があります。

お疲れさまでした。
お世話になりました。
ごちそうさまでした。
それはもったいないです。
それは仕方ないです。

これらは、英語には直訳できる表現が有りません。その理由の一つとして、日本語の表現力が高いことが挙げられます。決して長い文章ではなく、簡潔に、きれいにまとめるのが日本語の文化です。

そのため、日本語と英語の両方を勉強し、「日本語の素晴らしさを知った」という方も少なくありません。その他にも、文化や習慣が国によって異なるため、使われる言葉も異なるといった理由もあります。

こういった理由で直訳できない英語も確かに存在しますので、簡潔に訳せないからと焦る必要は全くありません。

もちろん、

Thank you for always. いつもありがとう
How have you been? 元気ですか?
Nice to meet you. はじめまして

などのすぐに訳せる表現も存在しますので、直訳できる表現もあるし、そうではない表現もある、ということを理解しておけばよいでしょう。

ちなみに、先程の直訳できない日本語を英語にした場合、次のような表現になります。

お疲れさまでした。:Thank you so much
お世話になりました。:Thank you for your support.
ごちそうさまでした。:Thank you for the nice meal.
それはもったいないです。:That was such a waste.
それは仕方ないです。:I can’t help it.

ただし、これらの表現は使われる場面や、使う人によっても変わってきますので、一例に過ぎません。該当する言葉がないので、他の言葉で表現するということが重要です。

◆厳密に訳す必要はないことを理解する

英語学習でよくある挫折しやすい理由の一つが、完璧を求めるあまり、言いたいことを厳密に訳そうとし、うまく表現出来ずに「英語が話せない」「英作文ができない」と心が折れてしまうことです。

例えば、

「遅くても木曜までにはレポートを提出します」

この文章を英語にすると、

「I'll submit my report by Thursday at the latest.」

となります。

もし、「遅くても」の「at the latest」の表現を知らなかったとしたら、どうでしょうか?相手に言いたいことを伝えることができなってしまうのでしょうか。

では、これではどうでしょう?

「I'll submit my report by Thursday」
「木曜までにレポートを提出します。」

少し表現は欠けてしまいましたが、一番伝えたい「木曜までに提出する」ということはしっかり伝わりますよね。もちろん、「遅くても」のような表現を覚えることによって、表現力が豊かになるのは確かです。

ですが、知らない表現、わからない表現をそのまま厳密に英語にしなくても、言いたいことを伝えることは可能です。このハードルが無いだけでも、自分から発信するという意識は一段と変わります。

また、先程解説した通り、日本語にはあって英語には無い表現も沢山あります。そういったことからも、厳密に訳す必要が無いことが分かります。

背伸びして難しい表現を使わず、まずは自分らしい表現を身につけていきましょう。その後から表現の幅を広げればよいのです。

◆表現力を鍛える方法

では、本題の表現力を鍛える方法ですが、それは「自分らしい表現を身につけていく」これしかありません。

英語学習をしていく中で、単語やフレーズなどを学習していきますが、自分があまり使わない表現ばかりを覚えていても、使えるようになるまでには時間がかかります。

それであれば、自分が日頃使う表現を優先的に覚えていくのが一番効率が良いですし、使う機会も多いでしょう。

では、自分らしい表現を身につけていくにはどうすればよいかというと、自分の言葉で英作文をし、それを覚えてしまうことです。

まずは日本語で身近なことを作文します。これにより、表現したいことをまずは確定します。

次に、自力で英語に翻訳します。最初は上手く出来ないかもしれませんが、自分の頭を使って訳すことにより、言いたいことを英語で表現するための練習になります。

そして、自分では翻訳することが出来なかった文章やフレーズについては、翻訳ツールにかけてみたり、Google検索で表現を探します。もし、翻訳したものの、正しい表現か不安である場合は、こちらもGoogle検索でその表現を検索してみてください。

このときのコツは、その表現をダブルクォーテーションで囲んで検索することです。ダブルクォーテーションで囲うことにより、あいまい検索ではなく、完全一致検索になります。

検索にかけた表現をそのまま使用している記事が検索結果として表示されます。そして、検索結果の件数に着目してください。件数が多いようであれば、それはよく使われる表現です。もし少ないようであれば、その表現は間違っているということになります。

また、自分で作文していますので、文章そのままで検索するのではなく、部分部分で抽出して検索するのがよいでしょう。もし、表現でどれにすればよいか迷ったら、それぞれの検索結果の件数をみて、多い方を選択する手法もアリだと思います。

これは英語に限らず使える手法ですので、是非覚えておいてください。

最後に、英語ができる友達/学校の先生/オンライン英会話などで添削してもらうことにより、より精度を上げることができるので、可能であれば是非添削してもらってください。

こうして完成した英作文をサラサラと言えるまで繰り返し復習しましょう。何も見ずに言えるまで練習するのがベストです。

この英作文~暗記までを繰り返すことにより、確実に自分が使う表現だけを身につけることが出来ます。身近なことを英作文していくだけで、自分が一番使う英語を習得することが可能となるのです。

◆まとめ

以上、英会話に大切な「表現力」を鍛える方法でした。

簡単にまとめると、

・直訳には限界があるということを理解する
・厳密に訳す必要がないということを理解する
・英作文で自分が使う表現だけを身に着けていく

フレーズ集をただ眺めるよりも、確実に自分の英語を習得することが出来ますので、面倒だと思っても、是非取り入れてみてください。
確実に喋りたいことがスラスラと言えるようになっていきます。

それでは、また次回。
Have a nice day!

Youtubeではアニメを使って、初心者にもわかりやすく英語学習方法を解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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