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【効果抜群!】苦手な英語長文はこれで攻略!

Hi there!
It's Bennie!

今回は、今日からできる、長文読解のコツについて解説します。

YouTubeにはすでにアップしていますが、活字でも解説します!

2,3行程度の英文を読むのと、試験の長文を読むのとでは抵抗感が全く異なる方も多いのではないでしょうか。

見た瞬間に「うわっ・・・」と抵抗を感じ、その後集中力も続かない。
そう悩んでいる方も多いかと思います。

また、長文の読解力を上げるために、ひたすら長文に触れ、慣れるよう指導する書籍などもありますが、これではより抵抗感を生むだけで、残念ながら一向に進歩しません。

実際の生活では1行や2行の短文だけで情報が記載されていることは少なく、当然ながらネットでも本でも、長文が扱われています。つまり、長文を読めるようにしない限り、英語ができるとは言えません。

でも大丈夫です。今回の解説を読んでいただくだけで、長文読解力を身につける方法が分かりますので、いつまでも長文が読めずに苦労している方は、ぜひ最後まで御覧ください。

正しいトレーニングをすれば、誰でも長文を読解できるようになります。
ぜひ一緒に頑張りましょう!

◆千本ノックは意味無し

こんなトレーニングをしている方はいないでしょうか?

・狙いも無く、ただ長文に触れる
・質よりも数
・解いたら解きっぱなし

ただ長文をやればよいという訳ではありません。
長文は慣れ!なんて言葉を聞いたこともありますが、ただ長文に触れるだけでは効果は薄いでしょう。誰しも、出来てないことに対して、単純に「慣れろ」と言われても無理がありますよね。

しっかりと学ぶ方法を身につけてから数をこなさないと、遠回りをすることになります。また、解いたら解きっぱなしにし、次へ進んでしまう方も多いと思います。むしろ、振り返りをする方よりも、解きっぱなしにしてしまう方の割合の方が多いかもしれません。

少し想像してほしいのですが、しっかり理解もせずに次へ進み、何も身についていないまま新しいものに着手し、効果はあると思いますか?
こう言われてみると、いかにただひたすら解くことが非効率であるかが分かるかと思います。

では、どのように学習していくかを細かく解説していきます。

◆精確に読むことから始める

まず、日本語の解説から入りますが、
「正確」と「精確」、この違いは分かりますか?

正確:正しく確かなこと。事実と合っていて少しもまちがいがないこと

精確:細かな部分まで間違い・狂いがなくて正しいこと。
   細部に至るまで精密・緻密で正しいこと。

このような違いがあります。どちらも意味は似ていますが、ニュアンスが異なります。一言で違いを表すと、より細かな部分まで正しいかどうかを見るのが「精確」です。

そして、今回扱いたいのは、こちらの「精確」です。
では、具体的にどう進めていくかの解説です。

今回は、英検やTOEICを受験することを想定し、公式問題集を使った学習をすることを前提としています。もし、受験することをまだ考えていない場合、身近な長文をピックアップしてください。その際、自分が興味のある分野で選ぶと良いでしょう。

まず使用する教材についてですが、公式の問題集や過去問がおすすめです。それは何故かと言うと、本番と同じ形式の問題を解いていくことで、英語力を鍛えると同時に、その試験の方式に慣れることができるためです。

英検、TOEICそれぞれに問題の形式、流れがあります。解き方に慣れるため、他の問題集より少し高くても公式の問題集を扱うのがベストです。

そして扱う教材を決めた後は、まずは実力を図るために、一通り全て解き終えましょう。一通りとき終えた後は復習をします。

長文では、一文一文丁寧に意味を理解するように精確に読んでください。一文読んで、それが正しいかを回答と比べます。分からない単語があれば調べる。単語が分かっても意味がわからなければ文法を調べる。しっかりと時間を掛けて丁寧に読み込んでください。

読み込んでいくうちに、自分の弱点も見つかっていくでしょう。そして、一通り精読し終えたら、次へ、、、とは行かず、スラスラと読めるようになるまで、その長文を繰り返し読んでください。

一度目を通して満足しただけでは意味がありません。

なんだってそうですよね。「出来ないのがわかった。さぁ、次へ」とはなりません。出来るようになってから、ようやく次のステップへ行くはずです。しっかりと定着させるまで読み込みます。

また、繰り返し読み込む中で、読むスピードを意識的に上げていきます。実際の試験では、丁寧に読んでいる時間はありません。読めただけでは合格できず、時間内に終わらせる必要があります。そのため、繰り返し読む中でスピードをアップさせていく必要があります。

「そんなに時間をかけていられない」「モチベーションも維持できない」という方も多いかと思います。

でも大丈夫です。

繰り返し行っていくうちに次第にスピードがアップしていき、初見の問題に対しても読む速度は次第に上がっていきます。また、精読の効果を体感した後は、精読せず理解もしないまま次へ行くことに対し、違和感を感じるようにもなります。

◆長文を読む際に意識すること

長文を読む際にいきなり本題から読み始め、問題のタイトルやヘッダーを飛ばしてしまう方もいるかと思います。以前は僕もそうでした。

しかし、本題に入る前の情報で、全体像を知ることが出来ます。
「この長文は何をテーマにしているのか」を事前に頭に入れることにより、イメージしながらメインの文章を読むことが出来ます。

ただ読むだけでは前後の文章の紐付けがしづらく、読み終わった後に、「果たして何が言いたかったのか」が頭に残りません。内容をイメージしながら読むと、理解が深まります。

◆語彙を増やす

長文が読めない原因は大きく分けて3つあります。

・語彙力が不足している(単語や熟語など)
・読解のための文法力が不足している
・解答力が不足している

まずは語彙力についてです。
使う単語帳を決めたら、単語や熟語を一日200ずつ覚えていきます。毎日、前日分の復習と次の200単語を学習するので、実質毎日400単語ずつ学習することになります。

また、単語帳も1週終わったらそこで満足するのではなく、5週、10週と繰り返し行ってください。9割程度覚えたなというところまで繰り返し行います。簡単だと思うところはスキップして時間短縮をしても構いません。

ここで重要なのは、繰り返し頭に入れて定着させることです。ノートに繰り返し書く必要はありません。書くのは時間を要しますし、次第に書くことが目的となってしまいます。

精読、あるいは発音しながら次々と繰り返し読むことで、定着させることが出来ます。もし「時間がなくてそんなにできない」という日がある場合は、復習の方に時間を使いましょう。復習をしない限り覚えることはできませんので、復習を優先してください。

おすすめの単語帳は、基礎を学ぶのであればDB3000、特定の試験を受けるのであれば、その試験の単語帳を使うのが良いでしょう。

また、過去問や問題集で長文を解いていく際に、一発では覚えられない単語がいくつも出てくると思います。その場合は、ノートではなく暗記アプリに登録をし、自分だけの単語帳を作ると良いでしょう。

こちらも手書きではなくアプリがおすすめで、覚えた単語はスキップできる機能があるため、効率よく学習することができます。また、さっとスマホを出し、スキマ時間に学習できるのも理由の一つです。

単語についてはこのように幅を広げていきます。文法については、以前解説した通り、まずは基礎をしっかり抑えておくことが必要です。おすすめの文法学習方法については別途解説したいと思います。

◆解答力を身につける

長文を読むことが目的であれば、今解説した内容を繰り返し、読解力を向上させ、語彙力もつけていけば良いのですが、英検やTOEICなどで長文問題を解く際には、それに加えて「解答力」も必要になってきます。

「解答力」とは「正しい答えを導く力」です。
この解答力では、いくつかのコツが必要です。

まず1つ目、設問・選択肢の先読みです。先に読み込んでおくことで、「なんとなくこういうことが聞かれるな」ということを先に頭に入れておくことが出来ます。

慣れてくると、設問を読むことで、全体のストーリーを把握することも出来るようになってきます。そうすることで、長文を読む⇒設問を読む⇒長文を読むの繰り返しの流れを削減することが出来ます。

そして2つ目、段落ごとの回答です。
大体の場合、設問の順番と長文の流れは一致しています。

どういうことかというと、一問目の内容は1段落目に書かれており、2問目は一段落目、あるいは2段落目に書かれている、といったように、設問の答えが、同じ流れで本文に書かれているということです。

1問目を先読みをした後、1段落目を読み、一致しているところがないかを確認します。
このように、設問⇒対応する段落の読解⇒設問⇒対応する段落の読解、を繰り返します。

全部読んでから回答をみると、何度も設問と長文を往復しなければなりませんので、余計に時間を要します。ぜひ設問ごとに段落読みをしてください。

◆まとめ

今回は、長文読解力を身につける方法を解説しました。
簡単にまとめると、

・量よりも質を優先させる
・解いたら解きっぱなしを卒業する
・一文一文精確に読む
・精読の後はスラスラ読めるまで繰り返し読み込み、速度を向上させる
・長文全体のイメージを掴みながら読み解く
・語彙力と文法力を鍛える

英検やTOEICなどの試験を受ける場合は

・読解力を身に着けた上で、解答力を身につける

長文が全くの苦手、そんな方は最初は心の壁が大きいかもしれません。
しかし、それは何も身についていない状態で、次から次へと新しい文章に触れ、挫折しかけているのかもしれません。

繰り返し読むことで抵抗感が無くなることに加え、スラスラ読めるようになっていくことで、小さな成功体験を積み重ねることができ、自信に繋げることが出来ます。

ぜひ、繰り返し学習し、長文をマスターしてしまいましょう!

それでは、また次回。
Have a nice day!

Youtubeではアニメを使って、初心者にもわかりやすく英語学習方法を解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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