幼稚園のこども会に何の意味が?

今日は、みー氏の通う幼稚園の「こども会」だった。

「こども会」とは、幼稚園児たちが、訓練されて歌を披露したり劇をしたりするものである。

しかしASDのみー氏は当然集団行動などできるはずもなく、ただ片隅で絵を描いていた。みー氏のお絵描きスペースの周りには、「あとりえ」と書かれた看板が飾られ、みー氏は園児たちの劇の中では「森の中の画家」みたいな役割が与えられていた。

が、みー氏にとっては、ただ、いつものお絵描きをいつもとちょっと違う場所でやっていただけだ。

幼稚園の会報には、子供たちが自分なりに頑張ったことに対して拍手を送ってくださいと書いてあるが、みー氏はいつも通りお絵描きをしていただけなので、拍手を送るも何もない。

ASD=自閉症児を無理やり定型発達の子供たちの発表会に混ぜて、「森の中の画家」という名目を与えてみても、みー氏にとっては全然意味がなく、朝から仕事を午後出社にして何を見に行ったんだろう私は?という感じである。別室で静かにお絵描きさせていても同じだったのでは…?

ASD=自閉症児に集団の発表会は意味がない。

本人にとっても、特に何も得るものがないな…という時間だった。

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