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「初心者向け☆司会のやり方基礎講座」イベントレポート

こんにちは。勉強カフェ飯田橋スタジオの小玉淑乃と申します。

突然ですが…

司会、得意ですか??

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会社のミーティング、授業のグループディスカッション、結婚式など、日常生活の様々な場面でお世話になる司会。そして、順番が回ってきて、あるいは誰も立候補しない為に、自分で担当することも珍しくありません。

さて、
司会が上手い人とそうでない人がいるのは、明らかです。

「折角だし上手く場を回したい・・・」

「でもそういうのってセンスでしょ・・・?」

そうお思いのあなた!3分だけ時間をください!


(このnoteは、6/19にオンラインで開催された、勉強カフェ札幌大通スタジオ主催「初心者向け☆司会のやり方基礎講座」のレポートです!)

ということで早速…

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司会の役割とは何でしょうか?会議や行事を進めること、ですよね。ですから、会の目的を達成することが第一です。同じ会議でも「話し合いをすること」や「報告をすること」などといった目的によって、進め方は大きく異なります。

また、主催者の意図を理解することも大切です。同じ会議でも、フランクな場にしたいのか、しっかり会を遂行したいのかによっても、司会の雰囲気を変える必要があります。

では、会の目的や主催者の意図を正しく理解する為に、次のステップです。

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そう、事前準備がとっても大切なんです!
会議が始まってからでは、会の目的や主催者の意図を話し合ったり、確認することは出来ません。事前準備が当日の8割を占めるといっても過言ではありません。

事前準備の内容としては、

1. 情報収集を行う
2. 協力体制を組んでおく
3. 練習する

などが挙げられます。一つずつ解説します。

1.情報収集を行う

先ほど述べた行事目的や主催者と打ち合わせのほか、参加者の情報も集めると良いです。例として、参加者がお互い初対面の時の集まりを考えてみましょう。

参加者A「Aといいます、特に話すことは…」
司会者「Aさんはデザインのお仕事をしていると伺いました!
具体的には何をされているのですか?」
参加者A「あ、そうなんです!私はイベントの広報を担当していて~…」

このように、司会者が参加者の情報を頭に入れておくことによって、話を広げることができます!誰でも自分の好きな事や得意なことだと、自然と会話がはずみます。可能ならば全員分、事前に把握しておきましょう!

2.協力体制を組んでおく

司会は、基本的に会場の前の定位置から動けません。もし機材のトラブルや時間調整が必要になった時、司会者が動いてしまうと全体を取りまとめる人がいなくなり、参加者が混乱してしまいます。

司会者「それでは次の発表者の方、あれ、いらっしゃらない…」
参加者 \ザワザワ/
司会者「探してきますのでお待ちください。え~スタッフは…」
参加者 \中断?/ \いつ再開するの?/ \私の番はいつ?/
スタッフ \どこを探せばよいの?/ \誰が会場に残る?/

そこで、事前にスタッフや参加者に声をかけておき、もしもの時の協力体制を作っておきましょう!合図などを決めておくとより効果的です。

参加者C「Bさんがまだ到着していないようなのですが…」
スタッフ「ご報告ありがとうございます。それでは先にCさんお願いできますか?」
参加者C「わかりました!」
スタッフ(司会者に合図を送る)
司会者「Bさんがまだ会場に到着していないとのことですので、先にCさんの発表になります。」

トラブルはどうしても起こってしまうものです。そのことを事前に想定し準備しておくと、会場の混乱を避けられます。

3.練習する

進行表や台本を用意したら、実際に声に出して練習します。声に出して初めてわかる違和感もあります。また会場に足を運んで、座席の位置、音の響き方なども確認しましょう。オンライン開催のイベントの場合は、ビデオ会議ツールを適切に使えるように練習しておくことも大切です。

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いよいよ本番。最後は当日に確認することです。ポイントは2つ。

1. 得点をとりにいかない!司会は減点方式で見られている!
2. 余裕のある”フリ”をしよう!

1.得点をとりにいかない!
司会は減点方式で見られている!

司会初心者にありがちなミスが、自分の色を出そうとすること。
司会者は目立ちこそしますが、会の主役ではありません

「あ~今日の司会、特に何も気にならなかったよ~」が、初心者には最高の誉め言葉です!
(ましてやウケを狙うのは絶対に避けましょう。笑いのプロでさえ上手くいかないことがあるのです。最初のうちは無難が一番!)

2.余裕のある”フリ”をしよう!

司会者の雰囲気は会の雰囲気に直結します。司会がオドオドしていると、参加者やスタッフも不安な気持ちになってしまいます。

そうは言っても、沢山準備をしたのに、進行を間違えたり緊張してしまうことってありますよね。実はこれ…
当たり前です!

ここまで色々テクニックをお伝えしてきましたが、一番大切なのは場数です。スポーツのトレーニングと同じように、正しいフォームを身に付けた後は、ひたすら練習あるのみです。機会があれば積極的に司会を引き受けてみましょう!

場数を踏まないと進行中落ち着くことは不可能です。ですから、
余裕のある”フリ”をしましょう!具体的には、

・大きな声で話す
・いつでも笑顔(^▽^)

この二つを守れば余裕そうに見えるのです!
「緊張するのは仕方がない、だから、余裕そうに見せる!」
この鉄則を覚えて頂ければ、司会初心者卒業も夢ではありません

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました!
司会が上手くなりたい!と思ってる方の手助けになれば幸いです。小玉も精進します。

最後になりましたが、本イベントの主催者である渡邊裕樹さんに心から感謝申し上げます。
素晴らしい講演をありがとうございました!

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