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MOON-RADIATION vol.2

ムーンラジエーション。これは造語です。
月明かりが、
放射状に全世界に広がり、
しかしラジオのようにひっそりと、
聴く者だけに届くようにと思い、
この名前を付けました。

どうも、MRichです。

僕は、映画が好きです。
もしかしたら、
映画をあまり観たことがない人がいるかもしれません。

108円あったら、僕はDAISOにはいきません。
映画を一作借ります。

これが、よく僕が言う映画スキをアピールする
言い分です。

もし、映画を観ない人に映画の良さを伝えるとしたら。

映画作品の良さ
映画館の良さ
同時に、同じ場所で共有できる良さ
知らない人に伝えたい良さ
匂い、雰囲気の良さ

これに、今やサブスクリプションで
NetflixやAmazon primeなどが参入したことによる

手軽に見れる良さ(いつでも、どこでも)
お手軽に見れる良さ(安さ)

が追加されました。まだ良さはあります。

たぶん映画好きな人の中には、
僕が言ったこと以外のことも、
僕が言ったことの中にも、
映画の良さがあると思う人がいます。

共感していただけると幸いです。

この良さを、一つ紹介します。

映画の作品の良さは、

お金が掛かっているのか。
いつ作ったのか。
どれくらいの制作期間なのか。
誰が監督なのか。
俳優は。
ヒロインは。
ストーリーは。
雰囲気は。

などがあります。
でも、そこにこんなのも付け足されます。

前作よりお金は掛かっているのか。
監督は、どんな作品をつくってきたのか。
俳優のこれまでの作品は。
ヒロインのこれまでの作品は。
ストーリーは斬新なのか。
今の時代に合っているものか。合っていないものか。
(合っているから良い、ではないです。)
ジャンルにあった雰囲気なのか。
ジャンルを超えた雰囲気なのか。
ジャンルの枠を広げる雰囲気なのか。

これまでの流れや歴史が、
ちょびっと気になるんです。

帰省した時に、

懐かしい友人と会います。

会話も広がります。

近況も話しますが、この前会った時の話もしますよね。

いわゆる、その続き。

あれ、どうなった?

あの子とは、どうなった?

あれ以来、どうなった?

というやつです。

僕は、それが好きです。

僕が、普段の会話で話すかはさておき。

オマージュという言葉があります。オマージュとは、

オマージュ(英語: hommage)は、芸術や文学において、尊敬する作家や作品に影響を受け、似た作品を創作すること、またその創作物を指す語である。

とあります。

映画作品にも、
その監督が影響を受けたものが如実に隠されています。

分からないようにですけれど。

友人にとって、僕との会話は
それまで誰かとしていた会話の延長だと思うんです。

何かのニュースを見たあとに、僕と話せば、
そのニュースが話題に上がるかもしれません。

その人の好きなもの、きらいなもの、
影響を与えるもの、それが、その人を作っているので、

友人と僕との会話の続きには、
必ずそれまでの流れや歴史があると思うのです。

オマージュは、それを作品に残すのです。

歴史の中で、どれを自分が切り取るかは自由ですが、
たとえば

IT/イット THE END

のあるシーンでは、

シャイニング

でジャックが斧で扉を壊し顔を
突き出すシーンを彷彿とさせます

バードマン

の楽屋の廊下には、
シャイニングのホテルで使われたカーペットの柄が
同じです。

仕草や、飾りにオマージュが使われています。
わかった時に、見返した時に、
面白いと思えます。

シャイニングは、僕は好きですが、
もっと好きになると、監督に目が行きます。
(その話は、また後ほど書かせてください。)

さいごにオマージュは、

英語、フランス語では「尊敬、敬意」の意味があるそうです。

監督は、自分の作品は、自分だけのものではなく、
先代の作品に敬意を評して、
オマージュをするんだと思います。

本の冒頭、

この本を、愛するマリンに捧げる。

映画も、本も、相手へのリスペクトがある。

自分は、自分だけでできていない。

家族や、友人や恋人、好きなもの、きらいなもの、
全ての影響を受けたものが自分を作っている。

だから命より大切な作品に、
オマージュをするんだと思います。

映画は、素敵なものです。

映画の作品の良さ、
をオマージュの視点から話しました。

映画は、人生を豊かにしてくれます。

映画をあまり観ない人も、
今度の休日、
予定を立ててみてはいかがでしょう。

MOON-RADIATIONでした。

少しずつですが、投稿をしております。 noteで誰かのためになる記事を書いています。 よろしくおねがいします。