【マドリード編#3/帰国編】大学生のヨーロッパ一人旅をゆる〜くまとめてみた(20)※最終回
旅21日目(2022年7月某日)
ついに3週間にも渡ったヨーロッパ観光も最終日。
ということで、お世話になったホテル メディオディアとおさらば。
チェックアウトって二言くらいの会話で終わってしまうのでなんだか寂しくなるんですけど、伝わりますかこの気持ち…?
ということで、バックパックを背負ったまま今日もぶらぶらとマドリードを敢行していきます🏃♂️🎒
「あれ?クマはどこ…?」
この2日間地下鉄に乗りながらずっと降りてみたいなと思っていたのがソル(Sol)駅です。
なんでも駅前には有名なプエルタ・デル・ソル広場があり、ガイドブックでもよく見かけるクマの銅像があるということで。ずっとここに来ることを楽しみにしてたんですよね〜
ウキウキしながらソル駅で降車し、階段で地上に登ります。
「どこの国でも共通の地下鉄の感じがいいんだよな〜」とか思いつつ、プエルタ・デル・ソル広場とマドリード版ハチ公を探す。
が、なかなか見つからない…。
「ん?、なんか工事してない…?」
「まさか広場が工事中ということではないよな…」とか思いつつ、とりあえず見つけやすいであろうクマを探すことに。
すると工事現場内に向けてカメラを向ける群衆を発見。嫌な予感…
ええ…そんなことあります…?
次いつマドリードに来るかもわからないというのに…。
残念ながらクマとは鉄鋼越しの出会いとなってしまいましたが、それはそれで貴重な光景ということで…?
そうポジティブに捉えて広場をあとにしました。
フロランタンのお土産
↑クマちゃんを見にきたついでに、近くにある有名なお菓子屋さんLa Mallorquinaでお土産を購入しました。
真夏だったのでフロランタンを購入しました〜
タルティンのような可愛らしいバレリーナがデザインされてて素敵ですね😌
灼熱のマヨール広場
こちらはマドリードを象徴するマヨール広場(Plaza Mayor)です!
かつてはたくさんの人々が集まって商売をしたり議論をしていたのでしょうか。
広場中央には大迫力のフェリペ3世騎馬像があります。
この銅像がマヨール広場の歴史と威厳をより感じさせる存在となっていそうですね。
🌞🌞🌞 🌞🌞🌞 🌞🌞🌞 🌞🌞🌞
お昼はマヨール通り沿いにあるエンパナーダ専門店Las Munsでいただきました🥟
エンパナーダは具入りのパンのことでスペインの有名な料理みたいです。
僕はビーフとカレーの具を選びましたが、どちらもホクホクの柔らかい食感でとっても美味しかったですd( ̄  ̄)
撮影不可のプラド美術館
午後はスペイン美術の殿堂・プラド美術館(Museo del Prado)へ
ベラスケスの『ラス・メニーナス』やヒエロニムス・ボスの『快楽の園』など観たい絵画がたくさんあったので大満足でした。
ところでプラド美術館は、ヨーロッパでは珍しく撮影不可の美術館です。
そうすると何が起きるか。
1つの絵に対する人々の鑑賞時間が長くなります。
つまり、裏を返せば、撮影OKだと写真を撮ることばかりに夢中になってしまい肝心の絵画鑑賞はほとんどの人がおこなっていないとも言えます(それこそルーヴルのモナリザがいい例です)
美術館に問わず、普段から我々はスマホで写真を撮ることに夢中になってしまいがちです。でも、本当にそれで良いのか。美術館で作品を撮影することに意味はあるのか。少し考えさせられるきっかけとなりました。
【本日のホテル】ホテル ドン ルイス
最終日はバラハス空港のすぐ近くで、バラハス駅から徒歩10分のホテル ドン ルイスに宿泊しました!
2つの空港駅(Aeropuerto T1-T2-T3駅とAeropuerto T-4駅)の間にあるので、バラハス空港の利用前後の宿泊にオススメのホテルです(僕もマドリード到着日と出発日でそれぞれお世話になりました)!
部屋はレトロチックで広々としておりました!
机と椅子が2つずつあるなんて贅沢で最高です(^ ^)
水回りも広いし綺麗だしコップや石鹸付きだし言うことなしです🙆♂️
夜には「明日空港行くみたいだけどタクシー手配しようか?」と部屋までわざわざ連絡をくださったりと、全体的にとても過ごしやすいホテルでした!
朝一番の帰国便だったので夜のうちにパッキングを済ませて眠りにつきましとさ…。
旅22日目(帰国Day)
「タクシー頼めばよかった…」
朝6時過ぎにチェックアウト。
↑こちら、駅まで走りながら撮った写真(ブレブレ)
「朝6時がまだ暗いなんて聞いてないよ!!!」と心の中で叫びながら猛ダッシュ。
バラハスの治安がいいのか悪いのか知らんが、たとえ日本でも真っ暗なうちは見知らぬ土地を1人で歩きたいくないわ…。とか思いつつ😅
何度も「やっぱタクシー頼めばよかった」と後悔。
駅までの10分が異様に長いように感じたし、なにより最終日までこんなにバタバタするんかいと最後は逆に面白くなってしまいました。
搭乗は余裕をもって
心配をよそに、何事もなく空港に到着。
帰りもカタール航空を利用しました。
始発の電車を使って最速で来たのですが上には上がいるということで。既にエコノミーレーンには列ができていました。
僕の予定ではスムーズにチェックインを終えて、免税手続きをして、余裕を持って搭乗するはずだったんですよ。
なのに…
「1人1人のチェックインが長すぎる…」
一体何を話しているのか知りませんが、これでもかっていうくらい1人1人が時間かかる。
僕のチェックイン時間はワールドレコード並みに速かったというのに…
仕舞いにはある女の子が2つしかない受付の1つにずっと居座りスタッフと口論を始めてしまい…。もはや自分の心配より後ろの人たちが時間内に終えられるのかどうかの方が心配になっちゃうレベルでした。
結局、免税手続きは時間がなくてできず…。
バラハス空港からカタール・ハマド空港までは6時間半。
「水(Water)を頼んだらウォッカが出てくる」という100年使いまわせる面白エピソードをGETできました。あのCAさんには一生感謝しよう、あと英語勉強しよう…(笑)
トランジットは8時間となかなか長め…。
Netflixで「紅の豚」を観たり(海外いたからジブリみれたんかな)、睡眠を取ったり…。とにかく長い待ち時間でした。
カタールから成田までは10時間半
日本発着のカタール航空便には日本人CAさんがいるし、周りの乗客も日本人の方ばかりなので気持ちがとても楽でした。
そんなこんなで気づけば日本に帰国🇯🇵
帰国後のPCR検査はすでに撤廃されていたので、コロナ関連のチェックで時間を取られることはなかったです。通常の帰国時と同じくらいだったかと。
諸々の手続きを終えて到着便ゲートを出る。自販機でお茶を買って飲んだ瞬間、「日本帰ってきたんだな」と実感しましたとさ…。
みたいな感じで、しばらくは国内の色んな場所を巡ってみたいな〜と思っています😊(もちろん海外にはまた行きたい)
✂︎✂︎✂︎ ✂︎✂︎✂︎ ✂︎✂︎✂︎ ✂︎✂︎✂︎
ということで「大学生のヨーロッパ一人旅をゆる〜くまとめてみた」はこれにて終わりです!
振り返ってみればロンドンから始まった3週間。
日本に帰ってきてからいろんな人に「3週間なんてあっという間だったでしょ?」と言われました。
けど、全くもってそんなことなかった。
1日1日が充実していたのもあるし、色んな国を知れば知るほど「もっと日本のいいところも知りたい!」って思うようになったのもあるし…。
ヨーロッパを離れるのは寂しいというより、これまでとは違う視点で日本という国を見ることができるんじゃないかという期待で胸が膨らんでました。
なのでしばらくは国内の色んな場所を巡ってみたいなあと今は思っております☺️(もちろん海外には行きたい)
【おわりに】
途中気が折れながらも最後は10日連続投稿でやり切った自分もお疲れ!笑
今後は気が向いたらまたなんか書くかも?といったかんじです。
ほんと最後までありがとうございました〜🙏
Riku
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