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【バルセロナ編#2】大学生のヨーロッパ一人旅をゆる〜くまとめてみた(14)

旅14日目(2022年7月某日)

この日はスペインで迎える初めての朝。

実は、スペインは一番訪れてみたかった国でした。
大学でスペイン語専攻だったこともあってか、「スペインの人々や雰囲気を現地で味わいたい!」という気持ちが強かった。3週間近い旅のうち、半分近くをスペインで過ごすことにしたのもそのためです。

U232 Hotel

受付の方と「Buenos días(おはよう)!」と挨拶を交わし、ウキウキしながら最初に向かうのはバルセロナ最大の目玉・サクラダファミリアです。

公共交通機関が乗り放題になるHOLAバルセロナ・トラベルカードを購入し、地下鉄でサクラダファミリア駅へ…


がんばれ!サクラダファミリア!

しんちゃん「サクラダファミリアってネネちゃんのウチのこと?」
ひろし「そりゃ桜田ファミリーだよ」

僕は世界のことに疎いのですが、クレヨンしんちゃんの世界遺産に関する本のおかげでサクラダファミリアの存在は小さな頃から知っていました。

なんでもトウモロコシみたいな形をしたすごい建物なんだけどまだ完成していなとかなんとか…。そんな理解度です😅

入館チケットは公式サイトで事前購入しました。
30歳以下料金でなんと34€(≒4800円)…。た、高い…。

まあでもそんだけ高いんだから見応えあるんだろうなと思いつつサクラダファミリア駅を出ると…

「こ、これはすげえや…。」

一瞬で心を奪われました。想像以上の大きさ、「偉大」という言葉がピッタリの存在感です。

見る方向によって景色が全く違う、なにより美しい…。
そして想像以上に絶賛工事中だった(笑)、なんなら2日後にもう一度見に来た時、新しい建物が完成していたような…。

心を奪われている反面、日差しが強すぎて耐えられないので足早に入場。

サクラダファミリアの公式アプリでは日本語ガイドを聞くことができます。ガイドのあるなしでは理解度がまったく違いますもんね、ありがたいです。

サクラダファミリアはスペインの歴史的建築家アントニ・ガウディが生涯をかけて造り続けた教会です。

サクラダファミリアだけでなく、グエル公園やカサ・ミラなどいくつもの作品が「ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。そんなところからもガウディの凄さが伝わってきますよね。

とても同じ人間の頭によって創り上げられたアイデアとは思えない。
どうやらただ美しいだけでなく、建築物としての実用性(光や風の入り具合など)まで計算されているらしい。
よほど建築が大好きで完璧主義な男だったに違いない…🤔

自然光を利用した美しいステンドグラスもガウディ作品の特徴の1つです。何回見ても惚れ惚れするほど美しい…。

バルセロナの赤を基調とした街並みが好き

また、今回は「生誕のファサード(Nativity facade)」という塔も見学しました。が、文字通りただ塔を登るだけだったので正直なくてもよかったかなと感じました。

と言いつつも、全体を通して大満足!
「入場料こそ高いけれど、これだけ美しい建物への寄付だと思えば安いものだなあ」と思う自分がいました。無事、完成したらまた観に行きたいなあ。

※余談:このあとグエル公園まで行ったのに予約制で入れず…。駅から遠くて暑い中めっちゃ歩いたのに…!、とても萎えました😭



グエル公園の近くにて発見
サクラダファミリアでも外でずっと抗議している人達がいて。そういうことだったのかな。コロナ前の東京を思い出して共感しました、まあ自分も旅人なのでなんとも言えんが。


立ち食いパエリア

お昼は有名なラ・ボケリア市場で頂くことにしました!

鉄骨フレームとガラスを用いた外観が特徴のようですね。

スタンドにはフルーツや野菜、魚や肉などがたくさん並んでいて悩んでしまうところですが…

今回、僕はこちらでパエリアをいただくことに!

10€(≒1,400円)は高すぎやしないか…?まあいいや!
座るところが埋まってたので仕方なく立ち食い。

味はめっちゃ美味しかった!
濃すぎないパエリアの味とたっぷりの野菜の相性がいい感じでしたね〜😋
基本スーパー飯だったので、ちゃん温かくて美味しいご飯を食べたのは久しぶりかも(感動)

パエリアの他にもチーズイベリコ豚のハムを置いている店が多くてすごく気になりました。明日また食べに来ようかな〜とか思いつつ、ボケリアを後にしました。



スペインでZARAを買うことが楽しみの1つという人も多いそう
帰国してすぐ日本のZARAを訪れましたが、たしかにスペインの方が断然安い!


情熱溢れるフラメンコ

夜は"Tiqets"というアプリで予約していたフラメンコを鑑賞です!

レイアール広場にあるロス・タラントス(Los Tarantos)という場所を選びました。
なんでも「とにかく安さが魅力的で初心者におすすめ」ということでここを選びました。

受付の陽気なお姉さんの感じとは打って変わって、場内はやや緊張感のある雰囲気。すでに歌い手とギターの方が音合わせをしています。

果たしてフラメンコとはどんな感じなんだろうか、とか考えているうちに18:30を少しすぎたところでショーがスタート。

男性の力強い歌い声が響くなか、踊り手の男女2人組が登場。
男性の踊り手はベテラン感があってキレも鋭い一方、女性の方は少し若手っぽさがありました。

なんと言っても一番は踊りの迫力
笑顔で踊っていると思ったら、今度は哀愁感漂う顔で踊っていたり…。
フラメンコというのは喜怒哀楽を全身で表現する踊りなんですね。ステージと客席が近いことで、その迫力が直接こちらにも伝わってきます。

お客さんもそこまで多くなかったので大盛り上がり!って感じではありませんでしたが楽しむことができましたし、なによりスペインで本場のフラメンコを味わえたいのは大きな収穫でした。


冷え冷えパエリア

左上はsaucisson

夜ご飯はスペインの人気スーパー・メルカドーナ(Mercadona)のパエリアです。
メルカドーナではパエリアなどのお惣菜を販売しているって聞いてたのですごく楽しみにしてたんですよね〜

日本のスーパーみたいに電子レジとかないので冷たいままですけど(笑)、美味しかったです!

ということで、フラメンコの余韻に浸りながら眠りにつきましたとさ…


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ということで、本日はここまで!

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次回は"バルセロナ編#3"です!
ガウディの傑作カサ・バトリョに潜入!ミロ美術館に苦戦…!?
次回もお楽しみに〜

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