植木屋は面白い

年が明けた、去年一年はほぼ毎日植木屋をしていた
植木屋になったのは植木屋さんに払うギャラを節約したいと想ったから

だから、家に来ている植木屋さんに剪定を教えてくれと言ったら
パソコンを弄ってるなら植木屋に為れと(笑)

弟子入りしちゃう僕も僕だと想うけど
弟子入りしちゃった

YouTubeや植木屋さんのブログで勉強して
実践は師匠に指導していただく

脚立に乗り、三脚に乗り、二連はしごをかけて樹に昇る
梯子じゃ届かない所は枝に手をかけ

安全帯を架けて外しをしながら上がっていく
天辺迄上がったら樹皮に手を置いて

斬らせて下さいとお願いする
きっと格好よく、あなたに佳い影響がある様に致しますと

祈る

植物は地球からの贈り物
酸素を出してくれるから僕たちも生きられる

手入れをしないと、日向を求めて好き勝手に伸びて
人の手が必要な樹木は滅んでしまうから

樹と会話をしながら、ハサミを入れて
鋸を引いて

樹と話が出来るようになると
鳥や動物も話しかけて来る

年内最後の仕事の一つ前は
残った柿の収穫だったんだけど

ハサミでヘタを切っていたら
右耳の所をぶんっ　小さなメジロが

柿残しておけよぉ！

渋柿も寒くなって昼暖かくなると
渋みが抜けて喰いごろらしい

梯子の上り下り
樹木によじ登る、道具を担ぎ上げるをしてたら

身体が締る
ジムに行くより効率が良いかもしれない

しかも御足が頂ける

自然に体を動かしていると
脳も活性化して

言語を司る部分も働いて
こうして好きな文章も書ける

身体が動く限りは
植木屋と御伽屋の二足の草鞋を履いていようと想う

身体が動いて脳が演算していたら
希望ってやつを創れるさ

#仕事について話そう