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初代コマさま 二代みけさまは
僕が好きで仕方なかったらしく

仕事から戻り玄関を開けると気配を察し
3階の踊り場に伏せていたのがチリチリと鈴を鳴らして
みゃあああああっ 階段を逆落とし

2階の踊り場で尾を立てて脚にすりぃすりぃすりすり
抱き上げると肩に前脚をかけ額を頬に押し付けて来る

3代目マコさまは男が嫌いだったらしく
ずっと僕に敵意を 高速猫パンチなども頂いた

でも身体が弱ったとき、はじめて初代2代みたいに
頬にすりすりと

当代ティアさんはキジトラの文法通り
抱っこ嫌い そっけない かまうな!

でも、家族の内 一番疲れているものの部屋で寝る
撫でに行くと前脚で抱え込んで 痛いくらいザリザリをしてくれる

これはこれで可愛くて仕方がない

女の子でも、僕は臀に敷いてくれるような
気が強くて賢い人が好きだからツンデレどんっと来い

うちの猫様達はペットショップからお迎えしたような高貴ではなく
それなりに野良生活で生き延びた仔達だから

思い通りにしようと思った事なんて無い
ここへ来るまでの体験で好き嫌いもあるだろう

3代目なんて絶対、男に虐待されていたのさ
新宿の街がすぐそこだから、狭いマンションで猫だの
チンコロ犬を飼っている女性がいっぱい居る

マコさま高速猫パンチを見舞っても逆襲されないから
きょとんっとしていたものw

彼女達の傷ついた心も愛しい
僕に出来る事は何でもしたい

猫を自分の慰撫にするんじゃなく
猫を飼っている自分をトロフィーにするんじゃなく

ただただ、愛しいから一緒に居たい
やっとそんな爺になれた気がする

猫も女性も可愛くて仕方ない
そっと見ているだけでも口角が上がる

はぁ可愛い♪


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