主婦をやめたい、というか食器をもう洗いたくない
食後、皿を洗いながら思う
私は死ぬまでにあと何枚皿を洗わないといけないんだろう
私があと40年くらい生きるとして
あと何万枚の皿を洗わないといけないんだろう
私は家事の中で1番食器洗いが嫌い
素敵な旦那様とかわいい子供とかわいらしい子犬
夫婦で話し合って決めたオシャレな一軒家
そこには当然のようにキッチンに自動食洗機がある
さっと水で流して食洗機にお皿を突っ込んでボタンをピッ
きっとこんな感じで食器は洗われてゆくのだろう
私の周りの幸せそうな家族はきっとこんな感じなのだろう
あくまでも想像である
私は田舎のアパート暮しで、備え付けの食洗機など当然ない
食器は手を泡だらけにして洗うものだと思ってた
洗剤のせいで手の節々は割れ、冬は冷たい水からお湯に変わるのを待たなくてはいけない
生きてくってことは食べて行かなきゃで、全てをコンビニ飯で済ませて、器を捨てるだけだったら本当に楽だ
でもそれはできない
家族や自分の健康の為に、栄養バランスを考えて料理しなければいけない
そしたらやっぱり食器は必要なわけで、ホントはラップをテーブルに敷いて、その上に直接置いて食べたっていいと思ってる
それくらいお皿洗いが嫌いだ
もうそろそろ食器自身が自分で自分を洗う時代が来てもいいんじゃないかな
離婚して、お金のある人と再婚して、家を建てて、あるいは移り住んで、広ーいキッチンで自動食洗機を使える未来は私にはあるのか
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?