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連れてきてもらっている。

6月13日(木) 夕方

日課のラジオがはじまりました。TBSラジオの荻上チキsession。
テレビを部屋に置いていないのでニュースはこのラジオから摂取していて、このラジオを聞き始めてから、しんどいニュースはチキさんの解説つきじゃないと聞けないようになりました。

今日は、刺繍を生業にするまでの話です。

二週間ほど前に、星読みをしてもらいました。去年も一回、一年ぶりの星読みでしたが、そこで感じたのが「なんかここまで連れてきてもらっているな。」です。

因みに10年ほど前にセラピストをしていた時に、チャクラとかエネルギーとかオーラとかをかじっていますが、スピリチュアルに傾倒しているわけでも否定しているわけでもありません。
何か、直観的に思って、ピンと来て、行動したことで、今ここにいるな、と思った話です。人間も動物なので本能的な第六感って絶対あると思うんです。で、その感覚って自分発じゃないなと思う。

何か行動しちゃった、言葉を発してしまったことって、ままある。
あと、日常の中で不意に言われた言葉が妙に残って自分に影響を与えることも結構ある。

私は春ごろに、刺繍を仕事にしてみようかな、と思い立って準備も何もほぼないままスタートさせて、今ここに至っています。何で始めたかって、同じタイミングで二人の人から何でもない会話の中で「刺繍いいんじゃない?」と言われたから。で、言われたから鵜呑みにしたというよりも、何かピンと来たから。

ずっと趣味で縫っていた、というより飼っていた愛犬が亡くなって、淋しさのあまり始めたことなので、仕事にするなんて全然ピンと来なかったんだけれど、今回はいいかもって思えた。
もっと言うと、その言ってくれた人の感性と自分への態度を私がとても信用しているから、大丈夫かもと思えた。

実際、そこから二か月くらい経って、まだまだ準備しながら制作もするというながらの状態が続いているけれど、始めてよかったと思えている。
それから始めたばかりのころに、これまた信用している人が「いいと思う」って言ってくれたから。この人たちがいいと言うなら大丈夫と思えた。
みんなそんな事言ったの、忘れているだろうけど、そんな事関係なくて、私が「思えた」というのが重要。

「思った」じゃなくて「思えた」。
私が自ら「思った」のではなくて、「思えた」は、どこからかやってきているもの。私は運ばれていると思う。

ここでやっぱり利他のことを考える。ここ3年くらいおさまらない私の利他ブーム。一年に1~2回は必ず読み返しているこちらの本にも「思える」「思えた」のことが書いてあります。

思いがけず利他 | 書籍 | ミシマ社 (mishimasha.com)
(政治学者・中島岳志さんの名著。権力で何でもできると思っている為政者にぜひ熟読してほしいと思っている。)

この「思えた」の状況になるには、自分を空っぽにしておくことが大切だと思います。自分の中に余白がないと、「思えた」はやってこない。
余白がない時、人間は自分の力でなんでもどうこうしようとしがちだなと思う。けど、自分の力でできることなんてほとんどないと思う。自営業なので、これからまた不安になることもあると思うけど、力づくになりそうだなと思った時こそ、余白を持つ方にフォーカスしていけるといいな。自分主導の状態になっている時は要注意。

冒頭に書いた星読みですが、うすうす感じていて、かつちょっとアップアップになっていたことが全部表れていて、とても肩の力が抜けたのでした。
そしてそれをきっかけに占星術の学習もはじめたので、もう一つのやりたいことで活かしていけたらいいなと思っています(サボり癖出ないように書いておく)。

18時に書き始めてから今20時。2時間かかったのは、その間に猫の友達と近所で散歩とかくれんぼをしていたためです。あと2時間ほど、刺繍します。


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