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大丈夫だった。ちゃんと、息子を好きだった。

夏服を買いに行った。
これが目に入って、迷わず買った。

色ち買い。私の服。息子のではない。


そう、これは、子ども服じゃなくて私の服だ。
オシャレかオシャレじゃないかはこの際どーでもよくて、

「あ!スターウォーズの服じゃん!買うしかないでしょ!」

と、手に取った。
しかも色ち買い。
スターウォーズの服はなかなか出ないので、出会ったら買う。



そう、それは、長男がスターウォーズマニアだから。
今はだいぶ長男の中では下火になったけど、年中後半から1年生まで、スターウォーズブームだったのだ。
家のテレビはスターウォーズ三昧。
図鑑も各種買った。
ライトセーバーも各種買った。
何なら長男が自作してた。
ハロウィンの仮装は2年続けてジェダイだった。
特注でジェダイベルト(本革制)も作ってもらった。
ランドセルカバーもマンダロリアン柄、ランチョンマットも体操服入れもお道具袋もスターウォーズ柄。
もちろん全てオーダーメイド。


長男のブームが去ったとて、私の頭の中では

長男=スターウォーズ

なので、スターウォーズ物を見つけるとパブロフの犬並みに反応してしまう。




この服着てたら喜ぶかな


その感情が自然と湧いて、

あ、私、ちゃんと長男のこと大好きじゃん

と思って、良かった、と思った。


なんてことない話。
でも、私にとってはすごく重要な出来事。


ちなみに、これは部屋着ではない。
普段着予定。
これ着て送迎も仕事も行っちゃうよ。



おしまい。

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