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受験学年の塾はどうしたのか(関西から首都圏受験の場合)

前回から引き続き、中学受験の6年生をどのように過ごしたのかを書きます。
(小学校の生活以外の内容です)

今回はコロナ災禍での、通塾をどう決めていったのか。

 関西で通塾しておりましたが、志望校は首都圏にしたいと5月の時点では「ぼんやりと」決め、ぼんやりではあるけど、手遅れにならないように退塾しました。成績も伸びていて、塾の指導に不満があったわけではなく、退塾理由は、「首都圏の中学受験に沿った志望校別の授業がない」から。
 首都圏受験するのに、相談窓口が関西の塾って、わからないことがそもそも解決しないでしょう?実際そうだったですし。

 関西の大手塾は、浜や馬淵、希、(関西日能研はわからない)ですが、8月までにどこかに在籍していることで、合格実績に数えるらしく、浜の公開テストを受けたとき、入塾するならお盆前くらいまでだと説明されました。なんで?と驚きましたが、そういう取り決めが関西にあるんだってとしか私には知り得ませんでした。(このきまりを詳しく知りたい方は関西の塾に直接お聞きになった方が良いです)

 だったら、余計に関西受験に興味がなくなったので、近所の塾にこだわらなくて良いかと、首都圏にある塾を訪ねてみました。サピックスの関西校舎です。
 
それと、名門指導会が開催する相談会(個別相談で5千円だったと思います)に参加しました。
 この個別相談を受けて、今となれば道が作られたと思うんです。タイミングと聞けた話がマッチしていたことと、相談員の方がものすごく状況を理解してナイスアドバイスをしてくださったのだと、振り返ってみて思います。
 そのときは、ただひたすらこの1年どうすごしたら実りある首都圏受験に挑戦できるのか?を知りたくて相談したのですが、名門指導会のアドバイスをほぼそのまま受け入れ、行動に移したのは、在籍していた塾に同じことを相談しても、疑問でしかない返事(生徒の親の質問にそれ?)に嫌気がさしていたからです。

 5,6,7月はコロナの影響で対面授業が心配だとも思っていたので、首都圏の塾のオンライン授業を調べました。
 早稲田アカデミーがズームで「NN志望校別」を開催しており、自宅受験でテストを受け、アプリでテストを送信できることもわかり、まずそちらに参加しました。

 首都圏は関西の塾のように、8月以降他塾を受け付けないということはなく、講座に入るためのテストを受け、基準点を超えたら参加できるので、遠方の受験生にとっては学びやすいと思いました。昨年までは、オンラインでの授業がなかったため、首都圏の校舎まで通塾していたというお話しも耳にしました。コロナは悪影響ばかりではなく、ズームで講座参加を可能にしたことは首都圏受験で追い風になりました。

 NNの資格をクリアしたため、夏期NNも参加しつつ、関西のサピックスにもどうするべきか?を相談しました。オンライン授業がメインとなり、ルリ子が対面授業から離れていたため、夏期錬成講座と模試にも参加しました。

 関西のサピックスで、関西から首都圏の受験をすることについて、いろいろと教えてくださったことも、本当にそうだと腑に落ちました。とても正直に、お答えいただいたことを今でも感謝しています。そして、サピックス生でなければ、サピックスの模試が受けられないなんてケチな仕組みもなく、テストのスケジュールや申し込みの仕方や受験会場の注意などもわかりやすく教えていただき、秋からは模試でお付き合いをさせていただきました。
 夏期錬成講座を終え、SSにするかNNにするのか迷ったときに、ルリ子は同じ学校を目指す人が集まるNNがいい、と早稲アカで日曜日を過ごすと決めました。

 ここまでの流れに乗れたのは、名門指導会の相談を受けていたからだと思います。そこから、サピックスと早稲アカのアドバイスから一つ一つの学び方を決めていけたように思うのです。

 志望校別のNN校をどこか決め手はいませんでした。首都圏のなんとなくここ?で前期を決めたのですが、後期はこのまま行くの?首都圏の学校見学を何一つしていないし、説明会にも出たことないよ?
 細かいことは、模試結果で考えよう!割と前向きでした。

6年生の模試と志望校決定、は次回につづく・・・


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