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産休までの仕事に関する価値観の変化と妊娠中やってよかった5つのこと

5/28出産予定なので、5月からついに産休に入ります。産休までの出勤日数が30日を切り、出産がだいぶ現実味を帯びてきました。

今回は、妊娠がわかってから、今日に至るまでの心境の変化と妊娠中にやっておいてよかったな、と現段階で思うことを紹介します。


仕事に関する価値観の変化

「子供ができると価値観がガラッと変わるよ!」、「子供できたら仕事とかホントどうでもよくなるよ!」と妊娠する前から何度か言われてきたこの”子供できたら〇〇”シリーズのセリフたち。

「働かざるもの食うべからず」がモットーの私にとっては、妊娠する前は当然のことながら自分ごとには全く聞こえず、正直なところ、今もあんまり自分ごとに聞こえなかったりします・・・!というか、産休をとることに不安さえ感じています。

とはいえ、「仕事がどうでもよくなるかどうか」は置いておくとしても、妊娠中は実際にできる業務には制限が出てきます。

私はChatworkでイベントやセミナー、展示会、ユーザー会などオフライン系の業務を担当することも多いのですが、妊娠中は当日のブース対応などはできるだけ控えて、事前の準備や事後フォローだけやらせてもらうことにしました。

気持ち的には大丈夫だろうと思っていても、うまくいかないことも増えていきます。それまでは、朝から晩まで働いても全然問題なし、むしろ土日もフルで予定入っていないとつまらないくらいだったのに、妊娠するとそうもいかない。

私はつわり自体そんなに辛くなかった方だと思いますが、それでも思うように身体が動かないな・・・と感じることも多く、だいぶもどかしく感じました。今までなら余裕でできていたはずなのに!!!ぐぬぬ。。。

制限が出てくると、制限がある中で自分が納得いくように働くためにいろいろ考えたり、悩んだりします。例えば、以下のようなことを考えていました。

・体調の良し悪しがその日によって違うから、今までみたいに思う存分気がすむまで働くわけにはいかない。自分が稼働できる時間でどれだけアウトプットを増やせるか。

・展示会は当日対応できないことが多くなる。当日ブース対応してくれる人たちに最低限、事前に何を伝えておけば当日私がブースにいなくても困らないか。 

・オフライン系の仕事は制限が出てくることが多くなるはず。今やっているコンテンツ制作やメールマーケティング以外にオンライン系の業務でできることがないか。

これまでは「体力ある限り、制限なく人って働ける!」、「うまく進まないことは気合いでカバー!」と思っていたので、そこに対しての考えが変わったのは大きいですね。

また、これまでそんなに深く考えていなかったですが、在宅ワークできる環境ってめちゃくちゃありがたい。これは妊娠後期になって実感しています!

お腹が出てくると居心地が良い体勢が限られてくるので、会社の机で働くのがしんどい時があります。在宅だと斜めにソファに腰掛けながらとか、正座しながらとか、その時その時で変わる居心地が良い体勢で仕事ができて非常に助かりました!

私の場合、チームのメンバーも「今日夕方に用事があるので在宅します」など気軽に在宅ワークで働ける環境があるので、自分一人だけ在宅じゃないというのもありがたかったです(孤立感を感じずに済むので)。


妊娠中にやってよかった5つのこと

現段階でやっておいてよかったな、と思うことは以下です。

・体調管理(整体、クロスフィット、軽い体重管理)
・できるだけ会いたい人に会っておく
・育児書を鵜呑みにしすぎない
・旦那を海外旅行に1人で行かせる
・2人だけで行きたいところに行く(旅行とかちょっとよいご飯とか)


まず、体調管理について

妊娠すると、妊娠前のように身体を動かせなくなって運動不足になりがちだったり、お腹が出てきて反り腰になることで腰痛など身体に不具合が出てきやすくなったりします。

私も思うように身体が動かないな・・・と思う日もありましたが、毎日がそうだったわけではないので、できる限り「動ける時に動く」、「整体で歪みをとってもらう」ように心がけました。

具体的には、家から会社まで30分程度歩いたり、週に2回クロスフィット(高い強度で行うトレーニングプログラム)でマタニティ用のパーソナルトレーニングを受けたり。腹筋系のトレーニングはできないものの、腕や太ももを鍛えるトレーニングは結構負荷かけてできました。

これで子供が生まれても余裕で高い高いができるはず!!

ちなみに、整体は妊娠中だと施術を断られることがあるのですが、私の場合は妊娠前から指名していた方に妊娠後も施術してもらいました。おかげで、腰痛や頭痛で悩まされることなく、生活できています。

また、食べつわりだったので序盤で体重がガッと増え、医師に注意をされてから体重を毎朝測るようにしました・・・(フライドポテトや納豆巻きしか受け付けない時期が一時期ありました)。

後半は炭水化物を控えたので、妊娠糖尿病の検査もギリギリセーフ・・・。家族歴的に危なかったので、大丈夫かなとハラハラしていたのですが、どうにか判決は間逃れました!


できるだけ会いたい人に会っておく

子供が生まれたら、生活がどう変わるかわからないので、今のうちに会いたい人たちには少しの時間だけでも会えるなら会っておこう!と決め、妊娠してからもいろんな人たちとご飯を食べたり、キャンプをしたり、出かけたり。

もちろん子供が生まれてからもずっと交流していきたいけれど、もしかしたら思ったより息子がヤンチャで、当面は落ち着いて友人たちとご飯が食べれないかもしれない。ヤンチャかどうかは生まれてみないとわからないので、今のうちに「あの時会っておけばよかった〜」と後悔しないよう会いに行けてよかったです。


育児書を鵜呑みにしすぎない

妊娠してから目につくようになった育児書の数々・・・。

本屋さんに行けば、これでもかと言わんばかりに「〇〇すべき」と書かれた書籍が並んでいます。時々参考になるようなことも書いてあるんですが、ハズれることも多々あります(書いていることに全く共感できないような)。

著者によって言うことはもちろん違うし、自分たちと環境も違ったりするので、育児書は参考程度に目を通すくらいにしておいて、自分たちと同じ価値観や働き方をしている方に子育ての話を聞く。その方がよっぽどタメになります。

子育てに関する情報はたくさん出回っているからこそ、どこのソースの情報を信じるか自分たちで選別をしておかないと、あれもこれもしなくてはいけない、とがんじがらめになってしまって、ストレスがかかるような気がします。

結局のところ子育てに正解はないので、いかに自分たちが楽しめるか、満足できるか、後悔しないか、と言う点で情報を取捨選択していきたいです。


旦那を海外旅行に1人で行かせる

妊娠してから在宅で仕事をすることが増えた結果、もともと在宅で仕事をしている旦那と過ごす時間が増えました。

結果、夫婦で話す時間が増えたのと、旦那が仕事をしている姿を見る時間が増えました。

それまでは、私が会社から帰る頃には旦那は仕事を終わらせて、ゲームをやっているか、漫画を読んでいるかのどっちかだったので、「こやつ、本当に仕事をしているのか??一日中遊んでたんじゃないか??」と謎だったのですが、一緒に過ごしてみると意外と仕事していました。笑

むしろ集中しすぎて話しかけても無視されるレベルです。

また、旦那はここ数年、年間100日以上海外旅行に行っているのですが、私が妊娠してからは海外旅行を減らして日本にいようとしてくれていました。

ただ、どっちにしても子供が生まれたら一人で海外旅行には行きづらくなるだろうし、在宅ワーク増えたことで普段より一緒にいる時間が増えているし、海外に行かないと旦那のインプットが増えなかったり、息抜きするタイミングもないだろうな・・・とかいろいろ考えたら、別に私が海外旅行を制限する必要もないんじゃないかな、という結論になったので、自由に行ってもらうことにしました。(私も、ときどき一人の時間欲しいからちょうど良いし)

ちなみに「旦那に海外行ってきてもいいよ」と話したら、「そうだよね!行けなくなるから今のうちだよね!」と大喜び。笑

すでに今年に入って約30日海外で過ごしています。


2人だけで行きたいところに行く(旅行とかちょっとよいご飯とか)

子供が生まれたら二人でゆっくり外食したり、出かけたりしにくくなるかもしれないので、土日に旅行に行くことが増えました。

私も海外旅行が好きなのですが、妊娠中にバンバン行くほど好きかと聞かれると、そこまでではないので、妊娠中は国内旅行がメインです。

妊娠8ヶ月のいままでに行った旅行を下記にまとめてみました。

・2ヶ月:セブ/夫婦旅行(2泊3日)、ラスベガス/海外研修(6泊7日)、静岡/親戚宅(1泊2日)
・3ヶ月:山梨/キャンプ(1泊2日)、ディズニーシー/デート(日帰り)
・4ヶ月:伊豆/夫婦旅行(1泊2日)、山梨/夫婦旅行(1泊2日)
・5ヶ月:沖縄→大阪→奈良→静岡/夫婦旅行(10泊11日) 
・6ヶ月:スパリゾートハワイアンズ/出張(1泊2日)、箱根/夫婦旅行(2泊3日)、山梨/キャンプ(1泊2日)
・7ヶ月:福岡&長崎/夫婦旅行(2泊3日)、長野/旦那の両親と旅行(1泊2日)
・8ヶ月:尾道/出張&夫婦旅行(2泊3日)、大阪・京都/出張&夫婦旅行(5泊6日)、静岡/親戚宅(日帰り)

私も結構出かけてるじゃん、と思いますが、旦那はこれにプラスして、海外旅行に行っているので、「どんだけ旅好きなんだ!?」と思うくらい旅行に行ってますね。

旅行以外にも、少し小洒落たレストランや割烹とかはきっと今みたいに「行きたいから行こっか」と気軽に行けるような感じではなくなるので、折を見てちょくちょく出かけています。


さいごに

妊娠前は雑誌とかネットで妊娠すると嫌な思いをすることがある、と書かれていたのである程度覚悟をしていました。
(電車内で心無い言葉をかけられたり、仕事を与えてもらえなかったりするなど、よく聞きます)

実際は、電車で初めて席を譲ってもらって感動したり、職場でも普段通りやりがいがある仕事をやらせてもらえているので、取り越し苦労でした。

また、今まで通りに働けなくなることや生活環境が変わることは多かれ少なかれ不安だったりします。

ただ、良くも悪くもいろいろな変化を経て今があるので、今回も楽しみながら変わっていけたらいいのかな〜と思ったりしています。

固定観念に縛られすぎてもしんどいし、他人のやり方が自分たちに合うかどうかもわからないからこそ、自分たちの納得感が大切なのだろうな、と。


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