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【社会人向け】初心者でも99%成功する投資法

1.このタイトルは吊りじゃない!!

 まず始めに、このタイトルは吊りではないです。
 あくまで、この記事では様々なデータや考え方に基づいたお話をします。
 
 初心者が投資活動を行う上で知っておくべき知識や金融リテラシー(Ex.投資をするための資金繰り、投資先は株式投資?債券?FX?、投資の仕方は?...などなど)をお伝えします。

この記事を読めば、投資をしたくなるはず!!

 ~この記事のキーワード~
分散投資/積立投資/長期運用/資産運用/家計簿管理/ライフプラン(生活設計)/預貯金/株式・債権・投資信託/リスク&リターン

それでは、本題へどうぞ。

2.投資の3大原則(分散、積立、長期)

 投資を成功させるためには、大原則として、「分散投資、積立投資、長期投資」といった3つのキーワードを守れば、99%成功できます。
 なぜ、100%ではなく、99%かと言うと、絶対成功するわけではないためです。あくまで、過去のデータを参考にすると、100%成功しているデータが存在していますが、未来も必ず100%成功する保証はないです。
 そのため、99%は正確な割合ではないものの、そのくらい高い確率で成功するだろうという意味を込めて99%と書かせて頂きました。
 ※投資は全て自己責任であるため、よ~く勉強して慎重に判断してくださいね。

 こういう風に書くと、怪しいと思ってしまうのが普通だと思います。確かに、投資で失敗している人もいます。ただ、それは、投資の仕方が3大原則と反している、あるいは、そもそも投資ではなく、投機的・ギャンブル的な投資の場合は、失敗する確率が高いでしょう。
 具体例としては、個別株の集中投資は、もう投機的というかギャンブル的な投資ですよね。
 わかりやすく説明すると、個別株とは、株式投資の話です。株式投資の世界では、国内と国外の2種類の株式があり、この株式というお札のような紙切れを発行するのが企業です。企業は、事業をするために資金が必要ですが、その資金を調達する1つの方法として、企業が株式を発行して出資者(資金を出してくれる人)を集うのです。
 出資者は、いわゆる株主と呼ばれますが、例えば、A社の株価(1株当たりの価格)が500円だとすると、それを100株買うと「500×100=50,000円」分の株式を買った=50,000円分A社に出資したということになります。
 また、出資者は株式の保有数に応じて経営に参加できたり、企業の利益が出た時は配当金と呼ばれるお金が配られたり、上記の例でいうと、株価500で買った株を株価が600に上昇した際に売却すると利益10,000円が出るといったメリットがあります。
 
 ここで、投機的・ギャンブル的な投資法の1つである「個別株の集中投資」の話に戻しますが、国内の株式市場には、約4000社の企業が上場しており、その4000社のうち、A社の株(個別の株)のみに、全資金を投資すると、株価が上がれば良いですけど、株価が下がった際は、大きな損失になってしまうため、1つの会社だけに投資するといった個別株の集中投資は失敗する確率が高いよねって話でした。

 では、どうすれば、失敗するリスクが減り、成功する確率が上がるのでしょうか?

 答えは簡単です。分散投資すれば良いのです。
 例えば、個別株を複数個に分散投資するとします。先ほどの例だと、A社のみに集中的に投資していましたが、B社やC社にも投資したとします。そうすると、仮にA社の株価が100円下がり、B社の株価が50円上がり、C社の株価が60円上がったとすると、結果的に(50+60)-100で10円のプラスになり、10円×100株で1000円の利益が獲得できるのです。
 つまりは、投資する個別株を分散させることによって、1社の株が下がっても他でカバーできる可能性があるといったリスクが分散され、安定度が増すため、分散投資は有効なのです。

続いては、積立投資についてです。

 効率的な投資活動を行うには、「時間の分散」をする積立投資が有効的です。
 例えば、資金5万円があったとします。1月1日にこの5万円で株式を購入したとします。その後、株価の変動としては、上がる可能性も下がる可能性もありますよね。極論を言えば、株価はフィフティーフィフティー(50:50)、つまり上がるか下がるか2分の一の確率で決まります。

 しかし、この株価の値上がり、値下がりといったリスクを抑える方法があります。それが、投資時期を分散させる積立投資なのです。
 具体的には、定期的に一定額を投資する定額購入法(=ドル・コスト平均法)があります。例えば、1月から毎月1万円を定額購入するとして、株価が上下に変動するので、株価が上昇した月は、高値だから株式を少なく買い、逆に株価が安値の場合は株式を多く買い、必ず1万円分の株式を購入することがドル・コスト平均法です。
 ドルコスト平均法でマイナスになることもありますが、基本的に長期投資すれば、マイナスにならないです。
ドルコスト平均法について詳しく知りたい方は以下のURLを参照すると良いと思います。
https://barnie-works.com/dollarcostaveraging#i-2

 では、本当に長期投資すればマイナスにならないのでしょうか?

データhttps://myindex.jp/study/data/20year.html

 結論、15年以上長期運用すれば、マイナスにならない(元本割れしない)です。上記の画像だと分かりにくいですが、2002年より国外・国内株式や不動産など様々な金融商品を15年以上保有していれば、元本割れ(元の資金が減ること)=マイナスを引き起こさずに資産運用することができます。
 また、金融商品ごとに上下運動が異なっているため、アメリカや中国の経済成長率が高いからといって、アメリカ株や中国株のみを保有するのではなく、「投資の3大原則」に基づくと、国内・国外の株式や債券、不動産、金などと分散投資を行うことがとても重要であると考えます。

 さて、ここまでの文章では、失敗しない投資法についてお伝えしてきました。
 ただ、ドルコスト平均法にしても、様々な金融商品に分散投資するにしても、お金(投資資金)がなければ、資産運用できません。

 では、具体的に、毎月いくら投資資金を捻出できるか考えていきましょう。

2.毎月、投資に回せる資金をどう捻出するか?

 皆さんは、毎月の総収入・総支出がどのくらいか把握していますか?

 手取り収入はいくらか?毎月の生活費(食費や通信費、光熱費など)はいくらか?
 あなた自身の収入と支出を正確に把握し、そのうち、どの程度投資に回せる資金があるのかといったように、計画性のある投資活動を行うには、収支をきちんと把握しておく必要があります。

※手取り収入~会社等の額面給与(いわゆる基本給+残業代+その他手当)から税金(所得税と住民税)と社会保険料(厚生年金保険、健康保険、雇用保険等)を差し引いた収入。
 もちろん、本業以外に副業を行っている方は、その収入も含めます。

 では、支出はどのくらいでしょうか?

 支出は、大きく分けて固定費(通信費、賃貸の人は家賃、車保有者は自動車保険など…)と変動費(食費、水道光熱費、娯楽費など…)の2つに分類されますが、家計簿をつけるように、紙やスマホのメモ機能などに総支出を書き出してください。

 ここまでで、あなた自身の一か月あたりの収支が把握できたと思います。当然、「収入-支出=0」の人もいれば、「収入-支出=1万円」の人もいたり、「収入ー支出=-3万」の人もいたり、人それぞれです。

 ここで、1つポイントなのが、あなた自身の収入ー支出が0に近いあるいはマイナスの人は、無駄な支出がないかもう一度見直してみましょう。
 具体的には、通信費もっと安く抑えられないか?ギャンブルなどにお金を使いすぎていないか?ゲームへの課金をしすぎていないか?外食しすぎではないか? などなど・・・
 書き出した総支出から、各項目(食費や通信費など)ごとに、見直し、無駄な支出を抑えることで、投資に回せる資金が増えるのです。

 では、投資に回す資金のみを確保すれば良いのでしょうか?
 ※アンサーは以下で伝えます。

3.ライフプランを設計し、預貯金も必要

 では、投資に回す資金のみを確保すれば良いのでしょうか?(上記の質問) に対する回答は、「NO!!」です。

 日本では、「人生100年時代」と言われているように、人生は長いですし、各年代ごとに色んなイベントが訪れます。

Ex.各イベントごとにかかる費用
18代~ :自動車購入費用
20~30代:結婚式の費用、子供を授かるなら出産費用
40~50代:子供に対する教育費用、住宅購入費用
60代~ :老後の生活費用

 この他にも、意図しないイベント(会社倒産による失業や自動車同士の交通事故など)による緊急費用だって、生きていれば起こり得る可能性があります。 

 このように、ライフイベントで必要なまとまったお金をある程度理解し、それに備えて貯蓄しておくことも、計画的に投資活動を続けていく上では、とても重要なことです。

~預貯金について~
 預貯金とは、銀行やゆうちょ銀行などにお金を預け、貯めることです。

 まぁ、社会人であれば、給与の受取先に銀行口座(普通預金口座)を開設したり、学生時代のアルバイト代を預けていると思います。
 そのため、既に開設している口座でもいいですし、その他の銀行口座を開設し、今後訪れるであろうライフイベントに向け、ある程度まとまった額(30万、50万、100万など)を貯蓄しておきましょう。

 ※個人的な意見だと、最低限の範囲として、3~6か月分の生活費を貯蓄しておけば、安心かなって思います。

 また、投資の話をしているので、細かなことを言うと、銀行の普通預金口座にお金を預ける行為自体も、実は投資活動の一環です(笑)
 普通預金の金利は約0.001%なので、100万円預けていれば、1年に10円の利子を受けることができます(笑)

 まぁ、これだと、10年預けていても100円しか増えないので、すずめの涙程度しか資産運用できていなくて、投資先としては不十分ですね💦
 ※金利とは、お金を貸すことで生まれる利子(使用料)であり、銀行の普通預金口座にお金を預ける行為は、実は企業が経営活動するための資金をあなたが銀行に預けたお金から使われている=お金を間接的に貸しているため、金利が発生します。
 また、金利は、普通預金、定期預金、株式、債券など様々な金融商品(投資先)ごとに異なります。


 では、投資先はどこにすれば良いのでしょうか?
 (アンサーは以下で伝えます。)

4.どこに投資すれば良い?

 では、投資先はどこにすれば良いのでしょうか?(上記の質問)に対する回答としては、「金利が数%以上の金融商品(投資先)に投資すべき!!」です。

 理由は単純で、上記でお伝えした普通預金だと金利0.001%、今人気の積立NISAでインデックス投資(全世界株式)では5~6%が平均的な利回りとなっています。

 つまり、簡単に整理すると・・・
 普通預金に100万円           → 一年後に利子10円
 全世界株式への積立NISAへ100万円 → 一年後に利子5~6万円(変動あり)

 投資先(金融商品)が異なるだけで、こんなにもお金(資産)の増え方が異なるのです。

 オススメは、積立NISAです✨
 ただ、NISAにもデメリットがあるから、この記事を読んで頂いたように、分からないことがあればその都度、インターネットで検索をかけ、理解し、金融リテラシーを向上させていくことがあなたの人生をより豊かにすることでしょう。

 以上が初心者が身につけておくべき投資で成功するための知識・金融リテラシーでした。
 この記事を読んでみて、投資を始めたい気持ちが高まった人は、ぜひ、始めて見て下さい!!

まとめ

・投資で成功したいなら、投資の3大原則を守ろう!
・投資を継続するには、毎月の収支をコントロールしよう!
・預貯金でライフイベントを切り抜けよう!
・投資先は金利が数%以上の金融商品で検討しよう!




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