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ベネッセでのキャリア開発を深堀りします!

こんにちは、ベネッセ新卒内定者ライターのあっちゃんです。
新年を迎え、皆様はどのような目標を立てましたか?

さて、今回は以前の記事でお伝えしたベネッセのラーニングカルチャーの続編として、「ベネッセらしいキャリア開発」をより掘り下げていきます!

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【キャリアは自ら開拓する】


ベネッセでは、「○年経過したら異動する」といった定期的なジョブローテーションは行っていません。
教育や介護・保育、生活の領域で幅広くサービスを提供しており、事業フェーズも多様であるため、一人ひとり異なるキャリア開発ができるような仕組みが構築されています。

例えば、現在では多くの企業が導入していますが、社員が仕事の挑戦機会を創出し、部門を越えた人財発掘を実現する「公募」や「青紙」などの手上げ制度をベネッセでは以前より設けています。

「公募」とは、事業上重要な強化ポジションが公開され、希望社員はそのポジションへ応募できる制度、「青紙」とは、公募されているポジションに限らず、社員自身で希望する職務に対して異動の意思表明ができる制度です。加えて、異動可能な会社間であれば、グループ各社での業務に応募できる「グループ公募」も年に1度実施されています。

ほかにも、グループの従業員全員が参加資格を有する新規事業・ 業務改革提案制度「B-STAGE」は、社外メンバーを交えたチームでも参加できるため、所属する会社や部門・担当業務の垣根を越えて、現場社員の問題意識やアイデアを提案することが可能です。


【根拠をもって意思表示をする】


キャリア開発の機会が数多く用意されているということは、言い換えれば、社員自身で描いたキャリアプランに基づいて、主体的に考え行動し、チャンスを掴み取ってほしいということ。
やってみたい仕事があれば意思表示をすることでチャンスを掴む可能性があります。何も意思表示せずにいて、誰かが「こういうことも経験した方がいいよ」とレールを敷いてくれるわけではありません。
キャリアを客観的に見つめ直すために、上長との面談を通してキャリアプランを毎年アップデートしたり、キャリアに迷ったときには、社内外のキャリアコンサルタントに相談したり、第三者の視点も取り入れつつ、それぞれが自律的にキャリアを形成していくことが必要です。

そして、ベネッセで意志表示をすることは、単に何かを望むことではなく、最後まで責任を持ってやり切る覚悟を示すことを意味しています。
キャリアプランを立てる際にしばしば活用される「Will・Can・Must」で表すと、「やりたいこと(Will)」を具現化するために、アップスキリング・リスキリングを通して「できること(Can)」を増やした上で組織内でより大きな価値を生み、「周囲から求められていること(Must)」で貢献していくことが欠かせません。

多種多様な事業展開を行うベネッセに入社して何を実現したいのか(Will)を考える際には、どの職種なら自らの専門性を生かせるか(Can)だけでなく、各領域にどのようなミッションがあるのか(Must)を認識し、いかなる課題を解決すべきか、論理立ててみることが大切です。

Will・Can・Mustのフレームを用いたキャリア形成


【なぜ(Why)をひたすら問う】


社員一人ひとりの専門性、志向、意思をベースにキャリアパスを築いていくベネッセでは、絶えず「なぜ」を問い、自分で課題を設定します。
以前の記事の中で、採用において「課題を設定する力」がとりわけ重視されるとお話しましたが、この能力は実際の業務で頻繁に求められます。

例えば、進研ゼミのサービス開発においても、
「このサービスを使用するユーザーは、この時期にどのような悩みを抱えているだろうか」
「この言葉やデザインを通して何を伝え、どういった行動変容を促したいか」
などを深く問い、アイデアを形にしていきます。

常にエンドユーザーの課題を設定し、そこに対してアプローチする方法を生み出していくことが、ベネッセの仕事の流儀です。
些細なことや当たり前に見えることを問い直すことは、子どもたちのたくさんの「なぜ」に寄り添い、社会課題の解決につながる新たな価値を創造するベネッセの基盤になっているのでしょう。


【ベネッセのDNAを継承する】


ベネッセでは、どの市場においても戦略を立てて挑んでいけるプロフェッショナルを育成すべく、OJT(On the Job Training)を大事にしています。「現場発」でお客様の困りごとや業務課題を解決するプロセスを、単なる知識としてではなく企業DNAとして脈々と受け継いでいくのです。
さらに、ベネッセには、退職のことを「卒業」と呼び、いつでも戻れる風土が存在します。実際、2018年からの3年間で、計14名の社員が他組織で新たな経験・スキルを得て「出戻り」をしました。正社員として戻るパターンはもちろん、フリーになって業務委託の形をとるなど、雇用形態はさまざまですが、社外も含めて「チーム・ベネッセ」の輪を広げ、協力してやっていく雰囲気が醸成されています。

人財を価値創造の源泉として迎え入れ、パーパス(存在意義)とイズム(判断・行動基準)を浸透させ、活躍する機会を創出し、旅立ちをも温かく見守る。
多様なキャリア経験を個人の成長の機会と捉え、会社の枠にとらわれることなく社員のチャレンジを歓迎することが、回り回ってベネッセの成長を牽引する原動力となっているのだと考えられます。

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いかがでしたか。

商品やサービスでつながる「一人ひとり」を想い、その先にある「未来の社会」に貢献したいと願うベネッセは、働く人自身の「よく生きる」を実現するための環境を整備し、まるでもうひとつの実家のように、広い視野で社員のあらゆる成長を祝福する会社であると、私は感じました。

最後までご高覧いただき、ありがとうございました。
ベネッセの企業風土を肌で感じられる記事を執筆するために、今後も努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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