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NISA・iDeCo本 読書ログ

みなさま こんにちは
記事にアクセスくださってありがとうございます😊

さて、今回はNISA・イデコに関連した書籍の読書ログです。
「間違いだらけの新NISA・イデコ活用術 田村正之」(2023年11月 日本経済新聞出版)
年金をはじめとする老後資金・老後資産を効果的に形成していくための制度についての解説本。

日経新聞を購読されている方であれば、度々目にされている書籍かもしれません。
田村さんの新聞記事も、こちらの書籍も、一貫して、制度への深い知見と、専門家ではない読者にも分かるようにの観点で書かれているので、きっと、年金、老後資産好き?の読者の信頼厚い著者さんだと感じておりますが、どうでしょうか?

ザクっと、新NISA、イデコ制度の説明はもちろん、そこからなぜ、なぜ、、、との裏付けデータ等の説明を含めて解説のスタイルの本となっています。

本のタイトルに「間違いだらけの」にあるように、この本の構成としては、何が間違っているか、こういう勘違いがよくされている という観点を切り出して解説し、最後の間違いについて各項にまとめてあります。NISAやiDeCoを中心とした本ですが、企業年金にも触れています。

例えば、DCや企業年金の項目では、以下のような間違いの記載があります。
間違い;損失が怖いためにDCでは預貯金を選ぶ
間違い;転職の度にDBの一時金を受け取り使ってしまう

一般的に地味な存在の企業DCやDBも含めて解説下さっている点も含めて、なぜその観点は微妙に間違っているのか がきっとわかります。「間違い」という言葉は使われていますが、完全に不正解!と読者を傷つける?ような論調はなく、それぞれの最適解に向けての気づきがある本です。

この本の中では、コラムが2つありまして、その中で米国401kに少し触れています。
DCは実は資産形成の一丁目一番地 と言える仕組みです。米国では401kで15年加入者の平均資産は6200万円」と切り出して説明をしているのですが、6200万か!すごいですね。しかも平均で?
日本ではDC上限額や動機づけの仕組みが現状、物足りない状況なんだな と改めて思いました。他国を比べて日本は、、という嘆き節感はないのですが、日本のDCが存在感薄く、あってもなくても変わらない、時に持ち運び等も忘れられてしまう程度であることには課題ですね。。。

NISAやiDeCoはどんな制度なのか、どんな商品を選べばいいのを指南する本や記事は沢山あるのですが、この本はさらにもう一歩踏み込んで年金・老後資産形成にかかる誤解、社会制度全般も踏まえた知見が味わい深い本なので、入門書の次に、少し深く理解をしてみたい時に特におすすめです。

逆に、これらの制度について、誤解や間違いの指摘をされてもピンとこない、フレッシュな観点の方には、いきなり誤解とか間違いの指摘からされてもね、、というか感じかもしれませんので、ご注意ください。
例えばの指摘にある、「DCで預貯金を選んでしまう」、、という間違い指摘はその通り!ですが、一貫してDCに興味のない方にはこの本まで辿り着かないジレンマもあるかも知れません。

NISA・iDeCoをもう一歩踏み込んで悩みがあるとき、例えば、一括投資と積立投資に迷うとき、本当にあ国際インデックスファンド中心で良いのか、バランス型とかポートフォリを考えるべきかどうか悩むなど投資悩みあるあるにも。インデックスファンドで同じものをただ単に買い続けるって、ちょっとつまらないし、ふとした瞬間に色々手を出したくなる時って、よくあるので💦

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。読書ログ、どういうトーンで文書綴ればいいか、私の経験不足もあって定まらないnoteになってしまってるきがしますが、、試行錯誤したいと思います。
またNoteの記事でお目に書かれます様に😊

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