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老後資産について友人と勉強する2(続き)

皆さん こんにちは
友人とのランチで老後資産について勉強する雑談を予定しているので、なにを話そうかなーという妄想を、Noteに書きました。

前回のNote記事はこちら

その後、友人と実際にお話ししてみて、悩みはここかー なるほどー と思ったので、Noteに続きとしてまとめてみたいと思います。


投資信託での運用を知らない→ある程度経験した段階での悩み

結果からいうと、友人は企業型DC基礎的なことから分からなくて、、と本人は言っていましたが、ちゃんと実行してて、知ってるじゃーん でした。

あまり知らない という点でいうと、受け取るときの税の仕組みや60歳以降の拠出の可否とか少し先のことはとりあえず今すぐには関係ないから、正確には知らないという感じでしたが、この点は現時点で知らないけどそんなに今の心配ごとではない様子です。

すでに経験している点でいうと、DCやイデコでは、簡単な質問に数問答えるだけで、投資信託のポートフォリオを提案 というものがありますが、それをきちんとやっています。資産配分、指図はした、おおよそ2年位経過して、自分で納得して始めたバランスの良い運用でやってるからそんなに心配することないのになー! がまずは感想です。

とはいうものの、今の段階でもやもやな事があるとのこと。

ポートフォリオ診断結果を忠実にやってみると感じるモヤモヤ

もやもやは、国内債券(評価額はマイナス)を結構な割合配分しているが、このままでいいのか心配とのことでした。
話を要約すると、自動診断の結果は、「中リスク許容度、中リターン目標」。その提案に従って、債券の割合が多め、株式少なめ(話をきくに25%位が株式?)のポートフォリオで債券の国内、海外、株式国内を保有して2年ほど経っています。
今の段階で、株式はプラス、国内債券がマイナス評価となっていて、DC資産全体では2%以上はプラス。
債券でマイナスになっているものがあるから、これでいいのか という心配が芽生えてきた ポートフォリオ診断に反いて、自分でアレンジするべきなのか、経過を見てもいいのか、、よく分からない というのが、悩みのようでした。

債券ってなんだっけ?

債券は国や会社にお金を貸すことによって、運用期間中は利子が発生して、満期に元本が戻ってくる仕組みなので、なんとなく、元本割れしてること あれ?なんかおかしいのか?と思ってしまうかもしれませんが、債券の価格変動は世の中の金利で上がる、下がるが影響しますので、まあまあ仕組み通りの動きをしてますかね。

世間の金利が上がれば債券の価格は下がり、金利が下がれは債券の価格は上がるのが原則なので、日本では、今から漸く金利を上げていこうか、、、という段階。日本債券(投資信託)はここ数年マイナスとなって、これからもしばらく・・・・

海外債券は、これから金利を下げていく段階にきているのかという状況なので、これから海外債券の価格は上がる方向にもありつつ、あとは為替の変動もあるので、そもそも予測することは難しいし、長期的に見守る姿勢が大切そう。

ちなみに、私の場合は、債券の仕組みと、金利の仕組みとかの本を読んでも、めっちゃ難しい、債権や金利のトレーダーの世界は専門的ですごいんだな という感想。

運用期間が長ければ株式中心へ、期間が短ければバランスが取れていることを優先

どのポートフォリオ診断をやっても、DCで株式100%の診断結果を出してくるサイトに出会ったことがないのですが、、、投資信託と長く付き合っている方は、私の見聞きする限り、結構DCは株式100%という方が多いような印象もあります。(そういう人の声が大きいだけ というバイアスもありますが。)
DCだけでバランスを取らなくてもいい、資産全体を見た時にDCは株式100%が合理的という説明は説得力があります。

一方で、DCだけでバランスを取っておきたい、下げ相場のリスクに備えることを優先することも一理あります。資産額が目に見えて、下がる、上がるへの許容度、性格は変えられない点も、特に大切な点ですね。
友人がDC内でバランスを取りたい派であれば今のまま気にしないが正解かもしれないですしね!

最近は上げ相場だったけど、、下げ相場の経験して、考えてみてはどうかしら?

株式相場はアメリカ大統領選挙の行方や、特にアメリカのテック企業の相場で大きく上げたり、下げたりが避けられないし、突然の暴落がいつなのかも誰にも(特に一般市民には) 分かりません。ちなみに7末、8月初めは記録的株式市場暴落記録。。

株式下落相場にきた時に、債券を組み込んでいたからよかったー と思えるのか、債券の割合を持ちすぎて上げ相場に乗り切れなくて残念だったなー ということになるのか、下げ相場、キター!株式買い込む好機!となるのか、心理的な反応はご本人にしか分かりませんので、ほかの人のアドバイスなど、ほどほどでいいエリアですね。

自動ポートフォリオ診断の次の段階へ!

ポートフォリオ診断って、第一歩を踏み出す時に便利でありがたいなー と思う一方で、その設定の理解をすっ飛ばすので、その次の悩みがきたときに、なんか、どうしたらいいかな と悩むことがあるな、ということが気づきです。

そういえば、私も昔NISAで、ポートフォリオ診断のお勧めの商品をそのまま購入して、1年経ったあとに、なんでこんなの選んでたんだっけ? という状況に陥ったことがあることを思い出しました。

また、友人と話してみるとうぃきっかけに、自分の考えを振り返るきっかけにもなりためになりました。
ありがとう、友人!!

では、お読みいただきありがとうございました。
またNote記事でお会いできると嬉しいです。




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