【Pythonコード】Instagramの運用が面倒だったのでPythonで自動化してみた
フリーランスエンジニアのベナオです。手違いでTwitterが凍結してしまったようで、仕方ないので最近までInstagramにこもって色々実験してました。
以前からインスタの盛り上がりは聞いていてずっと実験したいと思っていましたが、Twitterの居心地が良すぎてなかなか手が出せてませんでした。やはり人間、必要に迫られないと新しいものに手を出せないという事ですかね。
というわけでInstagramのエンジニアアカウントを片っ端から眺めていたのですが、Python特化の日本語アカウントがほぼいないのでここでポジション取れればもしかしたら大きいかも。
ネットをあさっていたらこんな面白い記事を発見。Pythonによるインスタボットを運用していたら、ニューヨーク中のレストランで宣伝を条件にタダメシが食えるようになったとか。
読んでみると最適なハッシュタグの付け方などを機械学習で行わせていたりと、色々やってますね。ちなみにInstagramの文字数制限は2,200文字とTwitterと比較してかなり多く、ハッシュタグも30個までつけられます。
加えてTwitterと違ってRT機能がないので、拡散はハッシュタグによる部分が大きくなります。なのでインスタ運用ではハッシュタグの使い方が肝になります。
運用の話はさておきAPIの面でTwitterと比較すると、Instagramに用意されている開発者用のAPIはある時点からデータの取得のみしかできないように変更されてしまったようで、いいねや投稿が自動化できないために使い物になりません。
そこで出番なのが、ブラウザ上の動作をなんでも自動化してしまうSeleniumです。
TwtterAPIと違って開発者申請を通す必要がないので、初心者でも手軽にPythonのメリットを実感できると言えるでしょう。
以下のような方にオススメな記事です。
・Pythonの力を手っ取り早く味わってみたい
・Seleniumを触ってみたい
・Instagram運用が手間なので自動化してみたい
1. Pythonによる自動いいねがInstagram運用で役立つ理由
まず自動いいねがInstagram運用に役立つ理由ですが、手動でいいねした場合には到底不可能な数のいいねを短時間で押すことができるためです。
あまり多くの写真をいいねしすぎるとアカウント凍結などが怖いのである程度制限はかけるのですが、いいねされたアカウントからのリアクションが手動運用のアカウントより圧倒的に多く期待できます。
またこの自動いいねという手法はTwitterでも使えるのですがそちらと比較した時のメリットとして、Twitterではいいねしたツイートがそのアカウントをフォローしているアカウントのタイムラインに流れる仕様になっていますが、Instagramにはそのような仕様がりません。
自動いいねする投稿はどうしても無作為に選ばれるため、これらの投稿がフォロワーに公開されないことは、見た目上のボット感が露出しない点でTwitterよりも適しているなと個人的には思います。
また自動化と言っても魔法でもなんでもないので、全く魅力のないアカウントで使ったところでただその魅力の無さがより拡散されるようになるだけです。
最低限のクオリティの投稿を最低限の頻度でした上で、このような自動化の手法はあくまでブースターとして使いましょう。
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