見出し画像

ミニマリストしぶ と プロ奢ラレヤーという人物


ミニマリスト目指してて人に奢りがちヤーのベンです。

今回はミニマリストしぶさんとプロ奢ラレヤーという、最近僕のライフスタイルや思考にぐいぐい入ってくるお二人を紹介します。

ミニマリストしぶさんは1995年生まれ(学年は2個上)、プロ奢ラレヤーは1997年生まれ(同じ学年)ということで敬称に差をつけてます。正直なところは語感の問題です。


実は僕、社会人1年目にして仕事から逃げるように海外逃亡を図ったことがあります。

その逃亡先でプロ奢ラレヤーの本と出合いました。ホーチミン市を流れるサイゴン川沿いのカフェでプロ奢ラレヤーの「嫌なこと全部やめても生きられる」を風を切るような速さで読み切りました。

こういうのを何というか分からないので風読とでも名付けておきます。
いい表現を知ってる人は教えてください。


プロ奢ラレヤーの思想は、誰かに”たかりたい”と思われがちですが、その本質は本のタイトル通り「嫌なことをやらない」ということにつきると僕は考えています。


嫌なことを辞めると、どうして”プロ奢ラレヤー”という人物が出来上がるのか。その説明は本著に譲りたいので、気になる人は是非読んでみてください。


プロ奢ラレヤーの物事を「ウケる」の精神で"受ける"感じや、そんなに頑張らなくてもここ日本では全然生きていけるということを本著通じて学びました。

当時の僕は、傍から見たら大したことないようなことを、この世の終わりのように捉えていました。小さなミスが少し大きなミスを呼び、それらを自分の中で蓄積し、負の感情を増幅させていたのです。仕事における失敗のラインを把握しきれていなかったというのもあります。


何もわからないまま日々前に進んでいた当時の自分自身をここで変に蔑むつもりはありません。ただ少し物事のとらえ方を変えられたら、メンタル不調になることはなかったと思います。この話は、また別の記事でじっくりできればと考えています。

そういうわけで、プロ奢ラレヤーの「ウケる」姿勢や、好きなことで生きていくのではなく、嫌いなことで生きていかないというライフスタイルが当時の僕に刺さりまくりました。

この本と出合ったのがベトナムというのも大きかったです。現地で暮らす日本人の話からベトナムでは月10万もあれば十二分に暮らしていけるという話を聞きました。日本からの駐在ではなく、現地採用という形でも日本人ならそれなりの生活をしながら年100万貯めることができるということを聞きました。

僕自身毎月ギリギリの生活をしているわけではないですが、若者でしっかり100万貯められて、それなりの暮らしができるというのは少し憧れました。

海外で生きるなんてことはこれまで考えたことがなかったので、副次的にこういった生き方があることを学び帰路につきました。

帰国後は、プロ奢マインドを持ちつつ何とか仕事復帰できました。

そのまま仕事を辞めるという手もあったのですが、周りのサポートが厚く、自分一人ではない、ということを感じさせてくれたおかげだと思っています。一人で抱え込むのはやめよう、このnoteを読んだあなたと僕との約束です。


さて、ほどなくしてコロナショックがやってきました。

家から一歩も出ないような生活が2か月も続きます。すると自ずと部屋の快適空間を目指すようになりました。1日の大半を過ごすにはとても快適とは言えなかったんですね。

部屋にものがありすぎると集中できないんですね。これはなんとなく経験から学んでました。そんな時にこんな本に出合います。


メンタリストDaiDoさんの本著で、何もない机の方が集中できることを学びました。

実際、モノをすっきりさせていくと確かに集中力が上がるような気がしました。するとその勢いは机にとどまらず、少しずつ部屋の中にも波及していきます。

といっても、この段階ではせいぜい何年も来ていない服や、ずいぶんと開いてない本くらいが処分の対象でした。

それから数ヶ月経つと、一人暮らしを始めるようになります。

この時点では自分の中でミニマリストを目指すまでにはなったですが、知人がテレビとベッドを持たない生活しているという話を聞きました。
自分もテレビなし、ベットなしの、スモールスタートから一人暮らしを始めました。

DaiGoさんの本から余白のある暮らしの良さをじわじわと感じていたのもあって、次第にミニマリストという存在に興味を持ち始めました。

そしてついに、ミニマリストしぶさんに出合います。出合ったといっても画面越しの一方的な出会いです。


最初にこのページを見たときの衝撃はすごかった

このトップの写真、余白というよりもはや白!”余り”なし!

持ち物も219個という衝撃を受ける。


youtubeやブログを通じて虫食いでミニマリスト思考を学んでましたが、ビジネスカバン一つでGoto一人旅をしてる時に、しぶさんの著書「手ぶらで生きる」を手に取ります。ここでミニマリスト思考が僕の中でパンデミックを起こします。

「もしや一人旅と読書は脳への影響が半端ないのでは!?」という仮説が今たちました。
どうなんでしょう。このnoteを読んだ方も一人旅に出て旅先で読書してみて、結果をnoteに投稿してください、責任もって僕が読みます。


しぶさんとプロ奢ラレヤーの出自はある意味似ていて、二人ともいったん金がないところから、ミニマルな生活になるんですね。

しぶさんはフリーターで自立するためにミニマルな生活を始め、プロ奢ラレヤーはヨーロッパで金なしの浮浪人(?)をしていました。

僕はある程度のお賃金を毎月月末にネット銀行に振り込んでもらえているので、そこは違うのですが、持たない暮らしの良さをお二人から学びました。

いつ仕事を辞めるかわからない中で、生活費をミニマルにした方がいいというのもありますが、単にモノを持たない方が暮らしにゆとりが出てる気がしていました。


ではなぜ考え方のスタートが違うのになぜ、共感を覚えたか。

・年齢が近く、ほんの数年前までは当時の僕と変わらぬ学生だった。
・細かい価値観が同世代ということもあり納得しやすい
こういったところが、大きな要因ではないかと思っています。

そして二人に共通する点も多く、「今を生きる」ライフスタイルはこれだというのに強く納得してしまってた節もあります。

・嫌なことはしない

・面倒なことはしない

・ものを持たない

・物質的欲求より経験的精神的欲求

確かに、自分自身を見ていても納得感があることでした。

もしこれが、違うタイミングでお二人の思考に触れたり、お二人がもっと遠い世代の人だったら、考え方に共感を覚えてnoteを書くまでになっていなかったかもしれません。


と、まぁ、お二人の紹介といいつつ、全然お二人の紹介はしいなかったような気がしていますが、これはこれで良しとします。最近は嫌なことをしないだけではなく、好きなことを書くことをモットーにしているので。

さて、この思考はどんな本に影響を受けているのだろう?