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1年で30キロ。アラカン女の”生き直し”ダイエット!


#1 はじめまして


35年で35キロ増えた体重を1年で30キロ減量!


はじめまして、夜のヴィーナスです。(なんかアダルトなお店のようなペンネームでこっぱずかしいのですが、本名にやや近いネーミングでして…。)
私は、還暦ちょい超えたワーキングウーマン。実は近年、人生仕切り直す覚悟でダイエットに取り組み、一年で30キロの減量に成功しました。
これだけ減量できてしまうからには、ダイエット前は相当大きな体でした。身長151.5センチにして、体重(体重計に乗るのがいやであまり計っていなかったけどたぶんだいたい)80キロ。立派な肥満体です。大学を卒業して就職したころは45gキロくらいでしたので、一年に1キロくらいずつ増えていた計算です。過去にも、いろいろな減量にトライしました。それなりには成功するが月日がたつと少しずつリバウンドして、ついには減量前に勝る体重に逆戻り、ということが何度かあった、ダメなわたし。今度はその轍は踏まないぞ、ということで、このnoteを始めることにしました。新たに獲得したからだをどうやって一生キープしていくかが、次のテーマです。われながらよく頑張った成果を文章にして記憶にとどめ、あぶなくなったらいつでも立ち返ることができるようにしたいと思います。また、人に読んで頂くことが頑張るモチベーションになると思いますので、よろしければ、時々のぞいてみてくださるとうれしいです。

  • 案外するっといけたダイエット! ポイントは「酒」!!

今回ダイエットを始めたのは、生き死にがかかっている!と言っても過言ではないタイミングでした。なので、相当本気で取り組んだのは確かですが、正直ここまで体重を落とせるとは思っていませんでした。
これって一人では絶対にできなかった。プロセスを支えてくれた人々のおかげです~。教え支えてくれた友人、トレーナーのみなさん、減量教室で出会った仲間たちに、感謝。そして、『人の目』がある方が頑張れる、ということも学びました。
これから、なぜ私が人生最後(のつもり)のダイエットに取り組むに至ったか、そしてどのようにして目標を達成したか、少しずつ書いていきたいと思います。 
体重は、食事のコントロールと、筋トレ・有酸素運動による基礎代謝アップの二本立てで、わりとコンスタントに落とすことができました。最初の2ケ月で10キロ、次の4ケ月で10キロ、その次の6ケ月で10キロ、といった具合です。
私の場合は、なんといっても、酒!! 長年の暴飲暴食のせいで巨大な体になってしまったので、シンプルに、飲酒を減らすことが大きなカロリー制限になりました。最初半年は完全ノンアルにしましたが、その後は週に1度くらいは飲んでいます。しかし、やはりお酒とのつきあい方はむつかしい。ほどよい量を楽しく飲めればいいのですが、私の場合はいまだに「酒に飲まれる」飲み方を卒業できず…。飲むとなったら、浴びるほど飲んで、食べて、はしごして、翌日は二日酔い、というかつてと同じ飲みパターン…。お酒に飲まれない飲み方を会得することが、引き続き私の人生の大きな課題です。

  • 新しいからだとの出会い

減量期間中は、食事管理や運動に生活のエネルギーの多くを注ぎましたが、仕事も続けながらできました。我慢したことも多かったですが、時々はご褒美で、カロリー高いおいしいものも解禁していましたし、死ぬほどつらい思いをしたわけではなかったです。(最近は、すぐれた置き換え食があったり、ノンアル飲料もおいしくなっているので、まあまあごまかせます。) むしろ、その過程で出会う新しい自分のからだに、驚くこと、うれしい思いをすることが多く、それまでよりも充実した日々を過ごせたくらいです。やせることによって、さまざまな収穫がありました。それは、この次の回にくわしく書きたいと思います。

  • 目標体重達成からが、始まり。

一方、体重を落としたところがスタート地点なのだということにも気づかされました。目標体重を達成して、筋力もつけ、自分としては人生最高の体調だと思っていた時に、溶連菌という子供がよくかかるような菌に感染して膝を手術、一か月の入院生活を送ることになってしまったのです。仕事で疲弊して免疫力が低下していた時期に感染したのですが、これはただ単に体の問題なのではなく、生き方の問題なのだということをつきつけられたのでした。体重こそ落としたものの、そこまで太る原因を作った私自身の生き方、つまり仕事との向き合い方を根本的には見直していませんでした。減量して体調も整ったので、気がつくとそれまで通りに仕事に全力投球する日常に逆戻りしていたのです。この体を維持し、心身ともに健康に還暦すぎの人生を過ごすためには、私自身が次のステップに進まなくてはならないことを実感しています。それも、このnoteを書きながら考えていきたいと思います。

  • 「新しい自分」ではなくて「もともとの自分」との出会い直し

「新しい自分のからだ」にであった、と書きましたが、本当は、「新しい」ではなくて、「もともとの」自分と出会い直しているのではないかと思うようになっています。長らくの仕事生活で、「こうなりたい自分」めざして心身の限界まで頑張り、それを支えるために、心やからだのすきまをうめるように暴飲暴食して、巨大な生き物になった私…。しかし、そうやって創り上げたのは、理想とはかけはなれた、全然なりたくない姿の自分でした。もともと自分が生まれついた、自分に与えられた器は、それを気に入らなかったとしても、根本的には変えられない…私は日本人であり、女性であり、身長は151.5センチ。自分を規定するこれらの要素は、自分では選ぶことができなかったものです。その他のこと、たとえば、お人よしで単細胞、瞬発力はあるけど持久力がなく、プライドは高いが気は弱く、バリバリリーダーシップを発揮するタイプではなくてリーダーを支えるほうが任であること、などといった「気質」もたぶん生まれ持った私の「器」のようです。認めたくない、ダメな自分に鞭打って、無理を重ねたなれの果てが、モンスターのような私だったなんて…悲しすぎました。やせる過程で、気持ちの鎧もすこしずつはがれて、もってうまれた自分の器を受け入れ愛すること、与えられた乗り物をよく検分し、丁寧に磨き、うまく乗りこなすことが大切なのではないかな、と考えるようになりました。長年かけてずいぶん遠いところまで行ってしまいましたが、今、自分と出会い直す道を歩き始めたように思います。
これからの一歩一歩を書き記していきたいと思います。

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