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【地獄の学生時代】究極のぼっちあるある8選

昨今、「ぼっち系YouTuber」だとか「ぼっち大学生の日常」だとか、なにやら「ぼっち」という言葉が多用されているように感じます。

これを見て、「ぼっちが受け入れられ始めている。」と思う方も多いかと思います。

しかし、私は「全くそんなことはない。」と断言します。

ぼっち系YouTuberの動画を見てみたら、ビジネスでやっているとハッキリわかりますし(勿論、コスメティ○ク田中さんなど、ガチのぼっちYouTuberらしき方はいますが)、友達を家に呼んでワイワイやってる様子を動画にしているというあり得ない行為をしている人までいます。

私は、このようなボッチの皮を被り、承認欲求を満たしたいだけの人間に怒りを覚えました。

そこで今回は、生粋のぼっちであるこの私が、本当のぼっちとは何たるかを、あるある形式で伝えようと思います。

また、自称ぼっちの方へ。

この記事を読んで自分がボッチじゃないと自覚したなら猛省して、2度と「私ぼっちなんだよね〜笑」とか言わないでください。反吐が出ます。

前置きはさておき、そろそろ本題に入りましょう。

今回の記事は、学生時代に限定します。学生時代がぼっちの山場だからです。ご了承ください。

前提①ーぼっちに友達はいない

ぼっちの最低条件なので当たり前のことなのですが、1人でも友達がいるくせにぼっちを名乗っている方が大勢いらっしゃるので書いときます。

ぼっちは、友達が1人たりともいません。

同じクラスはもちろん、他のクラスにも、通っている学校にも、他の学校にもいません。

私の場合、中学の頃はそこそこ話している人がいましたが、だんだん疎遠になったので今は友達は本当に1人もいません。

「同じクラスに友達いない…他のクラスにはいるけど…。」

このように言う人に言いたい。

じゃあ他のクラス行けばイイだろ!

というか、他のクラスに友達がいるなら、同じクラスでもすぐに友達はできます。

私のような人間は、基本どこに行っても友達はできません。

その程度でぼっちとは笑止千万。

「友達がいない。」の意味は、「学校にも他校にも、リアルの世界で交友関係のある人間が1人もいない」ということです。

勘違いしないでください。

前提②ーぼっちと陰キャは全く異なるモノ

あと一つ勘違いしてる人が多いので確認しておきます。

それは、「陰キャとぼっちは全く異なるモノである」ということです。

陰キャは、見た目や雰囲気などが根暗なだけで、友達がいるかいないかという点においては全く触れられていません。

陰キャには陰キャのコミュニティがあります。

皆さんの高校生の頃、教室の隅で固まってソシャゲをしたり、アニメ談義をしているメガネ集団がありませんでしたか?

彼らは陰キャですが、陰キャのコミュニティがあります。

それに対してぼっちには属しているコミュニティはありません。

この違いをまず理解してください。

①人との話し方がわからなくなる

さて、本題のぼっちあるあるです。

ぼっちだと、人と話す機会は家族や親戚以外にありません。

私の場合、学校に通っていた時は、学校では勿論一言も喋らず(たまに先生に当てられた時は喋りますが)、喋るのは姉や母親と父くらいしかいませんでした。

そのくらい人と喋らなくなると、どう人と会話をすればいいのかが分からなくなるのです。

「最初は挨拶した方がよいのか?」「質問した方がよいのか?」「もっとこっちが喋るべきなのか?」など、頭が考えることでいっぱいになり、混乱してしまいます。

コミュ症の人は、このせいで声が出なかったり会話に詰まったりするのでしょう。

私は今でも、人と喋ると本当に混乱してしまいます(昔よりは大分マシになりましたが)。

②休み時間は勉強or寝たフリ

ぼっちにとって休み時間は、暇な時間でしかありません。

ここで私はずっと勉強をしていました。

しかし、その勉強は頭に入っているかと言うと、ほとんど入っていません。

なぜかというと、私は教室にいる時、頭痛、動悸、過呼吸、腹痛の症状が出ており、死にそうな状態で勉強をしていたからです。
(そもそも私は人混みが苦手で、今でもデパートなどに行くと心臓がドキドキしたり呼吸が浅くなったりします。原因はわかりません。)

おかげ少ししか成績は良くならず、勉強時間の割にほとんど頭に入っていません。
(多分、今までで1500〜2000時間くらい勉強してきたと思いますが、志望校であるMARCHの合格点にすらまだ届いていません。)

話がそれましたが、休み時間はぼっちにとって何をしたらいいかが分からず、結果的には寝たふりや勉強することになるのです。

寝たフリはかなり王道で、私は中学時代の休み時間はこれで乗り切っていました。
(学校で寝たいので、家では夜更かしをしてましたね笑)

③昼食時間はぼっち飯

高校からは、昼食時間は皆自由に食べますよね。

私のクラスでは、私以外の生徒はみんなグループで食べていました。

私も高校入学した頃はそのグループに誘われましたが、仲良くなれる自信がなかったのと、ラノベを読みたかったのでずっと1人で食べてました。

実際、私は食事をしている姿を人に見られるのが嫌なので、人と面と向かって食事なんて考えられません。
(会食恐怖症というのですかね。病院で診断を受けたわけでもないですが、少なくともその傾向はあります。)

なので、高校1年生から、退学する3年生の8月までずっと1人で食べており、誰かと食べたことは1回もなかったです。

辛かったかと言われれば、そこまで辛くもありませんでした。

私の学校の図書館はラノベの蔵書数がかなり多いので、昼休みにそれを読みながら昼食を食べるのが唯一の楽しみでした。
(かといって先述した通り、学校にいる間はいつも緊張状態で、あまり頭に内容は入りにくいので、読むスピードはとんでもなく遅いですが。)

私は1年の頃からずっと1人で食べているので、3年になる頃には周りから奇異の目で見られることは全くありませんでした。

「あぁ、アイツはぼっちでいるのが好きなんだな。」と思われていたので、精神的には楽でしたね。

ぼっちであることが定着すると、誰もあなたに対して興味も何もなくなります。

その状態を目指しましょう(?)

④行事は参加せずに、トイレor別室


ぼっちにとって行事ほど苦痛なものはありません。

私は、行事の時はトイレまたは別室にいました。

高校1年の時の文化祭の時は、ずっとトイレに篭っていました。
(その時の記事はこちら↓)


また、クラスのレク大会などのクラス単位でやる行事は、担任に頼んで別室でずっと勉強をしていました。

高2の頃のクリスマス会の時は、私はずっと別室で勉強をしていました。

教室ではみんなでケーキを食べていたらしいです。

一方、私は別室で1人勉強。

すると、担任の先生がわざわざ私にケーキを持ってきてくれました。

そして先生と2人でケーキを食べました。

あの時は本当に泣きそうになりましたし、あのケーキの味はいつまで経っても忘れないです。

先生ありがとう。

⑤頭はそんなに良くない

ぼっちは大人しくて真面目な印象を受けるので、周りから頭がいいイメージがつきがちです。

しかし蓋を開けてみると全然頭は良くないです。

私自身、休み時間はいつも勉強していたので周りからは「あの人東大に行くんだって…ヤバくね?」とか「マジで天才だ…」だとか言われていました。

自慢ではないですが、私はいつも勉強をしており、高校時代の模擬試験ではずっと学年1位でしたが、私の通っていた高校の偏差値は40ですし、全国では真ん中くらいの位置だったので、お世辞にも頭がいい部類とは言えませんでした。

学内では頭がいいと思われていましたが、全国的に見たら全く頭が良くなかったので、それも情けなかったですね。

⑥移動教室が変わると困る

ぼっちは、連絡手段がありません。

クラスLINEに入っていないのは勿論、友達もいないので、「次の時間何?」とか「次は移動教室?」など聞く勇気もありません。

なので、日程や時間割、移動教室の位置を完璧に把握していなければいけません。
(私は学校全体の地図をいつも持ち歩いていました。このおかげで教室で迷うことはありませんでした。)

だからこそ、急な予定変更は困ります。

私はそれが理由で遅刻をしたことがありますが、あの恥ずかしさは言葉では表せません。

⑦常に気分が落ち込んでいる

ぼっちは、基本的に自ら好んでぼっちでいます。

友達が欲しいけど止むを得ずぼっちな人もいるかと思いますが、私の場合は前者でした。

前者は1人が嫌いなわけではありません。

だからこそ、学校という集団生活の場にうまく適応できなくて辛くなってしまうのです。

実際、私は高校を辞めた後は1人でも楽しく過ごせています。

学校に通っている人でぼっちな人は、1人でいることが辛いのではなく、自分が学校に適応できていないことが辛いのです。

そして結果的に病んだり、うつ状態になります。

学校というのは、1人で生活はできません。

どうしても人と関わらないと、絶対に地獄を見ます。

⑧体育が1番の地獄

特に人と会話することのない座学の授業は楽ですが、体育は本当に地獄です。

私の場合は、バスケや野球のチームを作る時、ドラフト指名で1人ずつ選んでいくというやり方でチーム決めをしていました。

私は運動がまったくできない上にぼっちだったので、案の定、最後まで選ばれることなく、余り物として仕方なく残りのチームに入れさせてもらえたことがあります。

アレは中学生の時のことでしたが、今でも忘れません。

さいごに

今回は、別にぼっちの対処法だとかノウハウを紹介するのではなく、ただ共感してほしくて書いた記事です。

私以上に辛い思いをしてきた方も沢山いると思いますが、辛い時は逃げましょう。

こんな長い記事をここまで読んでくださり、ありがとうございました。

好評でしたらまたぼっちをテーマに記事を書こうと思います。

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