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すばるクリティーク賞休止に思うこと

2022年になりました。
といっても、すでに9日も過ぎようとしています。
去年の秋に自分なりにモノを書くことへの〝OK〟が出たので、今年はなるべくアウトプットすることを心がけたいです。
手始めに、
「長短、軽重を気にせずに少なくとも週1でnoteを更新すること」
をして行こうと思います。
文学からテレビ(テレビっ子なんで)から生活からしょーもない雑記まで、気にせずにあげようかと。
これまで何度も挫折をしてnoteをほったらかしにしていたので、まったく自信がないのですが……。
ちなみに元日は、今更ながら「シン・エヴァンゲリオン」をアマプラで鑑賞して、スッキリ浄化されてました。
孤独であることを認めて受け入れろ!
12月に山口に旅行に行った時、宇部に寄れば良かったと後悔しきりです(下関の天然トラフグが第一目的の旅でした)

話しは変わって、文芸誌で公募している評論の新人賞の一つ「すばるクリティーク賞」が休止になりました。
2018年から始まり、5回の選考を経て休止ということで、短命だったのかも知れません。
実は、群像新人評論賞に応募する前、応募した同論をすばるクリティークに出そうと書いていたのですよね。
応募理由は「締切が一番近かったから」ということで、正直「是が否でもすばる!」というワケではなかったのですが。
でも、結局は出せなかった。
なぜなら、すばるクリティークの枚数制限がネックになって書ききれなかったからです。
「枚数は400字詰め原稿用紙で40~60枚まで」
この制限は、文芸評論には厳しかった。
(ちなみに、群像は原稿用紙100枚以内でした)
おそらく、対象ジャンルに「文芸」は含まれるものの、選考委員の方はそれ以外の新しい評論を推していたのかも知れません。せっかく新設した賞ですしね。過去の受賞作品をみても、文芸評論の少なさを感じます(文芸誌なのに)
ということを、すばるクリティーク賞休止の報を知って思いました。
まぁ、近年は
「ネット上などで気軽(手軽)に様々なジャンルへの批評・評論を展開できるようになったので、なにも商業文芸誌がお金をかけて新人発掘しなくてもいいじゃない。評論自体、読まれなくなっているしー」
という感じなのかも知れないですね。
唯一、評論の新人賞が残っている「三田文学」は
〝はっ、ウチだけ残ってしまった!〟
とならないといいなー、と思っています。