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ベルパークの教育・キャリア開発に対する取り組みと想い

こんにちは。ベルパーク採用広報担当の加藤です。今回は皆さんに当社の「教育」と「研修」に対する考え方を知っていただくべく、人材開発部長である田代と、教育・研修を担当するグループ、「キャリア開発グループ」の責任者である大間に、インタビューをしてまいりました。

  • 「ベルパークに就職するとどんな教育や研修が受けられるんだろう」

  • 「ベルパークは『教育』や『研修』に対して、どんなふうに考えているんだろう」

  • 「ベルパークの『教育』や『研修』をしているのは、どんな人達なんだろう」

そう思っている方はぜひこの記事を読んでみてください!

▽ 今回語っていただいたのはこの人

人材開発部長 田代

◆経歴:
2001年入社。都内主要店舗の店長を歴任し、2008年エリアマネージャーに昇進。その後2011年に本社営業推進部の課長を経験し、2013年にはグループ会社『ベルパークネクスト』の取締役に。2019年ベルパークに戻りKDDI事業部長に。2021年からKDDI事業部長と人材開発部長を兼務。

◆座右の銘:「浅く広く、時に深く」

人材開発部 キャリア開発グループ 課長 大間

◆経歴:
2004年新卒入社。2006年都内の店舗で店長に昇進、エリアマネージャーに昇進後は当時のウィルコム事業グループの責任者に。2013年、ベルパークネクストの立ち上げメンバーとして広島へ。2015年、本社総務人事部採用グループの課長に。その後教育グループを兼任し、2021年1月、現在の『キャリア開発グループ』の課長となる。

◆座右の銘:沈黙は金、雄弁は銀


▽  ベルパークには教育・研修をする部門が2つある?!

ベルパークには、教育と研修に関する部署が2つあります。

一つはベルパークの主力事業であるショップ部門の接客スキルの教育や研修を担当する『教育研修部』。

もう一つが、今回インタビューする二人が責任者を務める『キャリア開発グループ』。『キャリア開発グループ』は2021年に田代が人材開発部長に就任してから発足した新設部署。それまでは『教育グループ』という部署でした。なぜ、『教育グループ』を改名し『キャリア開発グループ』になったのか、まずはその理由から聞いてみました。

ー 田代: 接客スキルの研修を担当していた『(旧)ショップ研修グループ』と『(旧)教育グループ』は役割がかぶってしまっている部分があったり、社内でも業務分担が不明瞭だったところがあったりして、それを私が着任したことを機にお互いの考えを明確にしたんだよね。

ベルパークの心臓部であるショップ部門のスペシャリストを育成するのは教育研修部、ベルパークの社員として価値創造していくこと、新しいスキルを身に付けることをミッションとするのが『キャリア開発グループ』、こういった具合にそれぞれの立場を明確にすることで、お互いがお互いの業務により精通できるようになったと思います。


▽  目指すは「ベルパークの社員ってすごい」と呼ばれること

田代が着任したことにより新しく生まれ変わったキャリア開発グループ。『キャリア開発グループ』の具体的な役割・ミッションとは何でしょうか。

ー 大間:教育研修部は接客スキルを中心とした教育や研修をしているので、ショップ部門の社員が対象になりますが、キャリア開発グループは全従業員を対象に研修を実施しています。社員に、社会人として長期的に成長してもらうための部署であって、人間としての成長も「社会人として成長していく」という中に含まれていると思っています。

キャリア開発グループにはスローガンがあって、
「“学ぶ”をもっとおもしろくする」
がスローガンなんです。

最終的に、ベルパークで働いている人の市場価値を高めていくことが、私たちのミッションですね。

ー 田代:そうだね。接客のノウハウやスキルは『教育研修部』だけど、『キャリア開発グループ』は「ベルパークにいたから成長できた」と感じてもらえるようなスキルや能力を育てていく部署だね。

仮にベルパークから転職したとしても、「ベルパークで良かったな」と感じてもらいたいし、他社で評価されるような人材に育て上げたい。「ベルパーク出身者ってやっぱり違うな」「ベルパークを経験した人はやっぱり違うな」と思ってもらえるような人材を育てることが我々のミッションだと思っています。

「数字や営業に強い」というのは当たり前。ベルパークの卒業生が、『総合力』の高い『人格者』であることが大事だね。


▽ 「学ぶをもっと、おもしろく」その裏側にある想い

続いては、グループの課長である大間にスローガンである「学ぶをもっと、おもしろく」の裏側にある「想い」を聞いてみました。

ー 大間:研修って、「やらされてる感」とか「呼ばれたからきた」とか受け身の姿勢で「面倒臭いな」とか「かったるいな」って思う人が、正直多いと思うんですよね。

でも「学ぶって本来おもしろいことだよ」っていうのを伝えていきたいんです。そう感じて欲しい。だから「学ぶをもっと、おもしろく」というスローガンを掲げています。

そのためにやっていることとしては、例えば、知識を学ぶだけの研修なら、極端な話、e-learningでもできるんですが、今はオンラインの研修でもディスカッションを多めにしているんです。やっぱり他の人の意見を聞いたり、自分の考えをアウトプットする機会を多くすると刺激になって楽しく感じると思うんですよね。「アクティブに取り組んでもらうことによって学びを深めてもらう」というイメージです。

あと今年(2022年現在)取り入れた動画研修も短時間でドラマ形式にしましたね。学ぶこと自体のハードルを下げるようにして、学びを楽しんでもらいたいと思っています。


▽現状の取り組みとこれから

「学ぶをもっとおもしろく」というスローガンを掲げ、そのために一つ一つの研修の形式やスタイルを工夫して行なっているキャリア開発グループ。
現状、どのような研修をしていて、これからどのようなテーマを取り入れようとしているのかを聞いてみました。

ー 大間:現状でも研修の種類としては多岐に渡ります。

  • 新入社員対象の『新入社員研修』、『中途入社研修』

  • コンプライアンス研修

  • ハラスメント研修

  • ダイバーシティ研修

  • 階層別研修

  • ビジネス書の購入支援(『ビジネス書購入支援制度』)

  • 法改正やトレンドを取り入れた動画研修

  • 外部資格取得の推進

・・・などですが、特に外部資格の取得支援に関しては力を入れています。
実際、外部の資格検定はかなりバリエーションに富んでいて、挙手制でここまで支援している会社って、なかなかないんじゃないんかなって思いますね。

ちなみに外部資格検定の選定は、実際私たちキャリア開発グループが受けていいなと思ったものを社内にリリースしています。直近で募集したFP技能検定(ファイナンシャル・プランニング技能士)に関しては、これからベルパークで働いていくうえで学ぶといいことがたくさん盛り込まれていると思います。

例えば自分の給与明細をみた時に、給与から何が天引きされているのか、これから先のライフイベントが控えるにあたって、どのくらい稼げていたらいいのかなどよくわかると思います。

FP技能検定を取得していると、日々の仕事にも活かせますね。例えば提案力の向上にも繋がります。

お客様にスマホプランやネット回線の提案をするにあたって、お客様に家計全般を考えた提案ができますよね。

ー 田代:そうそう。通信料金が家計のどれくらいの割合を占めるのか、理解した上で提案をするか、理解していないのに提案をするのかでは全然違うよね。

世の中の仕組みを知ったうえで、月々1万円、2万円を提案するのか、そうでないのかでいうと、全く印象が変わってくると思う。
理解したうえで提案すると「この人は頼りになるな」と思えるし、こちら側としても、お客様との信頼関係が築きやすくなると思います。

いきなり例えば「秘書検定取りましょう」といっても、日常使いしない人からすると「何のために??」ってなるし、内容を忘れちゃうよね。

日々の仕事や日常の生活で役に立つ研修を選定するようにしているよね。

ー 大間:今後は『日商簿記検定』の導入を検討しています。営業部のマネージャーになるとPL(損益計算書)を読めるようにならないといけないので、あって不足のない資格かと思います。これも実際キャリア開発グループが受けてみて、いいなと手応えを感じたらリリースする予定です。


▽ キャリア開発グループの今後の展望

社員に有益な学びをもたらすために自ら学び続け、新しい学びの分野を切り開いているキャリア開発グループ。そんなキャリア開発グループの、今後の「あり方」について、大間、田代に聞いてみました。

ー 大間:学ぶことが仕事なんですよね。常に学び続けることが仕事で、それは止めちゃいけないと思っています。そして常に新しい情報をキャッチアップすることも大事だと思っています。

当社のビジョンは「⼈材を育成し、サービスを⾰新し、中長期に成長する企業グループを目指します。」というビジョンですが、他社のビジョンを見ていると自社の製品やサービスに関わることを掲げたりしていることが多いんですが、うちの会社は人材育成というキーワードを掲げているんですよね。それって珍しいなって思っていて、それだけ人材育成に対して重きをおいているというか、力を入れているという会社なんだなという印象があって、
そのためにも人間力だったりとか人格だったりをしっかり浸透させていけるような取り組みをしていかなければならないと思っています。

ちょっと脱線しちゃうかもしれませんが、自分が現場の仕事をしていた時、
数字を取ることを目標にしてしまっていたんですよね。

営業に必要なことなのでそれはそれでいいとは思うんですが、
数字目標を達成することだけが目標になってしまうと、どこかのタイミングで自分って本当に成長しているのかな?っていう気持ちになってしまうんですよね。接客力や営業力はちゃんと身に付くんですが、それだけだといつか壁にぶつかってしまうというか。そうなると仕事に対するモチベーションが下がってしまう瞬間もあると思うんです。

なので、私たちのグループは、接客力や営業力とは違う角度で成長を実感できるコンテンツを発信していく必要があると思っています。社員ひとりひとりの『得意』に繋がるようなコンテンツを提供し、成長の幅を実感してもらいたいと思っています。


▽ 取材後記

田代と大間は、ベルパークに入社する際の面接の場で一緒に居合わせてから、かれこれもう10年以上の仲。営業部でも一緒に仕事をし、そして人材開発部でも一緒に仕事をすることになった二人。

今回のインタビューでの二人は、落ち着いた雰囲気でありながらも、一つひとつの言葉に熱がこもっていて、ベルパークの教育力、研修力をこれまでより一層高い目標とビジョンを掲げて高めていこうとしていることがよくわかるインタビューとなりました。

これからもベルパークの教育システムは、この二人と先に取材したキャリア開発グループのメンバーによって、常に進化し続けることでしょう!!田代部長、大間課長、ありがとうございました!!


▽ Appendix:二人の座右の銘について

最後に二人の座右の銘について、「その心は?」と質問をしてみました。とっても深いいい話が聞けましたので、皆さんも参考にしてみてください!

「浅く広く、時に深く」(田代)

ー 基本的に物事に対して「全く興味がない」というのはあっちゃダメだと思ってるんだよね。まずは世の中で何が起きているかを浅く広くアンテナを立てて、その物事が人や社会にどう作用しているかを捉えておく必要があると思います。そうすると「これは自分にも影響を与えるかもしれない」っていうビットが立つようになるんだよね。今直面している課題や問題に関係ある情報にすぐに深く入っていけるようになる。

だからただの“浅はか野郎じゃない”ってこと(笑)まぁ、1人で深いと思っているだけかも(笑)

「沈黙は金、雄弁は銀」(大間)

ー 上手に話せる人、たくさん話せる人はフォーカスされがちだけど、時には沈黙することが勝ちに繋がることもあるんですよね。コミュニケーションにおいて「沈黙」は結構いいスキルだったりする。どうしても話したくなるって人が多いけど実は「間」が大事で、何でもかんでも話せばいいって訳じゃない。聴く側に徹すること、聴くスキルも大事って意味で、「沈黙は金、雄弁は銀」という言葉を挙げました。

▼大間と一緒に働く、キャリア開発グループメンバーの紹介記事はこちら!