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プロセスツアーの可能性
こんばんは。
今日はなんとか書き下ろせそうです!
今週末のめぐルメ開催に向けて6速ぐらいにあげてきております。
この土日に予約もガンガンきて、人数も増えました。
19日まで予約可能なので、悩んでる方はぜひお越しいただきたいです!
めちゃくちゃ充実感あるので。
そんなこんなで、本題どぇす。
今日は、昨日の続きみたいな話になります。
プロセスエコノミーですね。
過程を魅せていく、もっと言えば過程でマネタイズしていくっていう感じなんですが、
(超ざっくり)
僕らが作る一生ものに出会うやまがた旅は、どれも完成系のツアーをご提供しています。
安心して世の中に送り出せるクオリティに仕上げてから販売するイメージです。
それはそのコンテンツに相当自信がある、もしくは需要があるからできる技でもあります。
でもね、山形にとっては宝物なんだけど、世の中の人々に価値提供がしづらい(=売れない)コンテンツがあります。
「紅花」です。
ご存知ですか?紅花。
山形県の県の花に指定されてて、歴史文化的に山形を語る上では外せないものなんです。
紅花については以下のサイトをぜひご覧ください!
詳しい話はまた改めてしますが、とにかくこの紅花を使ったツアーを考えていて、しばらく高い壁にぶつかっています。
それはなぜか。
紅花の魅力や価値がなかなか伝わらない、認知が拡大していかない、そしてアクションにつながりづらいから。
ちなみに、紅花から抽出できる色は、99%が黄色で、残りの1%が赤。
その貴重な赤で、紅をつくるためとにかく高価。
江戸時代まで盛んだった(口)紅づくり(それに伴う紅花栽培)ですが、海外から入ってきた化学染料の波に飲まれ、淘汰されていきます。
時を経て……
現代になり地元の人たちで復活させて、各地で紅花栽培がだんだん始まっていきました。
そんな山形の経済を支えた紅花さんにスポットライトを浴びせたいのは、親心なんでしょう。山形県はかなり紅花に力を入れています。
そんな中白羽の矢が立ったのが弊社でした。
紅花を活用した観光誘致をしてほしいと。
てなわけで、今年度は紅花にまつわるツアーづくりをしているんですが、これがまー難しい。
染めたりするのも色の定着が不安定だし、退色してしまう性質があって扱いづらいのは事実です。
地元の人も紅花関連の方々は、年配の方が多くてなかなか新しい話は聞き入れてくれない。
いろんなハードルがある中で、これだけ未知数なんだったらそれすらもお客さんと一緒に楽しんじゃえばいいんじゃね?というマインドになっていきました。
要は、完成されたツアーではなく、ツアーづくりをするツアーを実施するということです。
過程を楽しむツアーにしてしまえば一応成立はするし、紅花好きな人は楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
未完であるからこそ、山を越えるためにみんなで道筋を探すといったツアーがあってもいいですよね?
お金払ってまで、考えたりしなきゃいけないのかよって思う人もいるかもしれませんが、意外とこういう作っていく側にまわりたい人結構いるんですよね。
だからそんな人たちと一緒に、もっと言うと紅花が好きな方に集まっていただければより確度の高いツアー(商品)になっていくんじゃないかなと思いました。
これは、実際にやっていきます。
紅花関連のツアーは、年明け1月にモニターでトライしますのでその際はぜひ!
最後に、11月3日(木)に惣右衛門大学という、新感覚の体験を通じて新しい自分自身の未来を迎えにいくイベントを実施します!
こちらもよろしくお願いしますー!!
じゃまた明日ーー
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