根拠のない大丈夫は優しさでできている

イントロ

こんばんは。なんとすずめさん、今日2回目のnote執筆です。今日は不思議と言葉が出てきますね。そうか、台風の影響で雨が強いからかな。今日1回目のnoteに書いた通り。そして夜中の投稿ですね。しっかり、前の記事の内容を体現してて面白い。


さて。本題に入るとしよう。このタイトルを見てお分かりになった方もいるだろう。
私が毎週欠かさず見ている、「初恋の悪魔」に出てくる言葉ですね。

根拠のない大丈夫は優しさでできている

初恋の悪魔 第7話

このセリフ、初恋の悪魔の中でも最もグッときた言葉だ。今日はここからちょっと掘り下げてお話ししてみたいと思う。初恋の悪魔を見た後の私の脳内の会話はとてもうるさいので、私のキーボードを打つ指の速さがどこまで追いつけるかな。

初恋の悪魔を見ている、見ていない、関係なしの記事構成になっています。必要な言葉は、その都度引用して紹介します。自分の中にも残したいので。


根拠のない大丈夫は優しさでできている

根拠のない大丈夫は優しさでできてる
一見根拠のない綺麗事って、泣いてきた人や傷ついてきた人が言ってきた言葉。
だから一旦その人の言葉を信じたっていいじゃない。
誰かが大丈夫だって言ってるとき、その人も自分に大丈夫だって言ってるんだ。

初恋の悪魔 第9話

私も根拠のない「大丈夫」をめちゃめちゃ世の中に製造している人間の側だと自覚しているが、確かに言われてみれば、自分に大丈夫だよと言い聞かせたい時こそ他の人にも大丈夫だよと言っている気がする。

ある種、自分が少し不安を抱えている時なのかもしれない。その不安に自分自身が一番敏感になって気がついていて、でもそれを他の人に知られないようにするためにも、自分に言い聞かせるように、目の前の人に根拠のない「大丈夫だよ」を言っているのだ。

自分の心の内に気がつけた。自分の心の内に気づくと言うことは、自分を守る上でも、自分の思いを作品類にぶつける上でも大事なことだと思うので良い機会だった。


おにぎり

根拠なんかなくても、綺麗事でも、誰かが前向きに話してくれたことは信じてもいいんじゃないかって。
大丈夫だよ。
おにぎり食べたらきっといいことある。

初恋の悪魔 第9話

私は人の話を聞くのが好きなタイプの人間なので、この言葉には首がもげるくらい頷くことができた。一応これでもリケジョなので、理論とか、根拠とか割とそういうのを重要視して生きてきている人間だが、何事にもこれを当てはめたらいけないよね、というのが私の考え方だ。自分の生き方は自分の専門学問とは少し違うベクトルを向いてる気がする。

生き方、といえば私の生き方はかなりふんわりしたものだ。でも、これと決めたものは絶対に譲れないのでそのレールだけは守ってあとはめちゃめちゃ気楽にやりたいことをやって生きてる。そういう意味でのふんわりさ。変なルールは基本嫌い。自分の人生自分のやりたいようにしたほうが楽しいじゃない!なんともわがままな人だ。

話はそれたが「おにぎり食べてたらきっといいことある」、めちゃめちゃ好きな表現。ふんわりしてるようで、でも芯がある、そんな表現だなと思う。こういう表現を日常で使える人間になるのが目標だ。

おにぎり、りんご、コーン茶…. 日常のありふれたものを、難しい気持ちの表現の時にうまく使う。そしてそれがとてもわかりやすい。坂元さんのそういう脚本が大好きで、ドラマを見るたびに感想を書かずにはいられない。


自分の気持ちを正しく伝えるために、国語は習ってきたし習うべきだと考えている人間だが、学校ではなかなかこういうこと教えてくれないなぁと思う。中3の時から坂元さんのドラマ見始めて、そこから急に単語の選び方や文章構成が変わって、「伝えたいこと伝えられてる感」が出てきたっけ。


レモンのある生き方

筆者が昨日友人とお酒を飲みに行った際、隣のテーブルの3人組のうちの1人が「レモンかけるね〜」、と言った。「お!レモン論争だ!」と思い、少し観察していた。おお、「生レモン論争だ〜!」と一人で感動しながらも、「レモン論争」など、人と人との関わりに自然にあるあれこれをこんなに綺麗にドラマに起こせている坂元さんはほんとすごい方だなぁと感じた瞬間であった。

レモンのある生き方、を小見出しにしたのは、昨日のお酒の席でこれまた定番の「どんな人がタイプなの〜?」話になったからだ。正直私はよくわからなくてなんとなくではぐらかしてしまったが、9話を見た後の今なら言える。

「レモンのある生き方がわかる人」だ。

一言で自分のタイプを話すのってなんて難しいことだろうか。「背が高い」、「趣味が合う」などなど5文字程度で表現できるあれこれが世間には溢れているが、(私も昨日はそうやってはぐらかしてしまったが)そこにはあまりその人の本音はないような気がする。

「レモンのある生き方がわかる人」??ちょっと難しい。少しほぐすと、坂元さんのドラマみたいに、日常のあれこれをちゃんと切り取って思い出として話せる人、と言ったところだろうか。それでもまだ解し切れてない感はあるが、、。そこをうまーく受け取るのも言葉のやり取りでは結構大事で面白い部分だと考えるので、とりあえずこのくらいにしよう。
レモン論争、(初恋の悪魔で出てきた)リンゴの皮剥き、ご飯の話…. 並べてみるとどれも大したことのない話題、思い出のように思えるが、それが良いのだ。

何気ない日常をちゃんと向き合う、そういう生き方をしたいし、そういう生き方ができている人は本当に素敵だなぁと思う。


あれ。いつの間にか2000字突破してた。

そろそろ指が疲れてきたのでおしまいにしますね。おやすみなさい。
お布団ちゃんとかけて寝ようね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?