見出し画像

高齢の両親へのおかずづくり 12月9日(金) カボチャと豚バラ肉の炒め物

豚バラ肉、カボチャ、レーズン、玉ねぎ

カボチャは5mmくらいの厚みの薄切りとしてレンチンしておきます(600w6分)。豚肉は酒と醤油で下味を付けつつ、片栗粉を絡めておきます。
玉ねぎは最初にフライパンで弱火で5分ほど蓋をして温めた後、炒めます。今日の料理ではバターで炒めました。玉ねぎをいったん取り出してフライパンで豚肉を炒め、玉ねぎを戻し、レンチンしたカボチャを加え、砂糖と醤油をそれぞれ大さじ3杯くらい加えて甘辛く味付けします。カボチャの種類によりますが、今回のものは割と水が出たので、3分~5分くらい水を飛ばすために炒めました。最後にレーズンを絡めて1~2分なじますように炒めました。

今日の肉のローテーションは豚バラ肉の日です。

滋養を考えて玉ねぎを加え、かつ、バターで炒めておきました。

具材の薬膳的な効能はこんな感じです。

豚肉の五味/五性は、甘・鹹/平なので、滋養強壮や緊張緩和、便通に良く、帰経が、脾、胃、腎であることを踏まえ、スタミナアップ、滋養強壮、虚弱体質の体質改善、病後の体力回復などに効果的です。体に潤いを与えるので、若い人の肌の改善に加え、老人にも良さそうですね。

かぼちゃの四気五味は、甘/温、帰経が、脾、胃であることを踏まえ、補中、益気、化痰という効能があります。気の虚弱を補充し、消化吸収機能を改善し、痰も除去します。夏バテで食欲が無いときなどに、体を温めて胃腸の消化吸収を促し、体力をつけられます。
玉ねぎの五味/五性は、甘味・辛味/温なので、滋養強壮に加えた発散作用で気血の流れを良くし、帰経が、肺、胃であることを踏まえ、胃に優しく、胃を整えつつ、血の流れも良くします。肉のパワーを、野菜で穏やかに整え、体に優しくしてくれそうです。

レーズンは、私のバイブルの薬膳食典 食物性味表に記載がありません。ブドウはあるのですが。五味/五性、帰経は、分かりません。効能としては、「気・血を補い、体内で素早くエネルギーとなるので、疲労回復の効果があります。 肺を潤し、のどの渇きを癒します。 また腎機能を高めてむくみの解消にも有効です。」というものをみつけました。細かいことはさておいて、ナツメのように少しでも滋養の効果があるといいなと加えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?