手作り貯金箱のアイデア5選！身近な材料で簡単な作り方
手作り貯金箱は身近な材料を使って取り組みやすく、お子さまの夏休みの工作にもおすすめです。しかし、数多くある作り方の中から、どれを選べばよいか悩ましいという方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、手軽に入手できる「紙粘土」「ペットボトル」「紙パック」を使用した手作り貯金箱のアイデアを5つご紹介します。子どもも簡単に取り組めるものから、インテリアとしておしゃれに使えるアイデアまで幅広く紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※小さなお子さまと作る場合は、安全のため保護者の方も一緒に作業することをおすすめします。
手作りをするなら、こちらのパズルもおすすめです。
紙粘土の手作り貯金箱
紙粘土は形を自由に作れる楽しさがあり、こだわり次第ではハイレベルな作品に仕上げられる材料です。造形してから乾燥させる時間が必要なので、スケジュールに余裕を持って取り組みましょう。
貼るだけで簡単な貝殻貯金箱
紙粘土に貝殻を貼り付けて簡単に作れる、貝殻貯金箱のアイデアです。筒状のポテトチップスの空き箱を本体として使用します。
海辺で拾った貝殻を使えば、思い出を残すのにぴったりです。貝殻が入手できない場合は、代わりにどんぐりや小石、ビーズなどを使ってもおしゃれに仕上がります。
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用意するもの：
紙粘土、筒状のポテトチップスの箱、貝殻、木工用ボンド、ハサミ、えんぴつ、定規、セロハンテープ
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＜貝殻貯金箱の作り方＞ ※動画は0:10頃〜
ポテトチップスの空き箱のふたに、コインが入るサイズの線を定規と鉛筆で引き、ハサミで切り取る。端が切れてしまった部分はセロハンテープでつなげる
空き箱の本体を、お好みの高さで切る。粘土の分量が足りるくらいの大きさにするのがポイント
本体とふたをセロハンテープで接着する
側面→底→ふたの順に紙粘土をちぎって貼っていく
コインを入れる穴の周りはハサミなどを使って形を整える。全体的にしわになった部分を指で伸ばす
貝殻を貼り付ける。大きい貝殻など接着が難しいものは木工用ボンドを使用する
粘土が乾燥したら、完成
おしゃれなレンガの家の貯金箱
インテリアにもぴったりな、おしゃれなレンガの家の貯金箱です。土台とする容器の形状によって、さまざまな高さや幅の建物を作れます。
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用意するもの：
紙粘土、ふた付きの容器（コインが入るサイズで本体に穴が開けられるもの）、カッター、水性アクリルニス、絵の具、粘土用のヘラ
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＜レンガの家の貯金箱の作り方＞ ※動画は1:10頃〜
容器にシールが貼ってあれば剝がしておく
ふたを下にした向きで、カッターを使って本体上部にコインを入れる穴を開ける
紙粘土をこねて輪を作り、容器のふた側に巻きつけて土台を作る。指を入れてふたを外せるようにしておく
容器の側面に紙粘土を貼っていく。ヘラなどを使って窓を作ったり、レンガ模様を描いたりして装飾する
好きな形で屋根を作る。三角すいを作って、小さい小判状の粘土を貼り付けていくとかわいらしい屋根ができる
小判形にした紙粘土に横線を入れて雨戸を作り、窓の両側に貼り付ける。お好みで家の隣に井戸を作る
作り終えたら、紙粘土が乾燥するまで時間を置く
乾燥したら、絵の具で色を塗る。薄い色から順に塗っていく
絵の具が乾いたら全体に水性アクリルニスを塗り、乾いたら完成
ペットボトルの手作り貯金箱
ペットボトルは素材がしっかりしているので、丈夫な貯金箱を作れます。カッターで切るときはやや力が必要なので、けがをしないよう注意しましょう。
開く動物の貯金箱
ペットボトルを開閉できるよう加工して作る、動物型のかわいらしい貯金箱です。縦長の形状をいかして、紙粘土で動物を自由に創作して楽しめます。
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用意するもの：
重い紙粘土（ホワイトクレイ）、ペットボトル（500ml）、水、キリ、ハサミ、カッター、セロハンテープ、厚紙、針金（なければひも）、ヘラ、水彩絵の具
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＜開く動物の貯金箱の作り方＞ ※動画は0:26頃〜
ペットボトルの上から3分の1くらいに切り込みを入れて、2.5cmほどつながった状態を残して切る
残した部分の反対側の上下2カ所に、キリで穴を開ける
穴に2カ所とも針金を通して、取れないようにそれぞれねじる
上下の針金をねじって留めて、ペットボトルを閉じる
針金をつけた側の上部に、カッターでお金を入れる穴を開ける
厚紙にペットボトルの底と、動物の足と尻尾をのせる部分を型取りして切る
切り取った厚紙をセロハンテープでペットボトルの底にとめる
粘土を本体に付けて、好きな動物の形を作る。折れ曲がる部分には付けないよう注意する
2日ほど紙粘土を乾燥させる
乾燥したら水彩絵の具で色付けし、絵の具が乾いたら完成
牛乳パックの手作り貯金箱
牛乳パックは加工しやすく、仕掛けのある貯金箱を作るのに向いています。細かい作業が多いですが、丁寧に実施すれば子どもでも制作できます。
べろがビヨーンとなる貯金箱
べろがお金を吸い込むように見える、ユニークな貯金箱です。使用するパーツが多いので、寸法を正確に測ってずれが出ないように作成しましょう。
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用意するもの：
牛乳パック（500ml）、厚紙（B4サイズで厚み約0.5mm）、色画用紙（ピンク/赤/白）、ペットボトルのキャップ、輪ゴム、接着剤、カッター、ニッパー、割り箸、ペン
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＜べろがビヨーンとなる貯金箱の作り方＞ ※動画は3:00頃〜
牛乳パックの注ぎ口を接着剤でふさぐ
ピンクの色画用紙を本体の一面を覆う大きさに切り、接着剤で貼り付ける
画用紙を貼った隣の面の上部に、コイン取り出し用の開口を作る（縦20mm×横40mm）
べろ用の開口をピンク画用紙の面とその反対側の2面に作る（底から45mmの位置に、縦5mm×横52mm）
厚紙でべろ用のパーツを2枚作り、接着剤で貼り合わせる（縦50mm×横143mm）。端から35mmの位置に35mm四方の正方形を切り抜き、反対の端はべろの形になるよう円形に切る（★1）
厚紙で、べろ用のパーツを3枚切り出す（縦50mm×横143mm）。端から35mmの位置に縦30mm×横93mmの長方形を切り抜き、反対の端はべろの形になるよう円形に切る
接着剤で先ほど切った3枚のパーツを重ねて貼り合わせる
3枚を貼り合わせたパーツに赤い色画用紙を貼り付け、同じ形になるようカッターで切る（★2）
★1と2を接着剤で貼り合わせる。★2が上で、赤い画用紙が上向きになるようにする
赤い色画用紙を29mm×58mmに切り取り、開口部でまだ画用紙が貼られていない部分に貼り付ける
ペットボトルのふたにカッターで幅2〜3mmのみぞを作り、ニッパーで取り除く
べろ用パーツの画用紙を貼っていない面の円形部分の中心（端から43mmに収まる位置）に、ペットボトルのふたを接着剤で取り付ける
べろ用パーツの円形が前面になるように本体の開口部に挿入する。裏側の端に50mmにカットした割り箸を取り付け、穴からべろが抜けないようにする
輪ゴムを牛乳パック本体とペットボトルのキャップのみぞを通るように取り付ける
白い画用紙に目玉を書いて切り取り、本体に貼り付ければ完成
コインが消える魔法の貯金箱
カッティングミラーを使うことで入れたコインが見えなくなる、魔法のような貯金箱が作成できるアイデアです。飾り付けの工夫次第でさまざまなデザインを楽しめます。
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用意するもの：
牛乳パック（1000ml）、ペン、ハサミ、カッティングミラー、硬質カードケース、画用紙、折り紙、マスキングテープ、セロハンテープ、スパンコール
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＜コインが消える魔法の貯金箱の作り方＞ ※動画は1:10頃〜
牛乳パックの底から7cmの位置に線を一周引く
ある一面の7cmの線からさらに7cm上と、そこからさらに2cm上の2カ所に線を引く
各面の一番上の線に沿って切る（一面だけ長い形になる）
長く残っている面の、2cmと7cmの線を内側に折り曲げてふたにする
2cm部分の両端を斜めに切り、本体に差し込んで箱型にする
ふたの付いた面を正面とし、各辺の端から7mmの位置に線を引いて切り取り窓を作る
色画用紙に縦6.9cm×横20.7（6.9×3）cmの線を引き、切り取ってから6.9cmごとの線で折り目をつけておく
真ん中の正方形の上辺の角と用紙の下辺の端をそれぞれ定規などで結ぶ。その内側の台形部分にスパンコールなどを貼って飾り付ける
硬質カードケースを7cm角の正方形に切り取り、本体の窓にセロハンテープで貼り付ける
カッティングミラーを9.4cm×6.9cmに切る。余っている牛乳パックも同じ大きさに切り、2枚を貼り合わせる。カッティングミラーの表面に保護フィルムがあれば剝がす
本体の窓側に画用紙の下辺がくるように、画用紙をコの字ではめ込む
ふたの開く部分から2cmの位置に、コインを入れる穴を開ける
ミラーパーツのミラー面を下にして本体に斜めにはめ込み、上部をテープでとめる。箱の中が空っぽの空間に見えればOK
箱の外側を折り紙などで自由に飾り、正面の窓をマスキングテープで囲ったら完成
手作り貯金箱の装飾には印刷物もおすすめ
手作り貯金箱の装飾に紙を使用するときは、家庭用プリンターでお好みの模様や写真を印刷するのもおすすめです。
自分で描いた絵や好きな写真を使うことで、貯金箱のオリジナル性が高まります。材料費のコストも、ラッピング用紙などを購入するよりも抑えられるでしょう。さらにステッカー用紙を用意して印刷すれば、シールを作成できて装飾の幅が広がります。
プリンターで印刷するときは、以下の記事も参考にしてください。
▼写真用紙の種類や選び方
▼写真プリントのサイズの選び方は？
▼ステッカーの手作り方法
手作り貯金箱は飾りつけを楽しんで作ろう
手作り貯金箱は、「紙粘土」「ペットボトル」「牛乳パック」といった身近な材料で作成できます。子どもも取り組めるものからインテリアに使えるおしゃれなものまで、さまざまなアイデアがありますので、デザインを工夫してオリジナル貯金箱作りを楽しみましょう。
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▼家庭用プリンターで節約する方法
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