凧を手作りして外遊びを満喫しよう!おすすめの作り方5選
「体を動かしたいけれど、家の外で遊ぶのは面倒に感じる」そんなときは手作りの凧(たこ)に挑戦しませんか?
凧作りは身近な材料で子どもから大人まで楽しく取り組める工作です。完成すれば元気に外遊びをするきっかけにもなります。
本記事ではビニール袋とひもだけで作れる簡単なものから、本格的な和凧まで5つの作り方をご紹介します。作成の難易度を独自に五段階で評価したので、そちらも参考にしてください。
※小さなお子さまと作る場合は、安全のため保護者の方も一緒に作業することをおすすめします。
凧の手作り方法5選
凧の主な材料はビニール袋や紙です。ご家庭にある材料で作れるアイデアが多く、たこ糸や竹ひごも100均で入手できる場合もあります。手軽に用意できる材料で作る方法を選びましょう。
ビニール袋で超簡単な凧
小さいお子さまも一緒に作業できる、とても簡単な凧の作り方です。走るとひらひらと舞う凧を楽しめます。
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用意するもの:レジ袋(取っ手付き)、油性フェルトペン、たこ糸、ハサミ、テープひも、セロハンテープ
難易度:★☆☆☆☆
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<ビニール袋で超簡単な凧の作り方> ※動画は0:05頃〜
レジ袋に油性ペンで自由に絵を描く。お好みでステッカーを貼ってもよい
たこ糸を約60cmの長さで2本切り、袋の取っ手部分に一本ずつ端を結ぶ。2本の先端を合わせて結ぶ(結び方は動画で他に2パターン紹介あり)
テープひもを好きな長さで3本切り、油性ペンで色付けする
色付けしたテープひもを袋の持ち手と反対側に3カ所貼り付けて、完成
▼ステッカーはプリンターで手作りできます
大きさが自由な骨のない凧
ポリ袋やレジ袋など、自宅にあるビニール袋で好きな大きさに作れる骨のない凧です。ビニールで作った筒状の部分に風が通ることで、空気が骨の役割を果たします。切り貼りするだけで作れるので取り組みやすいアイデアです。
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用意するもの:ビニール袋、セロハンテープ、たこ糸、ハサミ
難易度:★★☆☆☆
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<大きさが自由な骨のない凧の作り方> ※動画は0:21頃〜
ビニール袋の口以外の3カ所を切り、2枚の長方形のビニールを作る。切り落とした部分はのちほど使用する
2枚のうち1枚は、横長の向きで真ん中で縦に切り、2つに切り分けておく(★)
大きい方のビニールを凧本体として横長に配置し、作業しやすいよう机にテープで仮留めする
凧の中心と、左端から5cmほどのラインに先ほど切り出した★の両端をテープで留める。右側も同様に作業し、左右に2つの筒状の空間を作る
筒の中心の下側1カ所を、左右それぞれテープで凧本体と留める
最初に切り落とした細長いビニールを、凧の両端の下側に貼り付ける
凧の上側の両端にたこ糸をテープで留めて、完成。糸の長さはお好みで決める
コピー用紙で簡単かわいい凧
好きな模様や写真を印刷した紙、お絵描きをしたコピー用紙を使って簡単にできる凧の作り方です。和紙ではなく普通紙で作成でき、材料をそろえやすいこともポイントです。
凧として利用するのは紙を正方形に切り出した部分になるので、事前にお絵描きをするときは注意しましょう。
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用意するもの:コピー用紙(A4、B4、A3のいずれか推奨)、たこ糸、のり、カッター、穴を開ける道具やつまようじ、定規、鉛筆
難易度:★★☆☆☆
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<コピー用紙で簡単かわいい凧の作り方> ※動画は0:23頃〜
コピー用紙を横長に配置し、右側上下の角をそれぞれ対角線を引くように折り目をつけて正方形を作る
正方形以外の部分を切り落とす。切り落とした紙はのちほど使用する
正方形の紙をひし形に配置し、上半分を裏向きに山折りする
山折りの中心と左右の頂点を結ぶ線で、山折りする(動画2:57付近を参照)
3、4で山折りした部分をすべてのり付けする
凧を表から見て、折り目が交差しているところに穴を開ける
2で切り落とした紙を細長く4等分に折って切る。そのうち3つをのりで貼って細長くつなげる
凧の下部に細長いパーツの端を貼り付ける
穴にたこ糸を通し、取れないように裏側で結びテープで留めたら完成
▼写真を印刷するときのサイズの選び方はこちら
よく揚がるビニール袋の凧
ストローを骨にした、高く揚がるビニール袋の凧です。ストローの微妙な重さの違いで左右のバランスが変わるので、飛ばしながら微調整しましょう。
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用意するもの:型紙、ビニール袋、プラスチックストロー4本、ビニールテープ、たこ糸、セロハンテープ、ハサミ、定規、フェルトペン、画びょうまたはつまようじ
難易度:★★★☆☆
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<よく揚がるビニール袋の凧の作り方> ※動画は0:13頃〜
型紙を用意する(およそ40cm×30cm、詳細は動画0:20付近を参照)
ビニール袋の底を切り落とし、横は左右とも切る。持ち手は切り離す
切り出したビニール袋のうち1枚の下に型紙を敷いて、フェルトペンと定規で線をなぞって引く
引いた線にそってビニール袋を切る。凧に飾り付けをしたい場合は、この段階で行う
ストローに少し切り込みを入れてもう一本を差し込み、セロハンテープで留める。残りの2本も同様に組み合わせる
切り出した凧本体の上下の角に合わせて、ストローを縦に2本貼る。はみ出たストローは切る
ビニールテープを約4cmに切り、両端のたこ糸を取り付ける部分に貼って袋を補強する
補強した部分に画びょうで穴をあけ、つまようじを差し込み穴を少し広げる
たこ糸を約1mに切り、それぞれ端を左右の穴に通してしっかり結ぶ。糸の余った部分は切り落とす
使用していないビニール袋を細長く切り出し、凧の足を2本作る。凧のストローが付いていない面の下部にセロハンテープでしっかり貼る
凧に取り付けたたこ糸のちょうど真ん中をしばって輪を作る
輪に長いたこ糸の先端を結び付けて、余分な糸を切ったら完成
和紙で本格的な和凧
本格的な凧を手作りしたいなら、和紙を使った作り方がおすすめです。工程は多いですが、丁寧に取り組めば子どもも手作りできます。
お気に入りの模様の和紙を選んだり、事前に絵を描いたりしておくと個性的な凧が作れます。
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用意するもの:和紙(A3サイズ)、竹ひご(53cm×2本、43cm、33cm)、たこ糸(160cm、50cm)、接着剤、穴を開ける道具や竹串
難易度:★★★★★
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<和紙で本格的な和凧の作り方> ※動画は0:11頃〜
和紙を縦長に配置し、上から1cm分を裏側に山折りする。その折り目の中心に直径1cmほどの穴を開ける。縦半分に折って折り目をつけておく
43cmの竹ひごに接着剤を付け、指で広げる。先端は先ほど開けた穴から約1cm突き出るように、和紙の裏側の中心線に沿って接着する
33cmの竹ひごは上部の折り目に沿って、53cmの竹ひごは斜めに交差させてそれぞれ貼る
上部に貼った33cmの竹ひごに接着剤を付け、和紙の1cm折った部分を貼り付ける
160cmのたこ糸の先端約1.5cmほどに接着剤を塗って乾燥させ、糸を通しやすくしておく
上端の中心で竹ひごが交差している箇所の脇に穴を1カ所開ける。凧の下半分のさらに半分の高さで、竹ひごの両側に1つずつ穴を開ける
上部の穴に160cmのたこ糸の端を2回通し、竹ひごがずれないように何度も縛る
160cmのたこ糸の反対側は、下半分に開けた2つの穴に2回ずつ通して固く縛る
縛ったたこ糸をゆっくり持ち上げ、凧の下部は机についたまま、上部が机から10cmほど浮くポイントを探す。そのポイントでたこ糸を結ぶ(あとで調整できるよう「引き解け結び」にするとよい。動画の4:08付近参照)
凧を裏返して、上部の右端の2本の竹ひごが交差する部分に50cmのたこ糸の端を2回巻いてしっかり縛る。反対側は糸がたるまないように長さを調節しながら同様に縛る
縛った50cmのたこ糸を両端の竹ひごに巻きつけながら、糸と凧の間に最大5〜7cmの隙間ができて弓状になるよう調節する
凧正面の160cmのたこ糸を結んだ箇所に長いたこ糸を結びつけて、完成
手作りの凧で外でも楽しく遊ぼう
手作りの凧は作る過程も、作ったあとも楽しめます。身近な材料で作成できる凧も多いので、外で遊ぶきっかけのひとつとして取り組んでみましょう。
凧に使う用紙を印刷するときは、互換インクを使用するとインク代を抑えられます。互換インクの品質はメーカーによって異なるため、公式サイトや評判を見てから選ぶことをおすすめします。
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ベルカラーは互換インクの専門店です。
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