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コロナ疲れ、とはつまり、反動に走っちゃうことなのか?

この週末、天気も良く気温も上がった。
ここの後半にもちょっと書いたけど、定例のコロナ関連数値発表は、明日火曜日まで行われない。

それも作用したのかどうか、つまり何だか「出口を出切った!ロックダウンは過去!コロナももう怖くないし!」みたいな空気が結構あっさりと行き渡ってしまったようなのであるな。

拙宅からさほど離れていないFlagey(フラジェイ)広場では、規制により午前1時にカフェが閉店した後、まだ家に帰りたくない連中がパーティを始めやがり、

こないだのBLMデモとは異なり、

ブリュッセルだけが過激化したということではなくて、どうも各地でそういう感じの「お集い」は散発していたらしいし、フランスのニースの中継(リンク未発見)なんか見ると、いやいやUSのトランプの選挙ラリー開催強弁を全然笑えねえ、頼むからこのメンタルがブリュッセルまで伝播しませんように、と祈るしかない気にさせられる。

警察が抑え込みにかかったりせず、市長やら大臣やらは一般市民の「ロックダウン疲れ」に対して理解を示すコメントをまず出してはいる。
一方で、国家安全保障会議(NVR)の疫学専門家たちは続々と「公共の場ではマスクを必須にすべき」「10人以上の集会は認められていない」「コロナウイルスは、消失したのではなくて、まだそこいらに漂っていることを忘れてはならない」等のメッセージを発している

さらにまた一方で、心理学教授のウィム・ベイエルスのように、「こうなることは当然予想されたことであり、特に若者がコロナ規制に従わないことは、為政者側がもう少し計算に入れても良いぐらいだった」という理解を示す声も上がっている。

で、明後日の水曜日、再び(最後の?)国家安全保障会議(NVR)が開催されることになっている。

この週末の緩み具合をどう評価するのか、この緩みがとっとと第2波を呼び込んでいるならまだしも、明日中に罹患者が激増でもしなければ対策も立てようがないはずだし、たとえ明日激増したってそれが数値として明後日の会議に間に合うとも思いにくいし、

出口を出かかったけど、こんなことならやっぱり退却してロックダウンアゲインです、というのも、為政者もやりたくないだろうが一般市民はもっといらねえと思ってるし、

…さてどうなりますやら。

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