ベルギービールから作った除菌用ハンドジェルを醸造所地元に提供
アフリゲム(Affligem)は、ベルギーの修道院ビールのうちでも最古の1つとされており、起源は11世紀、つまり平安時代まで遡る。修道院ビールについては別稿でいつか詳述、するべきであろうな(^^;
醸造の過程で発生するアルコールを、オランダの親会社に送ってそこで除菌用ハンドジェルに加工してもらい、それを醸造所がある地元オプウェイク(Opwijk)へ5500本、寄贈したという。
トータルでは25万本を加工予定で、そのうちの10万本をベルギーに還元する、と醸造所長セバスティアーン・デ・メーステル(Sebastiaan de Meester)氏は語った。
アフリゲムとはどういうビールか?
世界の大抵の旨いものは日本に入っているので調べてみたら、既にキリンが、ハイネケンブランドの下??でアフリゲムを扱っているようである。さすが。
いやでも順番というか序列が!全然逆なんですけど!っつか、なんでハイネケンごときが上に来ちゃうの?単に(日本に於ける)認知度普及状況に由来するであろうとは言え、ベルギー人が見たら噴飯モノだよ?!
…という思いに駆られてもうちょっと追いかけてみたらば、アフリゲムの醸造所がそもそもハイネケンに買収されており(- -;、しかもキリンは既に終売しているらしい??のが分かった。
でも↑のキリン公式オンラインショップでは買えるみたいよ??通販のみに絞った、ということなのかなあ。
あああ、だから近年は、アフリゲムってオランダのカフェやレストランではやたら見かけるようになったのに、ベルギーではさほどでもないというかむしろ先細りの取り扱いになっていたのか。今ここで得心。
あああ、だから今般の記事でも「親会社」とだけ書いて「ハイネケン」とは1ミリも報道しないワケだ。国民感情的にどうもねえ。ハンドジェルに加工しよう、というのも、目先の利くハイネケン本社が考えた立ち回りでもあろうことなんだ。ハイネケンなら、加工用インフラとかも潤沢にあろうしねえ。
だからこの「ちょっと良い話」も、ラジオ展開がメインでテレビには上がって来なかったというところも、かなりあるかもだなあ。
ベルギーに移住してすぐの頃、スーパーでアフリゲムの750ml瓶(コルク栓が珍しくて大瓶を買った)を飲んでみたらまあ酸っぱくて飲めたものではなく、これは口に合わない!と決め込んで10年以上を過ごすことになった。後にカフェで樽生のを飲んで美味さに驚き、あの最初の瓶はスーパーで棚晒しになってたか、初期不良品だったのだろうなと結論づけるに至った。
アフリゲム謹製ハンドジェルは別に欲しいアイテムではないが、美味いアフリゲムの樽生を、どっかのカフェで飲みたいなあ、と改めて思った。
しかしそれは、いつのことになるんだろう。
2020/05/05(火)19時のニュースから
感染が判明し入院している人の数: 3.082(前日比+84)
のべ感染者数:50.509
新規感染者数:242
ICU収容患者数:646(前日比-9)
のべ退院者数:12.441(前日比+63)
のべ死亡者数: 8.016(+57が病院、+40がWZC(うち陽性確定は62%):計+97)
明日2020/05/06(水)、午前9時から再び、国家安全保障会議(NVR)が開催されるらしい。出口戦略フェーズ1-Bについて話す、とウィルメス首相は言明しているらしい。
今までは開始14時半だったのが9時に繰り上がったのは、前回の失敗(18時メドで終了のはずが長引き、会見開始が22時までずれ込んだ)を繰り返さないための施策であり、同様の理由で会見での資料にパワーポイントは使わないという(^^;
え、じゃあ前回会見開始が押した理由って、やっぱりパワーポイント資料作りに時間を取られたからだったんだ?
…と、本日のキャスターWim De Vilderが半笑いでコメントしてたのが、素直な視聴者感覚であり、それが関係各位にどうか真っ当に届きますように。
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