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無職期間で鍛えられるメンタル

ベルギー移住後の初仕事(派遣DTP)を9月末に辞めて、もうすぐ一か月。この「無職」という貴重な期間でちょっと鍛えられた心の変化について書き留めとこうと思います。

1番「鍛えられたなぁ」と思ったのは、移住直後の無職期間(労働ビザ待機中だった頃)と、3か月の仕事経験後の「肝の据わり方」。移住直後はそもそもビザが無いから無職だったんですが、もう罪悪感やら焦りやらでかなりナーバスでした。せっかくブリュッセルに仮滞在してたのに観光する気にもなれず、応募もまだできないのに求人情報見て過ごす…という感じが移住直後の無職期間でした。

で、今、仕事一回経験してから無職に戻った自分なんですが。なんていうかすごく肝が据わった。…というか「待て」を覚えた(犬か)みたいな感覚があって。

転職活動って、応募してから返事来るまでの期間が会社によってバラバラなので、「ダメだったから別の会社に応募する」タイミングがわかりづらい。

10月の始めに1件応募したところから、「第一審査のイラスト課題」が送られてきて、速効やって送ったのですが「結果は10月末にお返事します」とのことで10月はこれ一本のためにずっと「待て」を保ってきました。

もうそろそろ結果が来るかなぁなんて思ったりもしてたところ、夫から「でももし通ってたなら先週くらいに次の面接の連絡きてたんじゃないかな…(夫、要らんこと言っちゃったと思って焦る)…や、いや、わかんないけどね!」の言葉に揺らぎそうになる私。

が。ここで私の心に変化が。これまでだと「あぁぁやっぱそうだよね…ダメだった時のためにもう今から新しい求人探し始めんと…焦」ってなっていた私。

しかし今回は「まあダメだったらダメだっただなぁー。月末に結果来るって言ってただけなんやから深読みせずにとにかく31日まで信じて待ってみるわい」となんとも肝の据わった考えができてる自分に感動したのでした。笑

そもそもなんで自分はこんな異常なほど無職に敏感なのかと考えていたら、ふと「偏見によるところが大きいんじゃないか」って思ったのです。幼いころからずっと今まで両親とも夜勤・連勤・呼び出しでいつでも出動という環境で仕事をしていて、それがそのまま私の大人像でした。家に居ない=普通の大人、家に居る=祖父母(定年退職組)みたいな偏見があるから自分が職だと「定年も迎えてないくせに」と自分を苦しめ始めるのかもしれないなぁ…と思ったのでした。客観的に考える事ができるようになると肝が据わってくるのか…?

富山の漁村からフランス留学・就労→日本で就労→ベルギー移住。プレゼンクリエーターをしていましたが現在移住先のベルギーでの新しい生活で俄然人生もがき中。ここでは「留学」「語学」「海外移住」「ベルギー」を中心に日々の考えを振り返るために書いていこうと思ってます。