人は人に生かされ殺される【同情】

この間、会社を退職することになったんですが・・・。

すいません、急に暗い話で・・・。

私事ではありますが、この度会社を退職することになりました。


その理由は、「不当な扱いをしている人をかばったため」。

上司に噛みついたってことです(笑)


ここで細かく説明することはしませんが、ある社員が上層部を巻き込んで、社員を辞めさせようとしていたため、最終的には私が口を挟んだという感じです・・・。

このパターンで過去にも10人近く辞めていっています。

そんな状況の会社でございました。


今回のことで私が感じたことがいくつかあるので、皆様に共有しようと考えました。


私が思ったことは、「当事者よりも周りが悪なのでは?」ということ。


これについてお話させてください!


感情の共有は覚悟がいること!


今回だけではなく、前も圧力をかけて社員を辞めさせた時もなんですが、

周りの同僚や社員たちは集まってこのことを陰で非難していました。


皆さん不満に思っていて、飲みの集まりなどもあったり、仕事終わりに話し合ってみたりもしてきました。


ですが、この意見を直接ぶつけようとはしなかったのです。

結局、集まって話し合ってもそこで終わりになってしまう。

それでは、ただの陰口ではないんでしょうか。


誰もが「上に逆らう」ということがどういう結果になるかわかっています。

他の会社では違うかもしれませんが、ここの会社の世界ではそうでした。


そんなことはわかっていて、毎日話し合っていたのではないのか?と疑問に思ってしまいます。

ただ、陰口をたたくため、自分のウップンを晴らすために人を利用していたのかな?とさえ思えてきます。


保守的になるのは悪いことではありません。

ですが、あたかも味方のような振る舞いを相手にするのは、ただ、相手を傷つけるだけ。

結局その方は辞めることになりました。


結果的には、何も変わらず、2人の人間が会社を辞めてだけ。


ただ、それだけなんです。


それでも、私は自分の行動に後悔はしていません。


「辞めさせられた人を救いたい」と思ってやったわけではありません。

どうしても、自分の中で納得できなかったからやったのです。


その時も多くの人は「見て見ぬふり」でした。

これが一番残念でなりません。


一体、今まで話し合った時間は何だったのか?

熱く語っていたのは嘘だったのか?


今でもわかりませんし、もう済んだことです。

あの時、皆で抗議していたらどうなったのか?なんてのは考えません。


あの瞬間に、動けなかった人はきっとこれからも行動しない人なんだと思うのです。

批判しているわけではありません。


私が言いたいのは「感情を共有するからにはそれなりの覚悟が必要」なのではと思うからなのです。

感情は、人を生かしもするし、殺しもする繊細なモノです。

そこに他人が関わるには、それなりの覚悟が必要になると思うのです。


私には曲げたくない「志」があります。


皆さんにもあると思います。


それは個人の個性でもあり、あなたを作っている目には見えない大切な物なんです!


あなたならどうしていましたか?

こんなことを目の前で見せられて、黙っていられましたか?

あなたが被害者なら、こんな同情は傷つきませんか?


辞めていく方は、「肩の荷が下りた」と言っていました。

「辞めることになって良かった」とも。


人は、優しさだと思ってしていることでも、相手にとっては傷つくことかもしれないということを実感させられました。


結局、私も自己満足のために行動したのかもしれません。


結果的には「良かった」といっていただけましたが、一つ間違えれば、相手の心を殺してしまっていたのかもしれないと思うと、深く考えさせられます。


「情」は素晴らしいものには変わりありません。

ですが、それなりの覚悟を持って「情」に向き合わないといけないと感じました。


覚悟は、危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。

他人が他人の心に触るということは、そのくらい覚悟がいること。

そこで生かすか、殺すかが左右されているのかもしれません。


まとまらない文章ですみません・・・。

心のままに書いてみました。


皆さんが何か感じることがあれば、幸いです。

では、また。



私の活動について、ご意見や賛同して頂ける方は、コメントにて気軽にご意見を頂ければ助かります。