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品湘宴。北京近郊の観光地香山の麓で見つけた湖南料理のお店が美味でした

北京は最近暖かくなり、すっかり花粉の季節になりました。春です!

良い天気の週末に友達と近郊の香山に行きました。引きこもり激務生活で毎日のマックやB級グルメ以外のものを食べたくて、山の麓にあるホテルのレストランに行ったのですが、とても美味しかったです。偶然に出会った湖南省寧郷の郷土料理店「品湘宴」(Pǐn xiāng yàn)を紹介します。

↑場所は香山ホリデイホテルの中にあります。敷地に入ればホテル用やレストラン用の入り口がバラバラで迷子に間違いなしですが、警備のおっさんが「何しにきたの?」と親切に案内してくれますので安心ください。

高級ホテルではありませんが、ビューがすごくいい感じなので、敷地内をぐるっと回ってもいいと思います。

↑ホールはこんな感じです。ちょっと年代感があります。

↑十人と二十人の個室もあります。

↑dianpingの評価システムでは、5点満点中の4.7点で、味、環境、サービスそれぞれが4.6点、4.8点、4.7点となります。一人あたりの平均額が121元(約2300円)で、高価なものやお酒を入れなければ全然もっと安くて美味しく食べられます。

↑dianpingの人数に合わせる割引セットもおすすめです。

ところで皆さん湖南料理をご存知ですか?辛いモノ好きの中国でも指折りの辛い料理がたくさんあることで有名です。以前紹介した湖南料理のお店もおすすめ↓

家庭ごとに遊びに来て利用することが多いでしょうが、dianpingユーザーのおすすめランキングは今までの湖南料理とは異なり辛めのものが少なく予想と全然違いました。

1位はお子様から好評のチーズ入りの焼き芋、2位は肉餅という中華風のミートパイ、3位はバンウコンの鶏肉焼き、4位は海鮮サンラータン、5位は発酵したケツギョです。

6位はドリアのパイ、7位は湖南家庭料理代表するピーマと豚バラの炒め、8位は毛沢東お気に入りスタイルの角煮、9位は豚肉とねぎの水餃子、10位はエンドウの芽入りのエンドウのポタージュです。

辛いもの中心の湖南料理イメージを一新するランキングですが、個人的にもとても美味しかったので、香山を登山する際におすすめです。

ちなみに、春や紅葉などハイシーズンに車で香山に来ると大渋滞にあう確率が高いですからご注意ください。電車を利用する場合、北京唯一の現代レール電車↓が乗れます。

鉄オタの皆さんもぜひ。中国のビザももうすぐ緩和されるでしょうから、日本からも遊びに来てくださいね。

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