見出し画像

富華斎。清の時代から受け継がれる昔の皇族の気分になれるカフェ

コーヒー人気が広がっていて続々コーヒー店ができてる北京ですが、伝統的なアフタヌーンティーもよくSNSで話題になります。今日は清の皇帝御用達の伝統お菓子料理人の子孫が開設した伝統お菓子老舗の富華斎(Fù huá zhāi)を紹介します。

場所は護国寺という古き景観の北京が集まっている胡同にあって、観光客も多いです。

dianpingの評価では、5点満点中の4.3点で味、環境、サービスそれぞれが4.2点、4.3点、4.2点となります。一人当たりの平均消費額が62元で約1240円です。ただ、お菓子だけ持ち帰るテイクアウト組も多いですので、店内でアフタヌーンティーを利用する場合、消費額がもう少し高くなります。

お店の中、お店というよりも大昔の金持ちのお宅のような感じです

↑ホールはこんな感じです

↑個室はこんな感じです。雰囲気あります

この内装からわかるように、あまりにも席が少ないですので行列もよくあります。

店内の雰囲気を保ちながらできるだけ席を提供するため、テラス席もけっこう用意してくれています。

dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。

1位の芸豆巻はインゲンマメで作った皮で桂花やゴマのあんと山楂羊羹などを巻いたもの、2位は杏仁豆腐、3位はバラジャムとあんこが入ってる皮のサクサクのお菓子、4位のスイカゼリーは夏限定の超人気の一品、5位はミルクティーのスコーンケーキのようなものです。

6位は3位のあんこなしバージョン、7位のミルクゼリーは北京3位にも選ばれてます。8位の果子干は蓮根やドライフルーツ各種の入ってる甘酸っぱいデザート、9位はエンドウで作られた羊羹のようなもの、10位は塩味のサクサクお菓子です。

カウンターでは季節のものや限定ものが展示されてます。

地方や外国の友達を招待して店内で楽しむときにはお得のセットもとてもおススメです。

看板メニューのお菓子に汁系のデザート、「三清茶」というお茶も清の皇帝がお気に入りの官僚とお茶を飲むときに愛飲してたものだそうです。

西湖龍井に松の実、ベルガモット、梅の花を入れて、松竹梅をイメージしているお茶だそうです。

新しいドリンク店やコーヒー店に行き飽きてる方はぜひ北京の老舗お菓子とアフタヌーンティーを楽しんでみてください。

いいなと思ったら応援しよう!

中国情報局@北京オフィス
よろしければサポートをお願いします。Twitterも良かったらどうぞ! https://twitter.com/bijingbball