インドが200以上の中国アプリを禁止したことへの中国ネット民の意見
中国とインドの仲がどんどん悪くなっています。
インド政府は9月2日に、支付宝(アリペイ)、百度(Baidu)、优酷视频(ヨークー、動画サービス)、企业微信(企業用WeChat)を含む118のスマホアプリを禁止したと発表しました。
少し前に沢山の中国アプリを禁止したことが話題となってまだ日が浅いのにもかかわらず、追加してきました。
特に話題となったのはTencentの大ヒットゲーム“绝地求生”(PUBG)が含まれていたこと。インドのゲーマーと引きこもりのみなさんが生きていけるのか心配になります。
インド政府のIT機関(MEIT)は「これらのアプリは長期的にデータを収集・共有し、個人情報やユーザー情報を侵害し、国家安全保障に深刻な影響を与えている」とコメント。
ちなみに、SensorTowerが発表したリストによると、インドではPUBGがiOSアプリの収益ランキングで1位に君臨しています。
実は今回の禁止はWeiboではトレンド50に上がるほどの話題にはならなかったので、中国のネットユーザーがこのことについてどう考えているのかが余計に気になって。Zhihuを見たらやはり中国ネット民からの意見は面白かったのでシェアします。
↑一回目は59、二回目は47、三回目は118、合計224のアプリが禁止された。インドにそんなに中国系アプリあるの?インドで儲かること誰も教えてくれなかったです。
↑リストを見ると百度やアリババ、テンセントなどの大手ではなく、全く知名度ないMP3プレイヤーやシステムメンテナンスアプリ、懐中電灯アプリもある。これで国の主権が損害?
↑非常に効果のあるやり方で、インドの高速成長を実現し、中国がその影響で経済不調にと、グラフを逆さにして皮肉してます。
↑Q2の経済状況からみると、インドは建築が50.3%減、貿易とホテルが47.0%減、製造業が39.3%減、工業が38.1%減、鉱業が23.3%減、農林漁業だけが6月に3.4%の成長を実現した。コロナの影響で絶不調のインドは、中国をボイコットするよりまずは自国の経済をなんとかしたら?
↑PUBGがインドアプリストアのランキング一位で1.8億のダウンロード数があるが、売上高は月当たりわずかニ、三百万ドルでテンセントゲーム全体の0.2%も及ばないです。むしろこんな大人数のユーザーにサービスを提供するサーバー費用がなくなって良かったのでは。
などなど。インドはコロナの新規感染者が8万を超え間もなくアメリカに次ぐ世界2位の人数になるようですね。心配していた通りの結果です。
今回の件も国内でのコロナ対応の批判を避けるためなのかもしれませんが、どれだけ効果があるのか。中国の皆さんの意見を見てるとインドはもはや眼中にないといったところかもしれません。
(参考資料)
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