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六必居。誰もが知ってる北京の老舗漬物屋が売りはじめた黒ニンニクアイス

北京の漬物老舗の「六必居」(Liù bì jū)がまさかの黒ニンニクのアイスを販売していることにびっくりしました。今日はこの老舗漬物店を紹介したいと思います。

六必居はスーパーなどで全国展開してる超有名漬物。設立は明の時代の1530年です。普通の漬物屋でありながら、本店もずっと天安門広場近くの前門大通りにあります。

現在は近くには古き北京をイメージしている商店街があります。六必居は新鮮な漬物の直販と、自分自身の歴史を語る博物館と、有名な飲食チェーン店の「金鼎轩」とコラボする食事処の三つの機能のあるお店に変身しました。

dianpingの評価システムでは5点満点中の4.6点で味、環境、サービスそれぞれが4.5点、4.3点、4.1点。エリアのB級グルメランキングの1位にも輝いてます。一人当たりの平均消費額が68元で約1300円、これはレストランの消費額に引っ張られたからだと思います。中国の漬物はそこまでは高くないです。

↑店内はこんな感じでけっこう広い。瓶詰めの一部は普通のスーパーにも売ってます。

↑漬物だが新鮮な物も直販しています。

↑種類もたくさんです。

↑博物館の方

↑食事処

dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。

↑店舗自身のおすすめは角煮やキグチなどのガッツリする品を一押ししてますが、口コミからはほとんど看板の漬物です。1位は大根の千切りの胡麻和え、2位の八宝菜も何種類の野菜が入ってる漬物ですが、日本の八宝菜と全然異なる物です。3位はきゅうりの漬物、4位はニンニクの漬物。

↑5位は干し大根の漬物、6位の八宝きゅうりは八宝菜をきゅうりに入れて丸ごと販売してます。結構な量があってかなりの値段がするから漬物界のヘルマスとも言われてます。

↑7位に出てきました、黒ニンニクのアイス!9位は黒胡麻味のアイスでこれは想像だけでも美味しそう。8位の酱疙瘩はカラシナの根茎の漬物、10位は胡麻味噌。

北の方の中国人は朝ご飯ではよくお粥を食べますので、漬物を常備する家庭は結構ありますが、そこに黒ニンニクアイスの登場で、中国の老舗の大胆さにびっくりです。まだ食べてないので来週にでも買って食べて食レポしたいと思います!

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