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アメリカ大統領選挙について中国ネットユーザーの目線

日本でも盛り上がっていると思いますが、アメリカの選挙は中国でも関心が集まっています。

アメリカ選挙のルール、トレンド、今年の情勢、自分の推測や根拠などを詳しく解説する人はとても多いです。リアルタイムの結果発表についての更新もいくつかのサイトがやってます。

これは日本でも世界中でも同様に行われていて、結局そんなに変わらないと思います。ここでは中国ネット民たちのちょっと面白い角度の内容を集めてみました。(中国のギャグセンスとご理解ください)

中国にいろいろアグレッシブなトランプさんですが、一般の人にとってはそこまで憎まれていない、むしろ弄りがいのある人物だと思います。

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↑「ちょっと待ってろ、すぐツイートしてやる」
沢山の表情包が作られネットで大人気です笑

例えば、一部のネットユーザーから「もしかしてトランプはこっそり共産党に入ってる?」と揶揄されてます。

2日の1776委員会を設立して愛国教育を回復するとのツイートは余計に突っ込まれました。

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「これじゃ間違いなく党費も払ってるね」と。

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↑11月4日午後3時前後のウェイボートレンドです。「アメリカ選挙」が13位ですが、2位の「アメリカがパリ協定退却」と10位のアメリカコロナ情報がアメリカ関連となります。選挙に関するタグは一日中上位にある感じでした。

感覚的には「どちらが当選しても中国を抑えようという姿勢は変わらないだろう」と認識している人が多いのですが、他国に興味があるというよりも野次馬として見る人も多いらしいです。(今回共有する内容もジョークで言ってるものがほとんどです。)

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↑中国の人気漫画・アニメの「那年那兔那些事」(それぞれの国のキャラクターを動物にして歴史に関する物語を中国目線で語る人気もの)のキャラクターを利用して作った一枚。

ウサギ(作品の中で中国のことを代表する):始まったぞ、始まったぞ。誰が当選するだろう。ワクワクしますね。

鷹(作品の中でアメリカのことを代表する):君と関係ないだろう。ポップコーンまで持ち込むな。ささっと出て行け!

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↑リアルタイムの結果表示へのリツイートでは、「あれ、これに関心を持っている人は、私と一緒に选秀(ブロデュース101など、若者から芸能人を選抜するテレビ・ネット番組のこと、中国では年間数本があって超人気です)を見る人とど被りじゃん。みんなアメリカの选秀(実際には痴呆老人と暴言老人だが)にも興味があるじゃないか、と

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↑(他の解説をみて)徳州(テキサス)と賓州(ペンシルバニア)の票が非常に重要と言われてる。まさか山東省がアメリカ選挙にこんなに大事なの?(徳州も賓州も山東省にあるから)

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↑「今世紀最も励ましい一言:74歳と77歳の年寄りが一つの仕事を獲得するためにこんなに激しく喧嘩してます。君が努力しない言い訳なんてないだろう。」

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↑トランプが勝ちました!あ、ごめん、(コロナの感染図でした)地図間違いました。

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↑フランス人からアメリカ人へのアドバイス:(フランスの旗をご利用ください)バイデンを支持する人は青を使ってください。トランプを支持する人は赤を使ってください。万が一戦争になったら両サイドを切って真ん中の部分を白旗として使ってください。

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↑中国の宋の時代の名詩人陸遊(1125−1210)でまさにこんな名詩がありました。

タイトルは「11月4日に暴風雨」

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↑あまりにも難しくてAIに訳してもらいました。

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↑標準語バージョン。

中国人のギャグセンス、住んでる人じゃないと理解できないとこもあると思います。(全部つまらなかったらちょっと申し訳ない)

アメリカと並ぶ大国になった中国は大統領選挙が一番影響のある国の一つだと思いますので、今後の展開も注目されると思います。何か違った視点があったら今度は真面目なのも紹介したいと思います。


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