俺がなぜBGGの上位100ゲームを遊んだことがないかって⑵(Why I've Not Played Games in the BGG Top 100)
前回の記事はこちら。
多くの人にご覧いただいた。とても感謝している。急いで残りを翻訳した。時間も少なく、翻訳の解像度はやや低くしたものの、支障はないように思われる(後で読み直して表現の微修正を行うこともある。)。
引き続き、BGGの上位100ゲームについて、Adam氏が気に食わないところを言っていくスタイルである。前回の記事である程度のAdam氏の嗜好がわかったと思われる。興味があれば、引き続きご覧いただきたい。
1点だけ補足をしたいと思う。この記事のタイトルは「遊んだことがないか」であり、「遊んで面白くなかったか」ではない(なお、訳者も"レビュー記事"と言ったが、誤った表現だったと思う。非常に申し訳ない。)。遊んでないのだから、ゲームの面白さについて本文の内容はほとんど意味を成さないだろう。それを前提にしてもなお、この記事から何か得るものがあると、訳者は考えている。
直接だったり、エアリプだったりでたくさんのご批判をいただいた(時期やタイミングでこの記事のことを言ってるんだろうなという推測はできるが、確証がないものが多い。)。できるだけ反応は目に触れたいと考えている。訳者としてはネガティブなものも含めて色々なリアクションをいただければ嬉しいと思う。
元記事は以下のリンク先を参照されたい。また、ヘッダー画像は、みんなのフォトギャラリー機能を利用させていただいた。
54位:「Star Wars: Imperial Assault」
BGGには、スターウォーズ、Fantasy Flight Games、ミニチュアって書いてある。俺の金を持ってけ!全盛期のFantasy Flight Gamesは、多くのファンを裏切ることはなかったね。「スターウォーズ」の版権(IP)を使った(当時は貴重だったんだぜ!)、シナリオベースのゲームってことは、要するに、金を刷るのと同じことだ。実際に、この作品は素晴らしいように見えるんだけど、私は、歴代のFantasy Flight Gamesの出版するゲームに慎重であり続けた。このゲームは1人対多人数のゲームだったかな。そうだったと思う。そして、それは、私にとっては受け付けない(no-go)ものだ。私は、何年も前に「Descent」を遊んだことがある、正直にいうと数回もだ。でも、1人対多人数という構図が好きになれなかった。多人数のプレイヤーと争っている"1人側"は、ひっかける(spring on)ための罠と秘密を持っていることが多いから、ちょっといけすかない感じ(smugness)になる。
こういった種類のゲームは、「Dungeons & Dragons」(D&D)の体験を弱めたものと感じてしまう。しっかり考えなければならない手間のかかるルールの負荷があることが多い。そして、大抵は、ルールに全く言及されてないとか、あまりよろしくない書き振りとなっている予期しない状況が起こる。Fantasy Flight Gamesは、この種のクレーム(complaint)に対して何年も改善を重ねてきているが、このような失敗で有名となっている。私は、「スターウォーズ」のファンだ。このゲームが出版された時は、ほとんど心をつかまれかけたさ。ほとんど。でも、違った。このゲームも、同じグループで複数回のプレイを想定していたわけだ。うん、結局のところ、コレクションに入れたいとは思わなかったし、1回でも遊ぶのにやや気が引けてしまったわけだ。多分、完全に塗装されたミニチュア、ゲームを説明してくれる人、素晴らしいダンジョンマスター(DM)のいる楽しい卓があればよかったのに(このゲームでDMなんて言うのか知らんけど。)。おそらくね。
53位:「Mechs vs. Minions」
BGGちゃんが、この塗装されたミニチュアを見よ!って言ってたよ。え、それで終わり(Full stop)?実際に、このゲームが最初にお目見えした時、出版社からの猛プッシュがあったんだ。めっちゃ金を注ぎ込みまくったに違いないな。そして、多くの著名人がYouTube上で、このゲームを遊んでるのを見たよ。このゲームに関する多くの動画があって、めちゃくちゃ広告過剰(hyped to the moon)なゲームになった。そういうことで、私も目にすることになったんだけど、同時にめちゃくちゃ嫌な気持ちになった。1つのことを大げさに宣伝すると(Shouting too much)、私にもこういう影響が出る。
それを抜きにしても、このゲームはまたもや協力ゲームで、先ほどと同じように、私にとっては全然魅力的でない。見た感じはとても良く、面白いアイディアが含まれているんだと思う。このゲームも、タワーディフェンスの一種なんじゃないかって。これは、今のところ、私が楽しめそうにもないという疑念になるよね。でも、私が見たところ、一般論として、このゲームは平凡の域を超えてなさそうだ。テーマについては、私にとって魅力的なところはなんもない。このゲームを遊ぶ理由はなさそうだ。
51位:「The 7th Continent」
BGGさんが言うには、今までに見たことがないほどの規模であちこちに広がるストーリーイラストレーション!そう、まさしく全てがそのとおり。ちょっと待っておくれよ、また演説台を持ってくるからさ。ごほん(Ahem)。
コンピューターゲームでやれ。
これが私の言いたいことの全てかなと思う。イラストレーションは好きだし、巨大なイラストレーションを形作っていく、あちこちに広がっていくイラストレーションが次々と現れる、そんなところが最高だ。そして、謎要素だ。小さいカード上にある隠された数字を探し回る……うーん、あんまり良いものとは思わないね。繰り返しになるけど、謎要素だ!何度も言うけど、協力ゲームは好きじゃないんだよね(BGGは、これが好きだけどな!)。プレイスルー動画をいくつか見たよ。その結果、もっと興味が失われたよ。
Walt Disneyが何年も前に言っていたことを思い出したよ。アニメーションをする理由が必要なんだ、理由がないなら、なんでアニメーションなんか作っているんだい。じゃあ、話題性の高い(live)アクション映画を作ればいいじゃないか。ボードゲームにも同じことがいえる。ボードゲームを作る理由が必要なんだ、理由がないなら、なんでボードゲームなんか作ってるんだい。このゲームはボードゲームである必要がないし、コンピューターゲームであるほうがもっと良くなるし簡単になる。当初のKickstarterとその後のKickstarterが成功を収めたので、BGGでは(※私の意見に)異を唱える人が大勢いるのが明らかだ。私にとっては、このゲームを遊ぶ理由はないね。
49位:「Kingdom Death: Monster」
BGGは、ミニチュア!って言ってる。何度も何度も残酷に死に絶えるゲームシステムは最高にイカしてる。私がそう思ってるかって?わかった、本音を言うと、このゲームのミニチュアは、めっちゃ怖いホラーフィギュアだ。まじで不安にさせてくるわ。何年も前にKickstarterに最初に現れた時に、いろんな角度から物議を醸した。多分、BGGはそのことを忘れちゃったんだよね。間違いなくファン層は厚い。私ですら、数年前のGEN CONでその巨大なブースを目撃してる。圧倒的に巨大で人が密になってた。
このゲームは、人それぞれ異なる好み次第ということになる。このゲームはとても残酷で(grim)、暗い。わざと、暗くて不愉快にしたんじゃないかと思う。このゲームは、1箱に詰められた残酷で暗いミニチュアRPG体験を提供したかったようだ。また、このゲームは、プレイヤーが生き残るのが非常に難しいことが予想される。そして、私はそう推測している。私にとってみれば、テーマやこのゲームが描写する考え方(attitude)から、このゲームを欲しいとは思わないね。たまには、周りを照らす一筋の光がある方がいいじゃない。「Kingdom Death: Monster」は死ねって言ってくるだけだ。ハードパスするね。
45位:「アンダーウォーターシティーズ」
BGGの皆様は、非常に優れたユーロゲームと評価してる。Vladimír Suchýは、デザイナーとして年月を重ねるにつれて確実に成長してる。このゲームは、BGG的には彼のベストゲームの1つということだ。私は、彼のデザインしたゲームをもっと遊ぶ必要があるし、間違いなくこのゲームを遊んでみたいと思う。ただ、まだその機会が見つかってないのよ。じゃあ、なんで自分で手に入れて、遊ぶ機会を作らないのかって。あぁ、もう何回か言ってるけどさ、あんまり重くないゲームのほうが好きになってるからよ。ただ、自分のコレクションを見てみると、洗練された(smooth)、もう少し重めのユーロゲームがいくつか必要なんだけどね。
私は、「エマラの王冠」でめっちゃ失敗してるんだよ。めっちゃ厄介で(文字通り)曲がりくねっていて、何層にも重なった中量級ゲームの美点が、私の友人のゲーマーたちをただただ混乱させるだけだった。大体それくらいの重さの別のゲームを購入するのに二の足を踏むようになってしまった(gun shy)。このゲームは、もう少し重めでもいいなんて評価すらされてる。これが自分で買わない最大の理由だよね。あまりにも多くの要素があるって決めつける前に、まずは遊んでみたい。そして、まだこのレベルの複雑さをする気力があるか(up for)知りたいさ。ルール説明と洗練されたプレイ感があるか次第だけどな。
44位:「バラージ」
BGGが宣うには、いろいろ不幸があったけどさ、こいつは良い感じのヘビーゲームだぜ!テーマは実にユニークだ。そうだ、「バラージ」について面白い話がある。数年前のGEN CONのプレイテストホールで、自分がデザインした作品を試遊(demoing)しようとしてたんよ。前のゲームが片付くまで自分のテーブルを待っていたんだ。そしたら、たくさんの木駒を片付けるのに時間をかけてる奴がいて少し腹がたっちまったよ。そう、たくさんだ!そんで、自分のゲームを始める時間がもうすぐっててところになっちまった!今にしてみると、そいつはSimone Lucianiだったと思うね。多分。あぁ、とにかくだ、あいつらは「バラージ」の試遊をしてた。ボードが歪んでるだとかー、コンポーネントが収まらないだとかー、ゲームの製造に関するトラブルについては立ち入らないことにするよ。大変な(awful)話だ。
個人的には、これは、卓を立てるには重ゲーすぎるし、難解すぎるって具合の別のケースだと思う。このリストでは何度も何度も出てくる話だ。まじで私だけが遊ぶのに認知的負荷がかかりすぎるって話をしてるのか、それとも別の問題があるのかわからん。うーん。友達の1人が持ってるし、ルール説明をして遊んでくれると思うから、このゲームを遊んでみるかもねー。条件が揃ったと思ったら遊ぶと思う。
41位:「マンション・オブ・マッドネス 第2版」
BGGくんがね、FFG(※Fantasy Flight Games)とクトゥルフ、間違いないじゃん!って言ってたよー。ここに来て、まただ、第2版だ。そんで、ここまで来て、まただ、1人対多人数のゲームだ。こういったゲームについてどう感じているかなんて思いもよらなかったけど、どうやらめっちゃ強い気持ちをもってるみたいだ。BGGがこういうゲームが好きなのは間違いない。BGGは協力ゲームも好きだよね。BGGは、驚きのある物語も好きだ。こういうのは、もうどうにでもなぁれと思うか、積極的に嫌いにさえなるかという要素だ。
このゲームのテーマは、ある意味で面白いさ。罠とか隠された物がある不気味な屋敷って設定は好きだ。そんで、1人対多人数だけれども、この版ではアプリが提供されたんだってか。あぁ、私にとっても、どうやらそいつはちょっとマイナス点になるな。そう、私こそが、コンピューターとボードゲームは異質で分かつべきだって考えている1人だからだ。コンピューターは家にあるし、コンピューターゲームが大好きだし、それで遊んでるさ。そっちのゲームは驚くほど複雑で美しいプレイができる。そして、私にとっては1人で遊ぶものだが、リラックス効果が得られることが多い。いずれにせよ、このゲームを遊んでみて、どんな具合に行くか見たいとは思っている。でも、コレクションにプラスチックやそんなような物は要らないと思う。まじで要らないのは、物語のナレーションな(story voice overs)。ボードゲームの横にiPadなんか要らない。結構でございますよ。
40位:「マラカイボ」
BGGくんが、Pfisterのユーロ!って言ってたみたい。BGGのみんなは、豪華で、歯車がたくさん噛み合っているように複雑な(cog-laden)ユーロゲームが好きなようだねぇ。私もだ。この点については、BGGに大賛成!Alexander Pfisterは、この分野における偉大なデザイナーの1人だ。彼がゲームを作り続けてくれるのを願うさ。このゲームは、今まさに私のほしい物リストにぶち込まれてる。間違いなく遊ぶか、購入するさ。じゃあ、今すぐ外に出て買いにいかないのはなーんでだ。
先ほどと同じように、重すぎるように感じるユーロゲームをためらってしまう(skittish)。このゲームは、BGGの重さ的にはほとんど4に達している。大概は、ルール説明に時間がかかりすぎる。素晴らしいルールブックであれば、大きく変わるんだろうけどね。「マラカイボ」は、素晴らしいルールブックとなってるんだろうかね。そして、まさしく直感的で洗練されたシステムだったら同じように助かる。この辺りがよくわからないので、もっとちゃんと見なきゃいけないね。多分、ルールをダウンロードして読んだり、通しプレイ(run through)を見れば、安心するかもね。買う前に遊んだほうがいいかな。
39位:「Too Many Bones」
BGGがなんて言ってるんだ?ダイスを使った、ファンタジーテーマのポーカーチップゲーム、少し重めだとさ!えぇ、この時点で、私の思うことがわかるかもしれないよね。テーマは、まぁ良いだろう。つまり、是が非でもファンタジーテーマのゲームを見落とせないってわけじゃないが、好きではある。素晴らしいダンジョン探索(crawler, 徘徊)ゲームは、いまだにほしい物リストに入ってるよ。たくさんのゲームを試してきたけど、完全にやり切ったってものはまだない。一例として、今の時点で、マック上で、「グルームヘイヴン スタートセット 獅子のあぎと」や「グルームヘイヴン」自体の探索にのめり込んでいる。そうね、こういうを探索するのが好きだ。
このゲームでは、マジ複雑で非対称な詳細なキャラクター作りを全部ダイスで行う。サイコロを振れってか?(※bonesにはサイコロの意味もある。)。「ロールプレイヤー」はおんなじことしてないよな?違うって?とにかく、今のところ、複雑さがこのゲームのネック(the stopper)だ。BGGによれば、3.84だってさ。そういえば、非対称能力のせいだと思う。全てのプレイヤーボードに長ったらしい量のアイコンとルールがある。けど、私にとっては重すぎるゲームだって思うし。その上、この怪物級のゲームが要求してくる現在の値段分のドル(current dollars)を使うとは思えないよ。じゃ、要らねーな。
32位:「フードチェーンマグネイト」
BGGさんがね教えてくれたの、Splotterも重いユーロゲームを作り上げた!ってね。テーマはイカしてる。そう、イケてて、オリジナリティを感じるテーマだ。Splotterは、私が全く遊んだ試しがない重いゲームを作ってるね。うーん。どう言ったものか。だんだんと明らかになってきたと思うけど、カットオフ値(cutoff point, 閾値)があるのかもしれない。でも、ただ、めちゃくちゃ重いゲームを遊びたくないんだよ。3.5とかそれ以上なのかもしれない。このゲームは4.2だ!
そのほかの嫌なところは、計算のところだ(テーマとアートはとてもイカしてる!)。私がとても計算が得意なのはほとんど異論がないんだ。ゲームの舞台での計算は、面白くないよね。計算が早くできるわけじゃない。見積もりとかも、まぁできるけど、ものすごくできるわけじゃない。だから、プレイするのに計算、つまり、投資と利益が重要なゲームは、おそらく、何時間も座って遊びたいやつじゃない。「電力会社」がまさに限界といったところだ。仮にそういうゲームだったとしても(if at all)、「Tulip Bubble」のようなお金の単純計算のほうがいいね。
前と同じように、誰かが座ってこのゲームのルールを教えてくれれば、試しに遊んでみるだろうさ。まぁ、時間があればだけど。けど、うまくプレイできるかは全くわからないし(おそらくできないと思う)、楽しいというよりムカついてくるかもしれない。というわけで、今のところ、ないわな。
17位:「ネメシス」
BGGちゃんがね、我々が待ち望んでいたエイリアンボードゲームだって言ってたんだよー。このゲームが2018年に発売されたってマジ?上位に躍り出たって聞いたのが去年のように感じるよ。その理由は、やたらと宣伝された(blew up)2回目のKickstarterがあったからかな。つまり、1回目(2018年)がめちゃ成功して(made a ton)、2回目(2020年)が2倍のめちゃ成功(double tons)だった。とにかく、なんて素晴らしい製造技術なんだ!昔のあの頃だったら、Fantasy Flight Games社のジョイントだった。素敵なミニチュア、たくさんのダークミステリー風のタイル、テーマ的に完璧な出来事が訪れる。ゲームの他の要素は、特殊なカードを使った半協力的な作業(affair)で、素晴らしい緊張感がぎっしり詰まってると思うね。しかも、ダイスを振るんだ!
このゲームをプレイすることに大反対ってわけじゃない。それに、(おそらく)いつか所有することすらあるかもしれん。だけど、同じことになるけど、このゲームの値段が買うのを躊躇わせる。もっと勉強させてもらいますって態度はないのかよ(it's just too much)。私はこの映画(※「エイリアン」)のファンなんだ(うん、1作目と2作目だけね。)。何年も前に、持っていた「Space Hulk」を遊んで、そのゲームのテーマも楽しめた。でも、そのゲームは1対1だった。半協力要素は、ゲームデザイン的にうまく実装するのが難しいと思うのよ。だけど、多分、このゲームはそれを解決したみたいね。ゲーマーの友人がこいつを手に入れたら、間違いなく遊ぶよ。
11位:「スピリット・アイランド」
BGGの皆様が言うには、"ゲーマー"の協力ゲームがついに来た!とさ。製品の質は素晴らしいように見える。けど、またもや、協力ゲーム一般がノット・フォー・ミーだ。そんで、プラスして、このゲームは、他の協力ゲームよりも複雑なのがウリらしくて、私にとってはなんのプラスにはならない(BGGの重さの評価では4.03だ。)。実のところ、重ゲー好きが協力ゲームが好きになるのに驚きなんだ。「スピリット・アイランド」のおかけで、おそらくそうなんだろうと思うようになったよ。少なくとも数千人はそういう傾向にある。
このぐらいの重さのゲーム(それ以上のゲームも)は、私を魅了しない。繰り返しになるが、⑴私にとって、ルール説明が長くなりすぎる(概して、私がルール説明担当なんだ。)、⑵長時間のルール説明を聞いてくれるゲーマーが多いとまではいえない、といった可能性が高い。おそらく、別の言い方をすれば、ゲームの複雑さは、私には魅力的に映らない。そして、正直な話、個人的にテーマもあんまりだ。カラフルだけど、ゲーム中の出来事がどんなのか、よくわからない。つまり、プレイヤーは精霊となって、侵略者たちの侵略を止めようとするのはわかる。でも、それって楽しい体験なのかい。私は、いつも、「Populous」がとてもイカしたアイディアだと思ってるけど、小さい人々を滅ぼすような災害を呼び寄せるところが、同じように動揺してしまうんだ。「スピリット・アイランド」は、おちゃらけてて(silly)、面白いこと好きな(fun-loving)人向けのゲームなのか、いかめしい(dour)感じのゲームなのか。私にはいかめしい感じに見えちゃう。
余談だけど、私が楽しめた重いゲームを探したら、「Die Macher」があった。このゲームがなぜ好きなんだろうか。あぁ、これは、みんなが欲しがってるけど、手に入りにくいゲームだ(grail game)。そして、ありがたいことに他の誰かからルールを教えてもらって遊んだよ。私にとっては、会合(convention)のイベントのことだったさ。とても気に入って、ゲーム時間が短くなったとまで説明を受けたのでリプリントを買ってしまったよ(実際は、ラウンドを短くしただけなんだけど。)。今になって改めてプレイしてみると、やっぱり楽しめた。なぜかって。うーん、このゲームはあんまり重すぎるわけではないと思う。このゲームには、とてもはっきりとしている(disciplined, ※統制が取れたとか、制御されたとかが原義)が、とても単純なフェーズ(phase)が構成されてる。ゲームの重さは、主にゲームの長さと先のことを見据えなければならない点が要因だと思う。でも、アクション選択は?めちゃくちゃシンプル。非対称性はない(具体的には、プレイヤーの一人ひとりにルールブックがあるわけではない。)。特別カードのルールもない。計算に強くない私にとっては、お金を管理して、頑張るだけだ。たくさんの回数を遊ぼうとは思わないが、所有できて嬉しいよ。明らかなことは、私は、茶葉みたいに厳選された(select)重めのゲームが好きみたいだ。
10位:「War of the Ring: Second Edition」
BGGの皆様方のお言葉では、John Ronald Reuel Tolkien(JRR, ※「指輪物語」の著者のトールキン)のベストゲームだ(Fantasy Flight Gamesのカード版もとても人気だけどな。)。私は、「指輪物語」に関わること全てに弱い(a soft spot)。何度も著作を読んだことがある(入手困難なミレニアムエディションも持ってる。)。実際に、去年も読んだよ。そうね、ファンなわけだ。ある意味で、このゲームをプレイしたことがある。GEN CONで。1回だけだ。この話は、ゲームのルール説明をしてくれるゲームマスターが全く現れなかったということだ。申し込んだ私たちは、ルールブックから自分たちで学ぼうとしたさ!あぁ、めっちゃ、やりがいを感じたよ。ゲームの半分くらいしか遊べなかったと思う。なんかあの、サイコロちゃんを振ってアクションを選択する、あれ(thingy)が印象に残ってるかなぁ。なかなか面白い話だったね。うーん。「War of the Ring Collector's Edition」がランクインしちゃいけない理由を誰か知ってるかい。今、高騰してるゲームの話をすると、ひぇー。GeekMarketをご覧よ。とにかく、このバージョンの話に戻ろうか。
初版は、上位100の圏外である139位に悲しくも佇んでる。でも、もう一度いうと、前と同じように、BGGは、新しい版がランクインすることを許容してる。ゲームが100位内に入っていれば、新しい方は同じようにランクインすることが多い。選択バイアスじゃねぇか!それで、大量のミニチュアとコンポーネントを手に入れる際にかかる値段はさておくとして、これは2人用ゲームだ。うん、言いたいことはわかる。それより多くの人数で遊べるじゃないかって。でも、2つの陣営に分かれるでしょ。皮肉にも私が持ってる「Star Wars Rebellion」みたいなわけだ。うーん。おそらく、「指輪物語」(LOTR)は、「スターウォーズ」みたいに私を惹きつけるものじゃないのかも。そんなように思えるけど、「Star Wars Rebellion」もテーブルに置くことができないんだ。おそらく、これも結局そうなる運命だろうね。
でも、全体としてみると、このゲームは、無秩序に広がっていき、大規模で、時間がかかる感じで、遊ぶのをためらわせる。このストーリーのアイディアと壮大な結末は大好きだ。これは、おそらくゲーム体験を最大する最高の方法だ。でも、個人的には、卓上に並ぶゲームではないということだ。
7位:「ガイアプロジェクト」
BGGのみんなは、「テラミスティカ」+αだって言ってるね。それとも、「テラミスティカ」+α以上かな。そうじゃなかったら、「テラミスティカ」の宇宙版かな。そうそう、多分、それだ。私は、「テラミスティカ」がめちゃ好きだ。私が取り上げることができるギリギリといえるほど(the edge of what I can table)複雑な事態なのは間違いなかった。でも、不思議なことに、ゲーマーじゃない私の兄弟は「テラミスティカ」が心底好きなんだ。彼は、その理由を説明できないようだ。「テラミスティカ」が彼にしっくりきただけで、「テラミスティカ」のアイコンとフェーズ構成がうまく機能していることの証左だと思う。間違いなく、とても洗練されている。収入を得ることが"手"のアイコンで表されたのを見たのは初めてだった。それは間違いないと思うよ。よくできてるさ。
それじゃ、「ガイアプロジェクト」に移ろう。遊ぶつもりはない。つまり、「テラミスティカ」よりも優れてるかもしれないが、「ガイアプロジェクト」は、ルール説明の(※長さの)せいであんまり頻繁には卓に並ばない(1年に何回もプレイしたことはないよ。)。もちろん、何度も言ってるけどさ、会合で、みんなが遊びたいって言ってたら、試してみるさ。⑴私のゲーム仲間で「ガイアプロジェクト」を持っている人を知らない(?)し、⑵会合なんて(そんなに多くは)開催されないし、⑶「ガイアプロジェクト」は今では古いゲームなので、そういうことにはならなさそうだ。最後の部分はある意味で重要だ。古いゲームよりも新しいゲームの方が持ち出されることが多い。単にそういうことだ。ゲーマーは新しい体験が好きなのさ。
3位:「ブラス:バーミンガム」
BGGの人たちが、「ブラス」(※旧版を指すのか、ランカシャーを指すのか不明確のため、単に「ブラス」と表記する。)に新しいボードが付いた?って言ってるね。やったぜ、どうぞ付けてくれい。実のところ、このゲームがこんなに高く評価されてるのにショックを受けてる。このゲームよりも年長の兄貴よりも遥かに高く評価されてるんだ。もちろん、Kickstarterで、このゲームの支援が始まった。私は、「ブラス:ランカシャー」を支援して、こいつを支援しなかった。でも、多分、私が少数派だったか。ゲームとしての「ブラス」が好きだ。新しいボードはくすんでいて(muddy)、暗い色合いにもかかわらず、楽しめる(テーマ的には優れてるけど、プレイはしにくくなったよね。)。実際に、「ブラス」でのお金の管理やルート構築はそんなに不得手じゃない。ゲームでは不得意なところなんだけど、ちょっと不思議だ。
「ブラス:バーミンガム」をプレイしたいとは思わない。私は、そうじゃない方のゲーム(※ランカシャー)を持っていて、今ところ、少ない回数(a handful of times)しか遊べてない。だから、アップデートされたボードを手に入れる必要性が理解できないんだわ。違った風にプレイするのかな。要は、新しいルールとか、新しいリソースとか、新しい何かとかがあるのかい。それを知ろうとも思わないかな。何度も言うけど、オリジナルの方(※ランカシャー)を持っている、ほとんど飽きてない。なんで、次の作品に移行しようとするんだい。
はい、そんな感じだ。
そのほかの上位100ゲームは既に遊んだことがあって(そして、おそらく所有している。)、評価済み(※Geek Ratingのタブを選択すれば、ランキング順にゲームが並び、著者のレビューが総覧できる。)だから、もし、私の考えを知りたければ、そのゲームの評価の際のコメントを見るといいよ。例えば、私が一番嫌いな上位100ゲームの中のゲームは、「Battlestar Galactica」だ。まじで嫌いだね。上位100ゲームについて言いたいことがあれば、投稿してくれ!私たちがBGGの全体とどれほど異なっているかを学べたか確認してみよう。読者のみんなは近い意見だったかい、遠い意見だったかい?もし、親近感を覚えたら、上位100ゲームの全ゲームを遊んだことがあるかな。もし、自分の好みとえらい違うなと思ったら、なんでこんなところにいるんだい。
うーん、まじで長いブログ記事を2本も書いてしまった気がする(※この前の記事も長文だった。)。これがこの先も続くようなトレンドだとは思ってない。けど、(※この長文に)付き合ってくれた人たちには、感謝!飽きさせてしまったかどうか教えてくれ。えーと、実際に、飽き果ててしまったならば、教えてくれなくていいや。それでも、オーケーさ。
そんじゃ、ゲームで遊ぼうか!
以上
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