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【雑文】note創作大賞応募者を応援する会(五回目)

例によってタイトルのつけ方をミスったまま放置しているのでわかりませんがおそらく四回目の記事のことだと思います。いつもありがとうございます。ふと気がつきましたがタイトルで判別がつかないから画像使いまわせるんじゃね?と姑息なことも思いつきました。しないけどさ。


 5回目はごめんなさいからのスタートです。
 前回の記事でハッシュタグ数のお話をしましたが、引っ張ってくる数字を間違っていたようです。ハスつか様のご指摘により知ることができました。ありがとうございます!

 前回の記事というのはこちら↓↓


 #note創作大賞2023のハッシュタグ数が3日間で10,000も減った!と思ったら取ってくる数字が違っていたようです。


で、あらためて集計しなおしてみると……

7月4日現在の数字です。


 その差30,000。小説5部門が平均12記事の連作を書いていれば妥当というくらいの数字です。
 ……いや、妥当じゃないだろう。多いわ。すみません。全然減ってなかった!
 これって要するに、#創作大賞2023のタグだけをつけて、応募した気分になっている方が多いということだと思います。どの部門に応募するのか、もうひとつタグづけが要りますからね! ご注意ください!


 それと、#オールカテゴリー部門をひたすらザッピングしていて常々思っているのが、「何故この部門で出した?」的な作品がちらほらあること。
 先ほどの表を見ていただくと、各部門によって応募数はかなり偏りがあります。さらに各部門によって関わってくる編集部数が異なります。各カテゴリー、1編集部1作品を選ぶとすれば、どこに応募するかで選ばれる可能性が大きく変わってくる。
 例えば、ミステリー小説部門だったら、6社が入っているので、現在の数字で行くと63分の1の確率で選ばれるわけだ。対して、オールカテゴリー部門で審査されれば、10097分の1になる。まあ、オールカテゴリーからの選出は1作品じゃないかもしれないけど、仮に10作品選ばれたとしても1000分の1。
 私と同じく2万字到達する前に息切れして倒れ込むランナーはともかく、しっかり量が書けていてミステリー要素もあるお話が、何故かオールカテゴリーで見つかったりします。あと恋愛小説部門と漫画原作部門でいけそうなやつもです。なんてもったいない。多少字数が足りないのならリライトして体裁を整えて、そちらで応募すべきだと思います。

自分、本格ミステリーじゃないんで

 みたいな不器用なことを思ってオールカテゴリー部門に入れられた方もいらっしゃるかもしれませんが、一度選ぶ側の気持ちになってみましょう。
 オールカテゴリー部門から何作品かピックアップするとしたら、どんな記事を取り上げますか?
 仮にこの部門で素敵なミステリー作品があったとしても、ミステリー小説部門から6作品ピックアップされているのです。よほど良くないと選ばないのではと推測しています。
 それよりは、このカテゴリーにしか当てはまらないよね、というのを積極的に取り上げるはず。実行委員会としては全体的なバランスを取りにくるのではと思いますよ。

俺様をカテゴライズするなんざ100年早ぇよ

 みたいな作風の方のためのオールカテゴリー部門だと思います。俺様の作品を探して日々ザッピングを続けております。

 そんなわけで今週のひよこセレクションです。

・オールカテゴリー部門の新着に上がってくる記事
・スキが少ないもの(50以上あるものは見てないです)
・基本は短編小説。その他のジャンルをピックアップしていたとしたら、それは思わず読んじゃったやつです。
・私が読んで「あ、面白いかも」と思ったもの

*ざっとザッピングするので、読みにくいものは外れている傾向があります。
*読んでいたときの気分とかにも大きく左右されています。悪しからず。

雑な基準。。。


 

まご「なあ、おばあちゃん」
祖母「ん?」
まご「なんで戦争はなくならんの?」
祖母「うん」
まご「よその国でも歴史は勉強しよんじゃろう?」
祖母「しょうるじゃろうな」
まご「原爆のこと、知らんの?」
祖母「国によって教え方が違うじゃろうし、教えん国もあるじゃろうな」
まご「なんで教えんの?」

 祖母とまごの会話(多分岡山弁)。まごのストレートな疑問が突き刺さります。これを読んでいてグレタ・トゥーンベリさんのストライキを思い出しました。環境問題でも戦争でも差別でも、実は子どもの方が本質を突いている気がしますね。大人になると色んな周辺の諸事情とかを鑑みて本来の目的・目標が見えにくくなっている気がします。


 2年2組では【名無しの密告者】というSNSのアカウントが流行っていた。毎週金曜日に、フォローしてる誰かのアカウントにランダムでクラスメイトの秘密がDMで送られてくる。午後1時に送られる暴露DMを2年2組は不安、興奮、好奇心で心待ちにしている。
【ーーは、人を殺したことがある】。私の名前の書かれたDMがクラスメイトに届いた。
 今どき感のある短編ミステリー。ちょっと展開が早くて(?)2,3回読んでやっとわかった部分もありますが、細かな伏線&回収がミステリーを書きたい人(私のことです)には参考になります。


 僕は人と話すのが苦手だ。僕の言葉で話そうとするとき、うまく言葉が出て来てくれないのだ。この性格をどうにかしたいと同僚に相談をすると、歯医者を紹介してくれる。その歯医者は歯に服を着せる趣味があるらしい。
「歯に衣着せぬものいいって、本当はいい意味なのにさ、お前は多分悪い意味でとってる。一回、歯に服、着せてもらったらいいさ」
「歯に衣着せぬものいい」「奥歯に物が挟まる」という慣用句がお話になっています。口を開けば銀歯がキラリという方は多いけど、スパンコールがキラリの方はオシャレなのかもしれません。


 めちゃくちゃマニアックな漢字のエッセイ。多少なら本を読んだり書いたりする方なので、それなりに漢字は読めるつもりでいましたが、全く読めません。読めないというか存在すら疑うようなめくるめく……じゃなかった目眩めくるめく漢字の世界。読み仮名も、ネタとしか思えない。でも『大漢和辞典』に載っているんですね。すごいなぁ。いつ使うの? その字。


 視力が低下してきた子供たちを連れて行った眼科。その視能訓練士の中に、気になる存在が。見目麗しいその男性は、物腰柔らかに、とても丁寧に患者に接している。話し方もとても穏やかで、声も茅の好きな声だ。やがて茅は右眼に異常を感じ、今度は自分のために眼科へ行く。53歳にして運命の人と出会う胸キュンピュアラブストーリー。
 普段は恋愛小説は読まないのですが、ついつい世界観に魅了されて読んでしまいました。もう20代の恋愛にピンと来なくなった年代ですが、50代のピュアなお話には反応してしまう。ふるふるする。



私の応募作品と応援記事をまとめて貼っておきます。そういやまだ見てなかったな、という方は是非ご覧ください。


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