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【雑記/紹介/応援】宣伝部長を宣伝する会 #創作大賞感想

 創作大賞感想の応募期間は月末。自作を書き終えたnoterさんの感想記事がドバドバと上がってきております。
 私もこの機会にたくさん読んでたくさん書きたいと思いつつ、他の方の感想へも足を運んでます。まずは他の方の感想を見てから、と思い……

 気づいたのです。
 皆様、緊急事態です。

 あの宣伝部長、コッシ―さんをご存知ですよね?
 すまスパ宣伝部長としてすまスパの宣伝はもちろん、シロクマ文芸部にも高頻度で参加しつつ、創作大賞感想の記事はすでに10本以上上げてくださっているお方。感想でなくても記事に名前を出してもらったことのある方は多いのではないでしょうか。
 そんなコッシ―さんはエッセイ部門に4作品エントリーされています。
 その感想記事を読みたくて検索したところ、


これは何? 悪いのは検索の仕方? 私の目? それともコッシ―部長??


なんということでしょう。ひとつもヒットしないことなんて、あります?
検索の仕方が悪いのかと思い、他の方で試しに検索してみると、


ちゃんと出た。他の人でも、出るんだなこれが。しかも自分の記事も出るはずなんだけどな。

……うん、これはあれだ。

コッシ―宣伝部長、宣伝不足です。🐤

 福島太郎師範代をご覧ください。記事を見れば宣伝、会えば宣伝、口を開けば感想文依頼ですよ。福島太郎さんのフォロワーは、福島文学のタイトル名認知度ほぼ100%です(たとえ読んだことがなかったとしても)。

部長なんだから、これくらいやってくださいよ。🐤

 と短期バイトの小鳥が生意気なことを考えてしまうのでした。


 さて、気を取り直して紹介と感想を。

 まずはイチオシのこれ。

 小学校2年生の時にばあちゃんと同居することになったコッシ―さん。学校から帰るとばあちゃんの部屋へ行き、お菓子やカップ麺をもらうのでした。やがて認知症が進み弱っていくばあちゃんと思い出のカップ麺のお話。

 このエッセイは、読む方の年齢や経験によって、感情移入する先が異なるかもしれません。私も同居していたこともあり、コッシ―さんの気持ちもわかりますが、行間にあるご両親のご苦労も共感できるし、最近少しずつばあちゃんの気持ちもわかるようになってきました。

 子どもの頃、おばあちゃんに「これおいしい。これ好き」というと次からそればかりが用意されていました。あまりにもそればかりだから、あまり強く言わないように工夫したものです。
 でも年を取ってくると、おばあちゃん側の気持ちもわかってくる。「要らない、不味い」とは言われたくないのだから、それは「美味しい」と評価してくれたものを用意しますよね。子どもからしたらそんなつもりがなくても、大人からしたら拒絶されたような気になってしまう。
 「この子はこれが好きなんだ」「美味しそうに食べてくれた」という強いポジティブな印象が残ることは、おばあちゃんにとっても幸せなことなんじゃないかなと、読みながら思いました。

 きっとコッシ―さんはばあちゃんのことを思い出しながら、すすり泣きながら、金ちゃんヌードルをすすったことでしょう。


 タイトルから察してください。ホラー展開です。
 介護施設で働いていらっしゃるコッシ―さん。入居者は年配なのだから、急変して病院へ運ばれることも、施設内で看取ることも免れません。
 当直の夜中0時頃、暗闇に佇む”誰か”。その身体、何かがおかしい……。

 あ、ホラーが苦手な方も大丈夫です。最後はハッピーエンド(コッシ―さんを除く)なので、楽しんでご覧いただけます。
 この話はハッピーエンドですが、こういうガチな話があったとしても、そう不思議ではない場所と環境だと思います。まことしやかな怖い雰囲気の出し方、フリ方、オチへの持って行き方は、さすがの筆力です。
 私はホラーを書くのが得意ではないので「なるほど、こう見せるのか」と勉強させていただきました。


 コッシ―さんの奥様、美容学校へ行くの巻です。
「いつか美容系の仕事をしたい」という夢を持つ奥様。10代の子たちに混ざって美容学校へ通い、真面目に授業を受ける。やる気の見えない子たちに憤慨しつつも修練を積む奥様に青天の霹靂。まさかの閉校?!

 まず、奥様に対して尊敬の念に堪えません。お子様を育てつつ40代で夢を持ち、それを叶えるべく行動できるってすごいことだと思う。誰もができることではありません。
 私も実は栄養士の資格が欲しいなぁとか考えるんですが、仕事を辞めてみっちり学校に通わなければ取れない資格です。取る人は20代前半までに取っているだろうし、飛び込んだらまさに奥様と同じような四面楚歌になると想像できます。
 「人間、いつでも夢は持てるし叶えられる」のかもしれないけど、実際は家族の理解やお金や時間といろんな兼ね合いが出てくる。夢は叶えやすいタイミングがあって、それを逃すと途端にハードモードになる。にもかかわらず飛び込めた奥様は本当にすごい。応援してます。


 コッシ―部長のチリチリ、アトムになる編。
 先ほどのエッセイで奥様が美容学校へ通われているお話がありました。その続編と思って差し支えないでしょう。毛染めの練習に身体を張って挑んだコッシ―さんの雄姿は、まるで科学の子のようなできあがりに。

 お風呂でシャンプーする時に髪型変えて遊んだ経験、ありますよね。シャンプーが苦手だった子も、そういう楽しみを覚えればお風呂も積極的に入ってくれる。その毛染めバージョンです。シャンプーはざばっとお湯をかければ流れますが、毛染め液はなかなか強力なのでは……。
 でも、こうして実験台になってあげたり、いたずらされたりするところに、ご夫婦の深い絆と愛情を感じ、ほっこりするのでした。
 ツヤッツヤ、テラッテラの完成写真も必見ですので、是非記事をご覧ください。


 最後に、本編前のまくらにあった衝撃の事実を共有しておきましょう。

僕はこう見えて会社では介護事業部の統括責任者を任されている。80人を超えるスタッフをまとめたりトラブルなどが起こった際には迅速に対応している。

【心優しい科学の子】より

 ……え、エライ人やん……!! ガチの部長やん……!!
 慌てて記事の冒頭から呼び捨てにしてた(オイ)部分に「部長」を追加しました。
 短期バイトが生意気な口を叩いてすみません。
 でも、最後にひとつだけ、もう一回だけ言わせてください。


コッシ―宣伝部長、宣伝不足です。🐤


追記です。
宣伝部長より、
「ちゃ、ちゃんと感想記事書いてもらってるんだからね! ウソじゃないからね!」というコメントをいただき、無事拝見することができた記事を勝手ながら紹介しておきます。

書かれる方がいて本当に良かったです。
何故か検索で当たらなくてすみません。つい面白くてネタにしてしまいました。


さらに追記。
タイミング的に私のおかげでは無いような気がしますが、部長の感想記事がアップされたので自分の手柄のように堂々と紹介させていただきます。


さらにさらに追記。
なんとあやしもさんが、この記事を読んで感想文を書いてくださいました!(ドヤっていいところは遠慮なくドヤる)
創作大賞応募作品だけでなく過去のコッシー宣伝部長の生き様も知ることができる紹介記事です。


さらにさらにさらに追記。
またも例によって私のおかげではないですけど、さらに感想記事がアップされました! しかもコッシ―宣伝部長を宣伝する会にコシキリツカさんとして加わってくださるそうです!
コッシ―部長のもとのエッセイよりも泣ける感想記事です(って部長が言ってます)。


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