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効果的な自己PRを作る

面接で必須の質問、「自己PR」もしくは「あなたの長所は何ですか」に対して、どのように回答していますか。

自分を売り込んで、入社をぐっと近づけたいですよね。そんな時に、効果的なアピールできないと損です。


あなたがどの商品を買うか悩んでいるとき、「最安」「高性能」といった強みがある商品と、長々と文章が書かれているけど内容がよくわからない商品、どちらを購入しますか?

長所はわかりやすく、受け手に届ける必要があります。

そこで今回は、面接官に響く、自己PRの作り方をお話しします。



組み立て方のテンプレ

3つのポイントを意識して、作成してみましょう。

①結果
②過程
③過程から得られたもの


①結果

まずはアピールしたいことを、言いましょう。結論から話すことで相手に要点が伝わりやすくなります。

②過程

①の結果が出せた理由を話しましょう。努力したこと、工夫したことを話すことで、あなた独自のエピソードになります。

③過程から得られたもの

結果を出すために行った行動から得られたものが、あなたの強みになります。今のあなたを形成しているため、転職先でもこの能力を評価されることになります。


エピソードを作ってみる

「手順書を整備し、部署全体で業務効率化に成功した」というエピソードでアピール内容を考えてみましょう。

①結果

「手順書を整備し、部署全体で業務効率化に成功したことです。」が結果でいいでしょう。


②過程

「業務が属人化しており、手法の統一がされていないため、作業ミスや成果物が異なり、手戻りが発生することが多々ありました。そこで、手順書を整備し、手法を統一化し属人化を防ぎ、作業ミスを減らすことに成功しました。手順書は作業者に手順をヒアリングし、効率的な方法を検討しました。確定した手法は、部署内で承認してもらいました。」


③過程から得られたもの

「手順書作成能力を身に付けることができました。」


このようにまとめてみましょう。3つのステップを経由すると、きちんとアピール材料を網羅できるようになったと思います。



面接での答え方

「自己PRしてください」という質問に対して、先ほど作成した内容を①結果⇒②過程⇒③過程から得られたものという順番に話していけば、ばっちりです!

また、「あなたの強みは何ですか」という質問に対しては③過程から得られたもの⇒②過程⇒①結果、と話せば応用できます。

語尾や、話し始めは少し変えてくださいね。


まとめ

最後に、今日の内容をまとめます。

①結果
  アピールしたいこと
②過程
  ①の結果が出せた理由
③過程から得られたもの
  結果を出すために行った行動から得られたもの

自己PRは①⇒②⇒③で話す
強みは③⇒②⇒①で話す


面接を受けていて、イマイチ伝わっていないかたは、話の構成に問題があることが多いです。この方法で、自己PRの内容を見直して、自分をどんどんアピールしましょう。参考にしてみてください。


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